NC750X　RH23　定番バイクが正常進化

コストダウンの跡が見え見えだった2014年モデルからすると、立派になったと感じる外観デザイン。
2025モデルでは、銀色のパーツがなくなり、カラーリング含めシブい雰囲気になり、個人的には良いと思う

2014年モデルと比べて鼓動感は減った気がするが、どこまでもスルスルと加速し、不快な共振もなく、どこまでも走れそうな余裕もあり、一般道、高速共に制限速度＋アルファ程度の速度で走るには余裕のパワー。
バイワイヤのスロットルのおかげか、レスポンスも良くなっている

元々質の高い感じではなかったし、最新でもそれほど高級感のある乗り味ではないが、普通に走るには当たりのカドも強くないし、いたって普通だと思う

なんといっても通常バイクの燃料タンク部のラゲッジスペースはありがたい。キャリア等なくても、とりあえず手持ちの荷物は収まる。前のモデルと形状は変わっていて、深さが増したような気がする

これもNC750Xの美点であった燃費の良さは継承されている。制御がこまやかになった印象もあり、真冬の時期でもリッター当たり30kmを超える燃費は前よりも良好になっている気がする。今後、さまざまなシチュエーションで確認していきたい

750ccのバイクでETC、グリップヒーター、TFTメーター他、最新の基本装備でありながらMTなら100万円を切る価格はコスパ良好と言ってよいと思う。
今後、さらに価格は上昇するだろうから、欲しい人は今のうちに・・・