お久しぶりでございます。今年も行って参りました、オートサロン。
今回もアマモリさん的視野の非常に狭い妙に突っ込んだ記事をほんの少々。
もちろん、なじみの工具屋で”鉄紺”と引き換えてまいりましたよ招待券。
なので今回露出なしです…というか、撮り忘れました。工具屋対決の構図
(現場行ったヒトはお店の中の人同士仲良しらしいので、客層と接客の違いを
観察してみよう)
相変わらず、北館から入場しまして部品、加工屋さん関連から攻めます。
ここにはいきなり767Bがあったりロッキーオートが居を構えてるので見た目で
面白いのです。
タナカ工業も、相変わらず健在でして方々で内燃機に関したお話をするには
もってこいな場所です。
んで、ハナッから今回最大の収穫は、田島さんとこのモンスタースポーツ。
実車とエンジンをセットにして展示するのは以前も見てたんだけど、今回は
隅っこにシリンダーヘッドがぶら下げてあって気になりました。
燃焼室のCNC切削加工の展示
だったのですけど、RBよりS1600のヘッドに興味があってよくよく見てたら
スゴイのよコレ。
今まで知ってるCNCヘッド加工っていうと、燃焼室と面研+ポートの一部だと
ばかりと思ってたんだけどコレは違った。
IN、EX、ポートの端から端、バルブガイドまわりの肉摘みに至るまですべてが
ミリング(=機械切削)されてるのよ。
現地行ったヒトはよく覗いてみて!
3DCAD使うようになって、CNC切削についても多少知識を持った身からすると
とんでもないことよ?
正確な3Dデータとツールパス(ここが開発の要)こしらえて、5軸加工機で
切削するそうなんですけど…
これによる恩恵は一度の切削加工で、後計測必要ないほど各気筒毎の容量、
ポート毎のフローの均一化が済んでしまうこと。
とは、他の加工屋さんでは計測と加工がばらばらに工賃設定してあって
気筒分+αで工賃を積算するところを
一工程でお安く、かつブレない精度で提供されると。
気になるお値段はSR1台分で15~6万あたりとのこと。
早速3S-GTEとかではどうか相談してみたら
「お客様のニーズに応じて順に進み(開発し)ます」
というお返事。全国のOHを控えた3S信者はモンスターさんに熱烈リクエスト
すれば、素晴らしい加工をしてくれる見込みがありますのよ?
みんなでクラウドファンドしてみるぅ?
各所でレストア済み旧車の展示が多かったのですが、今回はこれ。
バリっとしたコンテッサも惹かれたのですが…
走ってる感じのする方が好み。
新製品でソソるモノ。
最近知ったのですがOZのアレ、リメイクされたのですよ。
もちろん、1セット(5本)は購入でしょう。
内装部品では今回のダントツ。
座った感じと感触、何よりその通気性、オープンカーで使うこと含んだ手入れを
鑑みても、次買うのはこれ。
4月から販売。現在のところ(グラス)ファイバーと(ドライ)カーボン同一形状シェル
のみの提供で、クッションは共通。
腿裏の部分だけ、カスタマイズ用にサイズ違い出すかもとのこと。
こちらも何気に捕まえた説明員が製品の設計担当者さんだったので、同じ仕様で
エリーゼ用作って欲しいとか、表皮の話とか散々長話しましたけど、RECARO社の
カンパニーポリシーの前ではほぼ何を言っても無駄ということが明らかに…。
しかしだね、そんなことを差し引いてもコレは素晴らしいのよ。体型的にサポートが
絶妙。座った時の剛性感の違いからカーボンが欲しいけど、今回もバッサリ切削を
するから、ファイバーしか買えない。(というとこまで設計の人と話してたりする)
Sr.1のエリーゼにゃアルミの輻射熱が熱いかもだけど、風量のあるエアコンがついた
ならばこの穴は最高なこと間違いなしだよ。
KTCのバケツ型工具入れ。
バケツの周りにくっついてるのがベルト式に外れて巻き取ってバケツにINできるのよ。
近頃工具だけでなくようやく入れ物にも開発の手が入ってきたKTCさんでしたが、
これはちょっと使ってみたい。
というのも…
いつも出先に最低これくらいの物量を持込み作業してる身には分割してでも持ち歩き
やすさ車内への積載性がいい(シート上や足元に気軽に置けて汚損や破損しにくい)
ものが欲しいのです。
ミーハーなもので生ケン・ブロック体験。
予想通り走り始めたらタイヤスモークで車両が見えず…
みんな同じよーにスマホを頭上に構えて動画撮ってるの。
午後の部で見たけど谷口選手の解説どおり、実車のラジドリを見ている気分。
いや、それはそれですごい事なんだけど、ライブで見るより”ようつべ”で見た方が
解りやすくていいね。
さぁみんな、この記事みてピンと来た人は各社ブースに凸って要望を伝えてみよう!
うっかり思ってもみない商品(サービス)が生まれるかもしれないよ?