
裏磐梯で土砂災害警報レベルの雷雨に見舞われたので、次の目的地である青森県の奥入瀬渓流を目指します。

時刻は20時30分。休憩を何度かとりながら紫波SAまでやってきました。

これ以上遅くなると地方のSAでは夕食をとれなくなる恐れがあるので、食事タイムにします。
レストランではなくフードコートなので大きな期待はできませんが、体力回復のためとんかつ定食です。

時刻は22時。安代JCTを通過。あともう少し……。

やってきました! ようやく十和田ICに到着!
な、長かった………。若い頃、毎年のように北海道に行っていたのが信じられません(笑)。

真っ暗闇なので景色は分かりませんが、峠越えをしたようなのでおそらく外輪山の内側に入ったのではないでしょうか。
急な坂を下りきると十和田湖に出ました。まぁ、真っ暗で何も見えないんですけどね。正直なところ、この時点ではこの標識の向こうに湖があるのかどうかも怪しい感じです。

日付が変わりました。8月10日の0時30分。一番の目的地である銚子大滝の駐車スペースに到着しました。前日の15時10分頃に裏磐梯を出発しているので……9時間以上!?

場所と駐車環境を見てきたので十和田湖畔にやってきました。トイレ完備のこちらで車中泊をします。

こちらが本日のお宿。夏場は枕とタオルケットがあれば良いので荷物が少なくて良いですね。現在、小雨のため気温も丁度良いです。おやすみなさい……。

ブオン! ブオン!
早朝から下手くそなエンジン音で目が覚めました。とても広い駐車場に私のキャラバンしか停まっていないのに、なぜか隣にぴったり寄せてくる白のクルマ。それも何度も前後して切りかえしながら、とことん寄せてきます。そのわりに斜めで下手くそなのが良く分かります。
私は十和田湖が見えるように前向き駐車をしていたのですが、これ以上寄せられては運転席のドアを開けられなくなってしまいます(斜めっているので相手のドアは開く余地があります)。
そうならないうちに急いでスライドドアを開けて降車。
残された隙間でなんとか無理やり体をねじ込んで運転席に乗車……。こんな危険なヤツの近くに大事なキャラバンは置いておけません。
すぐさま移動して離れた場所に再駐車。これより朝食タイムもろもろを済ませます。やっぱりトイレがあるって心強いですね。

危ないところでした。あのままだと、もしかしたらドアパン食らっていたかもしれませんね。
マユ「あれがトナラーってやつだね。車両感覚が皆無だから、隣にクルマがないと駐車できないんだって~。それって免許返納レベルの危険度だよね」

銚子大滝の駐車スペースに戻ってきました。天候は変わらず小雨。
うーん、また雨か……。まぁ、気象庁観測史上初の茨城県上陸の台風15号が来ているから仕方ないのか。これで天気予報を見ていなかった自分も間抜けというか……。

駐車スペースは直角、斜め駐車は禁止となっていて縦列駐車です。駐車枠が描かれています。
駐車できる台数は減ってしまいますが、おそらく渋滞対策だと思います。直角や斜めだと頭振ったり尻振ったりで道を塞ぎますからね。奥入瀬渓流には、このような駐車スペースが各見どころに数台分ずつあります。

駐車スペースからは徒歩1分で銚子大滝に到着。まずは上から撮影。

そして階段を下りて撮影。これが10年、いやそれ以上前から見たかった風景です。ようやく巡り合えました。
できれば、我が心の師匠がご存命のうちに訪れたかったです。
落差は7メートル、滝幅はなんと20メートル。晴れていれば豪快に巻き上げる飛沫に光が射しいくつもの光の筋をつくりだすそうですが、それはまた次回の楽しみにとっておきましょう。
雨は雨で、岩や葉がしっとりと濡れて、本来の色を出してくれるので趣のある作品になります。

下流へと移動します。遊歩道もあるのですが、距離がありますし、この天候と熊が怖いのでキャラバンで楽をします。

前の写真に写る橋の上から撮影。倒木がありますが、それもまた自然の風景。良いアクセントになります。

川幅が広く流れが穏やかな場所がありました。河原へ出られるようなので行ってみます。

これは美しい。飛沫を上げるこれぞ奥入瀬渓流という雰囲気とは違っていて、サラサラと流れるその姿はできるだけ長時間露光で飛沫を長く流して撮りたいですね。水の透明度も表現したいのでCPLフィルターも効果高めで使います。

阿修羅の流れ。

各所に岩が点在して、常に飛沫を上げて流れている部分です。川幅が狭いことも相まって、勢いが増して荒々しい流れになっています。
これで奥入瀬渓谷の半分くらいでしょうか。見どころはまだあるようなのですが、おそらく阿修羅の流れが一番の見どころだろうと判断して引き返します。残しておけば、また来る楽しみにもなりますし。

お土産と2度目の朝食を求めて十和田湖をぐるっと回って休屋へやってきました。
突発で調べてやってきたので何の知識もありませんでしたが、乙女の像というものがある観光名所らしいです。残念ながら全く興味がわかなかったので見に行きませんでした。

食事にはまだ早かったようでほとんどのお店が準備中になっています。そんな中を散策していると、とても良いコーヒーの香りが。
で、立ち寄ったのが十和田食堂。せっかくなので郷土料理の十和田バラ焼き定食も気になりましたが、好みには勝てません。十和田ひめます塩焼き定食にしました。お店のお姉さんに伺ったところ、十和田ひめますはその日その日で数に限りがあるので売り切れやすいとかなんとか。こちらにして正解でした。

そしてこちらが、お店の外まで美味しそうな香りを漂わせていたトワダコナコーヒー。その名の通りコナ(ハワイ)の豆を使っているようです。
コナの豆を十和田湖の空気で自家焙煎。あ、十和田湖の水を使っているとかじゃなくて空気を使っているのね。余談ですが十和田湖の水はお土産屋さんで販売しています。
なにはともあれ、美味しいコーヒーです。コクがあるのに抵抗がなく飲みやすいので多くの人に好まれるのではないでしょうか。何より香りがいい。

さて、お土産も買ってお腹も満たしたので帰路につきます。

お気づきになっただろうか……。

ん……?

マユさーーーん! 留守番お疲れ様(o´_`o)

さぁ、埼玉県に向けて出発です。

何度も休憩をとりながらゆっくりと。そして黒磯PAで6時間ほどの車中泊。疲労が溜まったためか、この旅で一番長い仮眠時間でした。

関東に入り、栃木県の大谷PAで2度目の仮眠。2時間弱眠りこけました。

東北道最後の休憩は羽生PA。この先、圏央道に菖蒲PAがありますが、眠気が吹っ飛んだので寄らずに帰りました。
じつはもう一ヵ所巡る予定だったのですが、疲労と次の予定があるので帰ることを選択しました。
逃した一ヵ所はまた機会があれば行きたいと思います。エクストレイルでは行ったことがあるのですがキャラバンだと厳しいかなぁ……。もうちょい調べるか。
裏磐梯は残念な結果になりましたが、見てみたかった銚子大滝を撮ることができたので良き旅となりました。裏磐梯は秋も美しいのでそちらに回しても良いかもしれません。
今回のれぽ~とはここまで。