と、、、オーナーさんからの悲痛なコール。。。
モノは1995年式のAMG C36...
今年の暑い夏は絶好調で乗り切った様ですが、寒くなりだした今頃になって、、、
で、、、先日ウチに入庫。。。( ゚д゚)
診断機での診断が通用するモトロニックエンジンですが〜。
早速、診断機で調べた診断結果は。。。
点火不良だの変速不良だの、燃料供給異常だのまあ、色々と賑やかなエラーが満載。。。Σ(・□・;)
データストリームでエアマスの補正データがおかしな値をウロンコロン。。。((((;゚Д゚)))))))
水温データも、、、吸気温度も。。。チト、、、ズレが大きくもなって来てるから不調のキッカケは色々と。。。
で、、、まずは定番で鬼門のエアマス交換。。。
エアマスは単純に交換してソケットを繋いじゃうと、、、たまにエアマスが即死するケースがあるので注意が必要なのです。。。
エアマス本体をセットしたら、ソケットを繋がずにイグニッションスイッチをON。
三分程度放置して一旦イグニッションスイッチをオフ。
コレでダメなエアマスの不良データがリセットされる。
ほんでもって、、、
ヘッドライトSWをONにしてからイグニッションSWをON。
エアマスのソケットを繋いで暫く放置。
コレで学習を開始して五分位で完了します。
そしたらイグニッションを一旦OFFにして、一呼吸置いてからエンジンスタート。
エアマスだけの問題ならばコレで調子良くなる筈ですが。。。
今回は。。。
生ガスタップリでボロボロいってる状況な為、、、振動が凄ェーこと!凄ェーこと!
まるで一昔前の二トン車もビックリな位のバラつきでブルブル唸ってる有様。。、
恐らく、水温センサーや吸気温度センサーが実際より低い水温や吸気温度を感知してHFMに送信していたので既に燃料は濃い目。。。そこにエアマスが逝ったもんだから更に燃料が濃くなって。。。
水温、吸気のセンサーを交換して、、、
診断機で故障チェックをしてみたら今度は二番シリンダーと三番シリンダーの点火不良と出た。。。
ダイレクトイグニッションコイルを外してプラグを全数外してチェックすると。。。
予想は大正解〜。
プラグ全数がカブりまくって、特に二番と三番が酷い。
プラグを全数掃除して再装着。
ダイレクトイグニッションコイルを装着して、再びエンジン始動。。。
エンジンの振動は解消されました。
再び診断機を装着して、点火状況をチェック!
タペットカバーの上にソケットレンチのソケットだけを置いても振動で揺らぐこともなく。。。
快調なC36に戻りました。
明日はフューエルポンプとフィルターの交換です。
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2013/12/05 15:54:42