
次は特科教導隊です。
先頭は本部管理中隊がつとめます。

次は第1中隊です。第1中隊の装備はFH-70 155ミリりゅう弾砲で、これは陸上自衛隊の主力野砲です。
射程は通常弾で24キロにも及ぶ非常に高性能な野砲となっています。

第2中隊が続きます。
同じくFH-70を装備しています。

続く第3中隊の装備は99式155ミリ自走りゅう弾砲です。
75式自走りゅう弾砲の後継の自走野砲で89式装甲戦闘車の車体に155ミリりゅう弾砲と射撃システムを搭載したもので最大射程は通常弾で30キロにもなるといわれています。

第4中隊は82式指揮通信車に率いられて203ミリが隊列を組みます。
米国のM110自走砲システムをライセンス生産したもので方面総監直轄の特科団・特科大隊に配備されています。
射程は24キロです。

第4中隊のこの車両は87式砲側弾薬車で、203ミリ自走りゅう弾砲に付随して砲弾を補給します。

続いて第5中隊の装備は多連装ロケット発射システムMLRSです。
クラスター弾頭の227ミリロケット弾を12発搭載し、長距離を瞬間的に広域制圧をするロケットシステムです。

第6中隊の装備は88式地対艦誘導弾です。
日本に敵部隊が陸上部隊を送り込むには必ず海をわたる必要があるため、その輸送艦を撃沈することを目的にしています。
長い射程を生かして日本の内陸部から発射して敵に発見される危険性を減らしたり、また偵察機や衛星で発見されてもトラック式で移動が可能なので生存性が高いといわれています。

特科教導隊最後は第303観測中隊です。
対砲レーダを装備して敵の砲弾の発射位置や弾着位置の特定をおこないます。

次は教育支援施設隊です。
施設部隊はいわゆる工兵部隊で、戦場で陣地を作ったり、塹壕の構築や排除、地雷原の排除や敷設、道路や橋の構築・復旧・破壊などをして普通科・特科・機甲科部隊を支援する部隊です。
写真は81式自走架橋

続いて91式戦車橋です。
これは74式戦車の車体を流用したもので、橋を迅速に架けることで戦車などを通過させます。

最後は91式地雷原処理車です。
地雷処理用ロケットを2発装填し、地雷原に投射・ロケットに接続されている爆薬ブロックに点火して地雷を誘爆させる処理システムです。
観閲行進のトリをつとめるのは戦車教導隊です。

第1中隊は74式戦車を装備しています。

続く第3中隊は74式戦車を装備しています。

74式戦車最後の部隊は第4中隊です。

ラストは90式戦車部隊2個中隊です。
こちらは第2中隊

観閲部隊最後は第5中隊です。
90式戦車を装備しています。
以上で観閲行進は終わりです。
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Posted at
2008/07/21 23:19:13