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お久しぶりです。

今年に入ってから親の借金返済に追われて車に乗る暇も無く、最近になってようやく支払いも落ち着いてきたかと思ってラリーを再開してみたものの、半年近く練習をしていなかったツケがガツンと来まして…成績はボロボロ。
練習を再開してどうにかエンジン掛かってきた…と言いたいところですが、もう今年もあと5カ月を切りまして、スロースターターにもほどがあると言う感じです。

さしあたっては今週末、そして今月末、来月頭、と3つのラリーが控えています。
それを乗り切ると、残り4戦。
計7戦、悔いの残らないような走りをしていきたいと思います。

群馬県中部で開かれたラリーに参加。
結果は8位。

SS1

SS2


SS3
SS4
SS5
SS6
SS7


この季節の群馬は、昼間でも日陰の水は凍っているようで、不意に載った氷でズルーっと滑ってしまいました。
この後は滑った印象が大きくて、水の有る所での減速が酷かったり、一度滑った場所でのペースダウンが酷かったりと、良い所の無い走りとなってしまいました。
まあ年に2回も車壊す事はできませんしね(^^;
1ステ終了時点で上位陣とは勝負にならないほど離されていたので、2ステは踏める所は踏み、危ない所は押さえるような走りに徹しました。
その為、何とも不完全燃焼感が残ってしまいました。

今年最後のラリーの締めくくりとしては残念ですね。
まあ、そう言う後悔が来年の糧になるのだ、と思っておきましょう(^^;

千葉県南部で開かれたラリーに参加。
結果は2位。

7CP

9CP


11CP
13CP
15CP
17CP
19CP
21CP
23CP

第1ステージはレッキのような走行だったので差は付かず、勝負は2ステから。

上り区間の多い2ステでは上位陣と30秒以上もの差をつけて負けてしまいましたが、下り区間の多い3ステでは40秒取り返して3位に。
そして2位の方がフライングペナルティを10秒食らった為に同点、最初の減点が少なかった私が2位、と言う結果になりました。
勝負を分けたフライングペナルティ…結構縁遠い話かと思っていましたが、身近な所で経験する事になるとは思いませんでした。
1秒稼ぐ為に10秒背負うリスクを払う、ってのはシビアのようですが、一発退場になる陸上競技のようなものに比べれば、まだマシな方なのでしょうね。

結局今回も上りで負けたと言う感じがしてしまいますが、下りでも初めて走る路面のミューが低い所では大きくはなされてしまっており、何だかんだでタイムが出る所は「以前走った事が有るので慣れている」と言う事が大きな理由なのだな、と言う事が分かってしまい、非常に悔しかったです。
自分では腕が良くなっていると思っていたのですが、単に慣れの問題だったとは…まだまだ練習が必要ですね。

群馬県北部で開かれたラリーに参加。
結果は8位。

SS1

SS2

SS3
SS4
SS5
SS6
SS7
SS8

結果表から見ると、夜は周囲のタイムダウンが大きいのか、夜の方が成績が良い感じ。
まあ目は良い方だし夜目も利くし、今まで走ってきたラリーも夜が多かったし…と言うのが理由でしょうか。
とは言えまだまだ上位陣とはタイム差が大きく、勝負できるレベルではないのですが。
高速域でのブレーキングの甘さがタイム差の大きな要因だと思います。
まあ、エスケープゾーンの無いコーナーの手前でブレーキミスったら、この速度じゃあ即廃車になりそうですし…ビビる気持ちも分からなくはないですが、それを克服して詰めて行くのが競技ですしね。

昨年の結果と比較したところ、全体的に1秒/kmのタイムアップをしていたものの、上り区間オンリーのSSでは1秒/kmほどのタイムダウンになっていました。
やっぱりエンジンパワーが落ちてるのかなぁ…加速も鈍いし。

と、車の所為にしだしたら腕は伸びませんね。
まだまだミスの多い運転をどうにかしないと…

群馬県中部で開かれたラリーに参加。
結果は4位。

幸いシリーズを競い合っているA選手がリタイヤしてくれたおかげでポイント的には差が詰まったのですが、これからの参戦数を考えると、ここではなるべく上位を取っておかねばならないところでした。
そう考えると残念な結果です。

前回のクラッシュからどうにか車を直して参加する事ができましたが、仕上がってきたのは本番前日。
200km程しか慣らし運転をする事ができず、不安を抱えたままでのラリー参加となりましたが…
結果としては、SS1で交換したばかりのパワステポンプにトラブルが発生したようで、パワステが効いたり効かなかったりを繰り返すような状態になってしまいました。
これには参りまして、「重いかな」と思って力強くステアリングを切ろうとすると軽く回ってしまってオーバー状態になったり、「軽いだろう」と思って軽くステアリングを切ろうとすると重すぎて回せずアンダーに。
おかげで側溝に2度も落ち、ロワアームがボロボロ…
走っている最中、どうやらアクセルオン状態ならパワステが効くようだ、と言う事が分かったので、パワステが効くような運転を心がける事で、どうにかこうにか走りきる事ができました。

今回のラリーでは上りの区間が多かった為、アクセルオンで曲がり易かった、と言うのも助けられたところです。
これで下りがあったらどうなっていたか…走り終わった頃には腕が上がらないくらい疲れました。

さて、今回のラリーでは先生が「シリーズ入賞のため、君の援護射撃をしてあげよう！」と言う事で参戦し、私の次の順位に入ってくれる事でライバルたちとの点数差を広げてくれるよう画策してくれていたのですが、
「いやー！走ってる間に熱くなっちゃって！」
の一言で、私の順位よりも上に入ってしまう、と言う事態が発生しました(笑)。
先生が走らなければ3位だったのに！なんて思いましたが、まあ仕方が有りません。
うちのチームの方針は
・若い芽は潰す！
・勝ちは譲ってもらうものではない！自らもぎ取るものである！
と言うものなので(笑)、って、最初から援護する気無いじゃない！(笑)。

しかし後日、A選手と話をしていたところ
「Nさん(=先生)が走るって言うので、気負って走った為にあのラリーでリタイヤしちゃったんだよね」
とのこと。
先生が走る事で4位にはなってしまったものの、ライバルのA選手をリタイヤさせる事にもつながった…
結果的には良かったのかな？(笑)