待ちに待った、石原裕次郎の「栄光への5000キロ」

やっと観ることが出来ました。
ほぼ門外不出と言われる石原プロの作品のひとつである「栄光への5000キロ」です。
小学生の時に学校の図書室にあった同名の本（この映画の原作ではなかったので同名とは勘違いだったのですが）を読み、510ブルーバードSSSの素晴らしさ、そしてサファリラリーが大変過酷で勝つことが難しいということを知り、この日産の偉業に子供心ながらものすごいことだと感動したものです。

そして、石原裕次郎がそれを映画化したということを知ったのは本当につい2,3年前のことでした。
そして、石原プロの映画がDVDなどソフト化されていない事情を知ったのもこの時でした。

去年にテレビでこの作品が放映された時、なんと放映後にその事を知りまして大変ショックでした。「富士山頂」と「黒部の太陽」はギリギリ録画出来たのですが、これは逃してしまったのですね・・・
そして遂にDVD化されるということで、今年の2月に予約して、先日ようやく手元に届きました。
やっぱり車がいきいきしているのは言うまでもありませんが、裕ちゃんも浅丘ルリ子もいいですね～
個人的には富士スピードウェイの30度バンクを鮮明に見れたことや、60年代に活躍した一流レーサー達の登場も嬉しかったですし、後半のクライマックスにサービス隊の中に日産の闘将、あの特殊車両部第1実験課長の難波靖治さんが出演されていたことでしょうか。感動しました。

実際の競技開催中に撮影するなどなかなか大変だったでしょうが、石原裕次郎の作る映画には本当にスケールの大きさとロマンを感じます。