3B20（ターボ）エンジンの不調について

我が家のekスペースカスタムは、先月末からエンジンの不具合が急激に進行。

ディーラーに見ていただいたところ、原因は「タイミングチェーンが伸びたことによるバルブクラッシュが起きた」という診断でした。

早い話、走行10万kmを前に、エンジンが壊れたのです。

我が家は検討を重ねた結果、エンジンの載せ換えをせず、車の買い換えという結論に達しました。

思えば、一年半程前、既にその予兆があったような気がします。

車好きとして、エンジンを壊してしまうことは日頃の管理がなってなかった証拠と、とても恥ずかしいですが、同じ車種、エンジンのユーザーさんの参考になればと、気づいた点をご報告させていただきます。

画像は、オイルとエレメントを交換して10 日と経たずに真っ黒なオイルとカムシャフト、伸びたタイミングチェーン

最初にあった異変は、急な登り坂を上る際、時速20kmで2500回転程、急に吹けなくなって、アクセルを深く踏み込んでやっと登れた事がありました。

それは最近まで再発する事がなく、その時たまたま不調だったのだという認識でした。

次に、ネットには、3B20エンジンが掛からない等とあったりしますが、ウチの車もバッテリーをパナのカオスに換えたばかりでもバッテリー上がりのような症状が起きました。

でも、時間を置いてスタートするとエンジンが掛かったので、その時も、たまたまだろうと気にも留めませんでした。

但し、掛かり始めはプラグがカブったような感じです。

もうひとつ、登り坂の異変があった辺りから

ごく稀に、アイドリング中のタコメーターの針が振れ、軽い振動とエンジンに異音が混ざる時がありました。

その後は症状も収まり、つい最近までそんな事が有ったのも忘れていました。

間もなく走行10万kmですが、もっと長く乗ろうと、前後ブレーキ周りを一新

8万円程掛けてから一週間経たないというタイミングの7月末に、バッテリー上がり状態、坂道での不具合が再発

今度は、アイドリングが乱れまくり、信号待ちでエンジンが止まりそうになったり、異音も大きく、不安を感じる程の振動が発生。

自分でなんとかしようと手を尽くしていたのはブログの通りです。

中古で購入後、オイル交換は今までの車もそうでしたが、5000kmで交換していました。
エレメントは二回に一度交換。

最近、交換したお店の方に「オイル減ってますね」って言われていましたが、古いからそんなものと勝手に決め付けていました。

また、3B20エンジンはタイミングチェーンなので、10万kmのベルト交換の必要もなし、伸び難いので安心だと思い込んでいました。

こんな恥を晒して本当にお恥ずかしく、説得力も無いですが、いつもと違うと思ったら慎重に対応する。

オイルの管理は3000km毎とか、慎重過ぎるくらいがちょうど良いのかもしれませんね。



愛車を長持ちさせる為に。。。

交換したばかりの新しいブレーキ周りは、慣らしも終わらない内に放棄することになったのが残念で仕方ありません。

今回は、遠出をした先で壊れたり、いきなり壊れて事故だとか、他の人に危害を加えるような事態にならなかったのはとても幸運だったと諦めました。

大変長くなりましたが

こんな事にならぬよう、日頃の点検、オイル管理とメンテナンスをしっかりやりましょうという整備手帳でした。

♪チャンチャン！😂

2024年　5月5日追記

3B20型エンジンですが
三菱ekスペース 、ek ワゴン、日産デイズルークス 、デイスのターボある無しに関わらず
2014年〜2015年9月までに生産されたエンジンに関して

大変興味深い動画がありましたので、該当車種のオーナーさんの参考になればとの思いからご紹介させていただきます。

増満自動車さん
【注意喚起】エンジン異音から走行不能に至る。これは生まれ持った宿命的な故障なのか！？その宿命に抗う方法も考える動画

https://youtu.be/HO5siTGqBDA?si=t9_BN2060KO825Wm

因みに、シリンダーの圧縮異常、バルブの曲がり等、私の経験した症状と酷似しています
2015年9月以降、対策パーツが組まれているという事なのかな。