リバースランプスイッチのショートによるヒューズ飛び修理

久々のドライブ中、駐車しようとシフトをリバースに入れた瞬間にETCから「ETCカードが残っています。」との音声が
キーオフにしていないのになぜ…？と思いつつ、ヒューズを確認するとブレーキ&リバースランプヒューズが切れていました。

ETCの常時電源がリバースランプスイッチの配線から取られていたため、ヒューズ切れと同時にETCが落ちたようです。

リバース操作でヒューズが飛ぶということはまず間違いなくリバースランプスイッチが原因でしょう

ということで確認してみます。

タスカンの場合、リバースランプスイッチはシフトノブ根元のトランスミッションに付いているステーに取り付けられています。

アクセスするにはまずセンターコンソールを外します。
センターコンソールの固定は、前方の左右に1か所ずつ、センターコンソール後方のエアコン吹き出し口の中に1か所の計3カ所でネジどめされています。
ネジを取り、パワーウインドウスイッチ等の配線に気を付けながら持ち上げます。

シフトノブとサイドブレーキのノブを外し、シフトまりを覆っているカバー？を外します。

シフト付け根のカバー？ブーツ？を剥がすとトランスミッションが見えるようになります。

リバースランプスイッチはトランスミッションから生えているステーに固定されています。
手持ちにサイズの合うスパナが無かったのでモンキーレンチで緩めて外しました。

単体点検したところ、スイッチを押し込んだときにスイッチの外側と内部がショートしていました。

新品のリバースランプスイッチを取り寄せました。フォードのロゴが描かれているのでフォードの何かしらの流用のようです。

あとは取り外しの逆順に組み上げて終わりです。

しかし自分のタスカンの場合、リバーススイッチが固定されているステーが4速側にかなり寄っており、4速に入れたときに一瞬リバースランプが点灯するようになっていたので、ステーを曲げて位置を調整して組み付けました。

検索してみるとタスカンのリバースランプスイッチのショートは割とある故障のようです。