
滋賀に住んでいる時はCSに加入していました。
最近あまりにも地上波がオカマ番組と料理番組ばかりで見る番組がないので衛星放送にまた入りたいと思ってたんですが、姫路に住んでいる時は南向きベランダなのに
目の前に板金屋が建っていて超圏外。
今住んでいる所は方角的には問題ないのですが、町工場的な民家3階建てくらいの建物があるのでアンテナを設置してみたんですがダメでした。
しかし、スカパーの人に聞いてみるとどうもアンテナのチューニングをちゃんとやれば問題ないのでは?ということだったんで、再びファインチューニングしてみたら何とか受信しました。レベルは65%くらいですが綺麗に映っています。
というわけで早速再設置作業をやろうと思ったんですが、
ケーブルを建物内に引き込むための配線穴がないんです(笑)
以前はエアコン用の穴を通していましたが、今度はサッシしか這わすことがないので
サッシ等のすき間を伝って配線できる画像の「すき間配線ケーブル」で対応。
これって結構高いんですよねえ。
しかし、いざ設置作業しようとしてもこれを固定する場所がありません。
ここからが自分のこだわり癖が出てしまいました...
窓の枠は黒い金属なのですき間配線ケーブル付属の両面テープを使っても後で剥がし跡もおそらく残らないでしょうし、それなりの粘着力で固定されるんでしょうがそれだと何かの拍子に外れて
断線などのトラブルがあるかもしれないのでここはボルト固定を検討。
ボルトで留めるための穴もタッピングスクリューも付属していますし、メーカーも推奨するでしょう。
さあ、壁にもサッシにもネジ穴を空けるなんてもってのほか、どうしようか。
↑窓枠にタッピングスクリューが!こいつを流用します。
↑ホームセンターで探しに探した最も適切な形状と思われる金具。
これを厳選するのに一番時間がかかったんで、ここが最高のこだわり(笑)
1本留めであり、「それって設計美学としてはどうなん?」という矛盾は受け付けません。
↑すき間配線ケーブルのネジ穴はそのままだとM2(直径2mmのネジ山)のネジしか入らないので
M2だとネジの種類や長さが極端に限定されます。
よってドリルの刃で軽く穴を広げM3サイズにしました。
↑ケーブルを加工。アンテナ付属のケーブルよりワンサイズ大きいケーブルを切り売りで購入。
シールド線が銅でできてます。
これにコネクタはF型プラグを使用。圧着型ではなくねじ込み式を採用。
またすぐに色々変更する可能性があるので着脱可能なタイプにしました。
本当はハンダで付けるのが一番伝達ロスが少ないようです。
↑部屋側は完成。
しかし屋外側のケーブル長さ、短かかった(汗)自分の設計ポリシーの一つに
「ケーブルが長すぎる=実物をイメージできていないお絵書き的なエンジニア
→ハーネスはしっかり計算してジャストサイズを狙う」
というものがあり、会社の製造部署からはハーネス長が短いという苦情がたまに起こります。
普段ちょうどいいサイズを提供しているのが評判いいようで割と簡単に許してもらえます。
というわけで今回はショートカットして対応。
また最適な長さを購入して、こいつはTVとDVDなどの配線に使おうかと思います。
あとは、外側はどうやって固定しようか...続く
ブログ一覧 |
工具、工作 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2010/02/11 15:00:56