
猛暑が続く7月🥵今回のテーマは3年前にも挑戦した『ホタル』
闇夜で光る幻想的な姿は夏の風物詩にぴったりである✨
茨城県内の自生地や観賞地は意外と沢山あるが……
今回も前回訪れた水戸市の『七つ洞公園』と笠間市の『北山公園』

どちらも大きな駐車場があり、ホタルが生息するポイントまでは徒歩数分でありアクセスが良い場所である🚶♀️
最初は水戸市の『七ツ洞公園』
水戸市の郊外に位置し田園地帯の中に自然環境を生かした英国式の庭園がある。
七ツ洞公園は大きな農業用水池に四つのダムが築かれているが……

北側のダムA近くの小川付近にホタルが夜遅くまで乱舞することは確認できている。
ダムと言っても農業用水池用なので幅3m程の小さなダムである。
初日は7月2日 水曜日 仕事帰りに高速を飛ばして現地に到着したのは7時🕖

さすがに平日のこの時間だと駐車場の車は他に1台のみ。
駐車場の中央にはサークル状の展望エリアがあるが……

下を覗くと小川が流れ涼しげなせせらぎの音が聞こえて心地よい🎶
展望エリアの下には貞子が潜んでいそうな井戸があるがこれは通気口です。
水戸市は『水の都💦』市内の至る所で湧き水が吹き出ているが、ここは物凄い勢いで湧き出ていた💦

この湧き水は小川に流れているが、この辺りにはホタルは生息していない。
日本に生息するホタルは『ゲンジボタル』『ヘイケボタル』『ヒメボタル』の3種類が有名であるが……

七ツ洞公園に生息するのは『ゲンジボタル』が主である。
そのゲンジボタルが生息するポイントを明るいうちにロケハンします。
まずは一つ目のポイントがこちら💁

左手に森があり木が生い茂る奥の方から湧き水が流れて下の方が沢になっている。
⭐️ゲンジボタルは高い木で過ごすことが多いが、水を飲みに降りて来た時がチャンス📸
途中から散策路は細い木橋になっているが夜は歩くのに注意が必要である。

木橋の奥に古代ローマの廃墟のような構造物があるが、この辺りには前回来た時ホタルはいなかった。
2つ目のポイントがこちら💁

廃墟から少し下った場所は小川から分流した湧き水が溜まって沢になっている。
⭐️森の木から水を飲みに降りて来た時がやはりチャンス📸
3つ目のポイントがこちら💁

ダムの方に抜ける散策路だが右側が小川で左側は森になっていて、かなり暗くホタルが森と小川を行き来する時がチャンス📸
時刻は7時半🕢 そろそろホタルの出勤時間‼️
最初は一つ目のポイントから攻めてみます。

今回は夜景を撮るので明るい単焦点レンズ2本を使ってみます。
10分後数匹のホタルが一斉に輝き始めた✨

ホタルの光はオスとメスが出会うための合図で、メスの弱い光に対してオスが強い光を放ちプロポーズするようです。
10分後 更に動きが活発になってきた💡
ホタルの動きは前後左右&東西南北と予測不能?

ゲンジボタルの飛ぶスピードは蜂が飛ぶのと同じくらいなので、なかなか綺麗に枠の中に入らない🆖
そして1匹のゲンジボタルが森の中から沢に降りてきた。

ここは2、3匹のホタルがいるのが確認できるが……
動きが少ないので次のポイントに移動します🚶♂️

ここは前回来た時は数え切れない程のホタルが乱舞していた場所だが、まだ空が明るいのであまり期待できない。
レンズを12mmの広角に変えてシャッターを長く開放してみると、かなり飛び回っているのが確認できる。
ここは奥に駐車場がありその光が入るので今一つ🆖
レンズを45mmに変えた瞬間、目の前を1匹のホタルがゆっくりと通り過ぎて行った。

やはりゲンジボタルは光が明るいのでツボに入った時は迫力ある🆗
時刻は8時🕗経験上ホタルの活動が一番活発になる時間帯になったので最後のポイントに移動します🚶♂️

100m程散策路が続いているが、木が生い茂りかなり暗いのでホタルがかなりいそうな予感。
前回来た時はここは殆ど立ち入らなかったが、5匹くらいは飛び回っているようだ。
ここも高い木の上からふらふらと舞い降りて来る時がチャンス📸

少しずつシャッターを押すタイミングが合ってきた📸
目の前を猛スピードで2匹のホタルが横切っていたが多分カップルのホタル。
時折飛びながら仲良く追いかけっこをするようなホタルがいるのを確認できる。

ゲンジボタルはメスよりオスの方が光が明るいので、上がメスで下がオスかも?
ホタルはカップルになってしまうと光らなくなるようなので、いつまでも1匹で飛び回っているのはもてないホタルです。

ホタルの寿命はおおよそ一週間。その限られた時間のなか相手を見つけようとオスもメスも必死に生きているので応援しましょう。
時刻は間も無く8時半🕣ホタルは意外と体力がなく飛び回れるのは30分程なのでそろそろ撤収します。
一見上手く撮れているようですが、10回撮ってちゃんと枠に入るのは2枚程なので打率2割です。
2回目は7月6日 日曜日 笠間市の北山公園へ出かけてきました。
北山公園は3つの池が広がる自然公園でキャンプ場やバーベキュー場がある。
園内で鑑賞できるのは『ゲンジボタル』『ヘイケボタル』の2種である。
公園のHPでは6月下旬から既に数多くのホタルが鑑賞できることが案内されていて……

6月28日と7月5日はホタル鑑賞会が開催されていた
この鑑賞会は毎年盛況のようで県外からも500名以上の方が訪れるようだ。
時刻は7時🕖公園の駐車場に到着した。

前日は約600名程の来園者があったようだが、今日はそれ程混雑していないようだ。
北山公園は細長い池を中心に約1.4kmの散策路が整備されている。
久しぶりなので明るいうちにホタルの撮影ポイントを確認しておきます。
北山公園は緑が多く美しい自然がある公園で……

涼しげな池があり厳しい暑さもすっかりと忘れる光景である。
新池には小さな木橋が架けてあり橋を渡ると森の中にゲンジボタルの自生地がある。

ここがゲンジボタルの自生地で森の奥から湧水が沸いていて、足元は沢になっているが足場はあまり良くない🆖
次はヘイケボタルの自生地が新池奥の『蛍沼』

途中嫌な看板を見つけたが熊ではないので平気です🆗
既にお仲間さん達が三脚を立てていたが……

蛍沼は水草が沢山ある湿地でヘイケボタルが生息するには良い環境なのかもしれない。
今回の撮影場所は蛍沼の一番奥にかかる小さな橋‼️
時刻は間も無く7時半🕢あたりは暗くなりそろそろホタルの出勤時間‼️
そしてあちこちから緑色の光が輝き始めた✨
そして流れ星のようにホタルが次々に飛び始めた💫
光が弱いので分かりづらいが、水草の周りをふらふらと舞うヘイケボタル。
ゲンジボタルと異なり水辺の低い場所にいるのでカメラの方向が上手く合わない。
ゲンジボタルは光が強く明るく高く飛び回りスピードも早いが……

ヘイケボタルは小さな光が点滅するようにゆっくりフワフワと飛び回るので光跡は点線になる・・・
時刻は間も無く8時🕗ホタルの活動が一番活発な時間帯を迎えて多くのホタルが舞い始めた。
15mmの単焦点レンズでずっと撮っていたが、45mmで撮っていたらもっと光跡がはっきりと写ったはず。
ヘイケボタルの中には人懐こいのがいて、ふらふらと近寄って手のひらにのってしまった。

画像はネットの拾い画ですが、居心地が良いのかいつまで経っても立ち去ろうとはしなかった。
最後にゲンジボタルの住処に行ってみます。

ゲンジボタルのシーズンは6月中旬から下旬までなのでもういないかも知れない。
なんとかGETできました🆗
時刻は8時半🕣今回も多くのホタルに巡り合えたので撤収します。