
例年より早く梅雨入りしたが、ここ1週間は厳しい暑さが毎日続いていた。
初夏を彩る花菖蒲の後は今年は久しぶりの紫陽花巡り💠
やはり古いお寺に咲く紫陽花は風情がある。
初回は6月15日 日曜日 潮来市のあじさい寺と称されているのが『二本松寺』

境内には100種10,000株の紫陽花が植えられていてあじさいまつりが開催されていた💠
前週にあやめまつりに出かけたばかりだが、二本松寺は市内中心部からは車で10分程の場所にある。
衛星写真で見ても長閑な田んぼが広がる中にあるポツンと一軒家ではなく?

『ポツンと一軒寺である』
そのポツンと一軒寺の主人がこちらの住職夫婦💁

潮来にはあやめ園の他には観光名所がなかったことから、地域活性化のためお寺の裏山にあじさいの杜を作り、少しずつ紫陽花の種類を増やしてきたそうです。
現地に到着したのがちょうど2時🕐

二本松寺は平安時代初期に創建された歴史あるお寺で、茨城県内では有数の紫陽花の名所として知られている。
紫陽花を見るには別の場所から入場し順路案内図に従い散策することになる。
入り口で参拝料400円を払い散策路を少し歩くと……
散策路からは緑豊かな田園地帯が見えていた。

青々とした水田と紫陽花の両方を楽しめるのはこの地ならでは‼️
最初は農道沿いを散策しながら紫陽花を見て回ることになる。
田んぼ側には背の高い花が咲いていたが?

この花は立葵(タチアオイ)
農道に面した斜面には数多くの紫陽花が植えてあるが、まだ五分咲きくらい。

ポップコーンのような形の花びらは『オタフクアジサイ🍿』
しばらく歩くと『あじさいの杜』の入口に到着した。

緩やかな坂を登りながら紫陽花を見物することになる。
入り口付近の急な斜面には、品種改良された早咲きの紫陽花が数多く植えられていた。

以前は中に入ることができたが今回は入ることができなかった。
この場所はあまり見たことがない赤とピンク系の紫陽花が中心であるが、名札が立ててあったので名前も紹介します。
☆凛☆

☆レッドエンジェル☆
☆恋物語☆

☆ユリカ☆
🍬コットンキャンディ🍬

☆マリーアントワネット☆
更に森の中の散策路を歩くと👣
今度は青と紫の紫陽花🔵🟣

ここは斜面に並ぶようにぎっしりと咲いていた。
紫陽花は開花と共に少しずつ色が変わって行くが、その変化する花の色を比べてみます。
咲き始めは全体的に黄色🟡

黄色い部分が少なくなり水色が増えて行く
最後は透き通るような美しい水色の紫陽花に成長する。
この奥には湧き水が出る場所があった💦
紫陽花の花の色は土壌により変わることは広く知られていて……
酸性だと『青』
アルカリ性だと『赤やピンク色』に変化する。
この周辺に咲いていたのは清らかな湧き水の影響なのか、真っ白な紫陽花だった。

更に額紫陽花は青い花が一般的だが、この近くで白い額紫陽花を見つけた。
更に緩やかな坂を登ると……
この坂を登った所が一番高い場所で、ベンチがあり展望所になっていた。

見渡す限り緑の絨毯の田園風景がどこまでも続いていた🌾
そして入園時に渡された『あじさいの杜 人気ベスト8』の中から撮った写真を紹介します。
小さな八重咲きの花が集まって手毬状に咲く ☆てまりてまり☆
ワインカラー と白の2トーンカラーが特徴的な🍷ミカコ🍷
この紫陽花は花の形が星の形をしているので🌟キラキラ星🌟
樹々の中に咲く真っ赤な紫陽花は?

あじさいの杜 人気No.1の『レッドバロン』
濃い紫色の紫陽花は💃ダンスパーティー🕺
わらべ地蔵に寄り添うように咲いていたソフトクリームのような紫陽花は🍦ハーモニー🍦
帰りに本堂で参拝して行きます👏
時刻が間も無く4時🕓2時間程散策したので撤収します。
2日目のあじさい寺は千葉県松戸市の『本土寺』
猛暑が続く6月22日日曜日に出かけてきました。

こちらは閑静な住宅街の中にある『ポツンと一軒寺』である。
本土寺の近くに10年程住んでいたので、紫陽花の季節だけでなく桜の季節や初詣にも訪れた場所である🌸
本土寺は鎌倉時代に創建された歴史あるお寺。

境内には約3万本の紫陽花が植えられていて『あじさい寺』と呼ばれている。
ウエザーニュースのランキングでは鎌倉の長谷寺や名月院をおさえて、堂々の1位にランキングされている人気のあじさい寺である🥇
ここが参道の入り口になるが、まだ500m程歩かなければならない👣
参道沿いには色とりどりの紫陽花が綺麗な花を咲かせていた。
桜並木を少し歩くと🌸🚶♂️

朱色の山門『仁王門』に辿り着いた。
山門の周りは新緑のモミジが美しい。
境内はサッカー場4つ分くらいの広さで、その中には歴史的建造物が点在する。
入門すると正面にあるのが『開山堂』
そしてその正面が一番の人気スポット『五重塔』

階段の両側には見頃の紫陽花が出迎えてくれた。
五重塔の周りには色鮮やかな紫陽花が咲いていた。
次は本堂の方に行ってみます👣

参道沿いには青い紫陽花🔵
本堂でお参りをします👏
石畳の紫陽花の小径が300m程続くが……

それ程混雑していなかった。
参道沿いの紫陽花は色鮮やかでとても綺麗だった。
このお寺は先週訪れた二本松寺と比べると品種はかなり少ないが……

新緑とのコントラストが美しい。
この裏側には真っ白な紫陽花が何本も咲いていた⚪️

良く見かける紫陽花だが『アナベル』
途中こちらに寄り道して?

本土寺の御朱印GET‼️
紫陽花の小径に戻ると途中大きな石碑がある。
その奥にあるのが『瑞鳳門』

門の手前の水色の紫陽花がアクセントになっている🩵
右手の方に行くと小さな池と『弁天堂』

弁天堂の周りに咲く紫陽花も涼しげな水色
最後は『像師堂』
像師堂には回廊が繋がっていて菖蒲園の入り口がある。

菖蒲園の花はさすがにもう咲いていなかった。
回廊は立ち入り禁止で中を歩くことはできないが🚫
お坊さんは当然歩くことができる🆗
この回廊は途中から朱色の橋になるが、ピンク色の紫陽花と相性が良い🩷
ここからは後半になるが菖蒲池のそばには竹林がある🎍

竹林のそばの紫陽花もなかなか綺麗でした。
成長過程の3色の紫陽花と蜂をGET🐝
この先は新緑が美しい散策路が続く。

見上げると木漏れ日の中の青モミジの葉が眩しすぎる🍃(>_<)
この通りは裏側で人も少なく、左右に建物もないので紫陽花の森のような感じ‼️
そして一番奥の墓地の近くにお気に入りの紫陽花があるが……
いきなり神霊写真のように手が伸びてきたのには驚いた😱
正体はスマホ尾根遺産だったが📱
濃い青の紫陽花が一番のお気に入り 🩵
名付けてロイヤルブルーの紫陽花GET‼️
本堂裏手の回廊に着いたのでゴール🏁
時刻は間も無く2時🕑あっという間の2時間だったが仁王門を後にします。