
長野へ三度目のチャレンジに行くか、それともピークを迎えているだろう栃木へいくか。悩んだ結果、後者に決定しました。

逃すことができないので、仕事で疲れて帰宅したのち数時間の仮眠で出発。ただ、毎度のことながら寝起きでもたついてしまい、東北道を走っていると空が焼け始めました。

日光のいろは坂に入る頃には既に車列ができてきました。やはり出発が少々遅かったでしょうか……。

明智平の駐車場には既に入場待機列が出来上がっていました。そういえば、数日前にロープウェイがトラブルで停止する事故があったようですね。公式サイトにはしばらく運休と告知されています。

第一目的地の名所、日光華厳の滝。こちらも既に多くの車が入場しています。公式の営業時間前から入場できるのは既知でしたが、いったい何時から開いているのでしょうか。それさえ知っていればもっと早く来るのですが……。

華厳の滝では今回はNikon D850を使用します。陽が昇る前のしっとりとした姿を撮影後、今回の撮影の目的である朝日に燃える紅葉の撮影を試みましたが、頭に描いていた写真は撮れませんでした。

日照部分と影の部分の明暗差が大きいのでハーフNDフィルターを使用します。

次の目的地へ向かう為、いろは坂を下ります。因みにいろは坂は上りが第二いろは坂、下りが第一いろは坂と言い、それぞれ一方通行となっています。
さて、御覧の通りの急勾配なため「二速に落とせ」の警告があります。私のクソエクストレイルには二速がありません。Dレンジの次はいきなりLレンジというCMとは正反対な山に不向きな街乗り車です。
既にどこかの記事に書いていますが、ディーラーさんの話ではT31でエンジンブレーキにCVTが耐えられずに壊れることが頻発したので、ならばいっそのことエンジンブレーキをできなくすれば万事解決という考えに至ったそうです。んなアホな!?
ではどうすれば良いのか? ディーラーさんに訪ねたところ、50km/hくらいであればLレンジを使用して問題ないとのこと。当たり前でありますが、壊れるにしてもその場でいきなりということはないそうです。そのために定期点検をやっているのですから。

第二目的地である霧降の滝に到着。予想にも反して、こちらの道はガラガラでした。ここ最近のTV番組などで「紅葉=中禅寺湖・竜頭の滝」とアピールしてくれているおかげでしょうか(笑)。

観瀑台へは遊歩道を歩いていきます。序盤はこのような感じですが、すぐにゴツゴツした石畳や階段になるのでハイキングシューズくらいあると歩きやすいですが、運動靴程度でも問題ありません。
が、毎度こういう観光地にいるのですが、
「サンダルやヒールのある靴で来るな! 来させるな!」
そういう恰好は街などで似合うものであって、山では頭の悪さが垣間見れる程カッコワルイうえ簡単に事故に繋がるので危険です。本人が気づいていないのであれば同行者が注意してあげましょう。

観瀑台に到着です。まずはNikon D850で様子を見ながら撮影。すると後から訪れてきた高齢者が
「まだ早いなぁ……。もっと日が高くならないと絵にならないんだよなぁ……」
などと同行者とでかい声で話していました。いわゆる”俺は知ってるんだ系すごいんだ属自慢語りしたい型”の相手にすると面倒な
じじい…高齢者ですね。
絵にならないとか言っている割に、何度もシャッターを切っているのは笑えます。

それは置いといて、私は撮影に専念します。
全景を撮るのであれば確かに日が高くならないと滝の下段が山の影に埋もれてしまいますが、私は上段にしか興味がないので関係ありません。
まんべんなく日が当たっていて、なかなか良い塩梅ではないでしょうか。

ということで急いで車へ戻り、PENTAX67Ⅱ機材一式を持って観瀑台に戻ってきました。全部で18kgくらいある機材を持ってこの遊歩道を急ぐのはなかなかきついですね(^^;

機材準備中。私の撮影信念とでも言いましょうか……観光客などの一般客優先の考えなので撮影時以外は機材は後方に下げています。
滝の上段のみを狙うので、400mmレンズを使用します。レンズ3.7kg、カメラ1.7kg弱、三脚3.7kgというアンバランス。本来であればジッツォアルミ5型三脚(7.2kg)を使用したいところですが、嵩張るのでやめました。
この機材を目にした先程の面倒臭そうな俺スゲーの高齢者はすっかり静かになりました。それほどの威圧感があるのでしょうね(笑)。

この白き巨砲を使って遥か向こうにある滝を狙います。霧降、紅葉、67が吼えます!

最後の目的地へ向かう途中、やけに遅い車(2台前)が後続車を詰まらせて長い車列を作っていました。遅いうえに対向車が来るたびにブレーキを踏んでいます。しっかりと黄色いセンターラインがあるのに……です。
挙句には霧降高原駐車場の入り口手前で停車。おそらく入ろうかどうか迷っているのでしょう。上記のように運転が下手なだけならまだしも、これは身勝手すぎる運転ですね。ホント、サンデードライバーは行動が予測できないので恐ろしいです。まるで宇宙人。

最後の目的地、蛇王の滝に到着です。
時間が遅いので既に駐車可能なスペースには車が停まっています。ここ数年でグンと知名度が上がってきたので観瀑する人が増えています。
で、初めての人はこのように限りあるスペースのど真ん中に自分さえ停められれば良し! と後から来る車のことなど考えずに停めてしまうのです。
そのため、白のFitはドヤ顔で停めてある軽自動車一台のために駐車を諦めたようです。

そして私はというと、躊躇うことなく軽自動車の後ろに頭から突っ込みました。実はこのスペース、このように斜めに頭から突っ込むように停めると、最大で3台停めることができます。もしかしたら今は左側に土が盛られているので無理かもしれませんが……。それでも2台は確実にゆったりと停めることができます。つまり最初の一台がどう停めるかで後から来る車の運命が変わります。
間違っても、向かいにあるお蕎麦屋「山味」さんの駐車場には許可なく停めないように。

蛇王の滝は先ほどの駐車可能スペースから観瀑することができますが、健脚であれば遊歩道を進み川原に下りて観瀑することをお勧めします。

ですが少しでも足腰に不安がある方はやめておいた方が無難です。ハイキングシューズや登山靴、最低でも運動靴は必要なレベルの遊歩道です。↑写真は谷を見下ろしていますが、かなりの急斜面です。

川原に下りて滝の真正面のベストポジションに機材を展開。分かってはいましたが時間が遅いので滝の真上に太陽があり最悪な逆光になってしまいました。
今回ばかりは67は吼えませんでした(笑)。
Nikon機材一式とPENTAX67Ⅱ機材一式を車載すると仮眠スペースが作れないので、今回は車中泊の計画はありません。しかし、この絶好のチャンスに蛇王の滝を撮ることができないのは後悔以外の何物でもないので明朝にチャレンジしたいと思います。
というわけで、一旦帰ります。

帰り道で事故直前!!
このおベンツさま、しばらく追い越し車線を並走してると思ったらいきなり車線変更してきました!
私は撮影などで遠出をするときは事故防止のために昼間でも車幅灯、もしくはヘッドライトを点灯しています。この日は山間部を走るのでヘッドライトを点けていました。
それにもかかわらず、このおベンツさまは突っ込んできました。それもウィンカーも出さずに。つまり、後方確認を目視せず、ウィンカーも出さずに車線変更をしているのです。
ぶつかる直前だったので危険回避のためにクラクションを鳴らしたら慌てて元の車線に戻り猛スピードで去っていきました。
日頃からこのような態度で運転しているのでしょうか!? とイラっとしますが、そこは大人として「運転が不慣れすぎて下手な人なんだろう」と優しい目で見てあげることにします。ホント、サンデードライバーは行動が予測できないので恐ろしいです。まるで宇宙人。

そして帰りに忘れずに寄らなければならないところがありました。ボークス宇都宮ショールームです。
そして数週間前に注文していたお迎えドレス群を受け取ってきましたともっ! どんだけローズティーシリーズが好きなんだよ(笑)。軽く7万円が吹き飛びました!
お迎えドレスというのは、パーツやメイクを好きなようにオーダーするフルチョイスのドールをお迎え(購入)するときにオプションで購入できるドレスのことなのですが、期間限定イベントでドレスのみ購入できるチャンスだったので金銭感覚が麻痺した状態で大量注文していました(笑)。
とりあえず着せられるだけ着せてみて、お揃い写真でも撮ってみようかな。
今回のれぽ~とはここまで。