
その後はしっかり眠って朝4時起床。というか、目が覚めてしまう。それでも寝不足は感じないのできちんと回復はできているのだと思います。

5時半過ぎ。未明のうちに出発。登山道を上ります。
今回はドール撮影。できれば他のカメラマンの邪魔になりたくないので早朝に撮影してしまいます。

橋まで上ってきました。

まだヘッドランプがないと滝の姿も良く見えません。滝行に使用する小屋があるので、そこで空が明るむのを待つとします。

6時20分。だいぶ明るくなってきたので、滝の裏に回って準備開始。撮影にはまだ明るさが足りません。

外が明るさを増し、裏側まで光が回り始めたところで撮影を始めます。
今回のモデルは菜緒さん(SD-F-70/SDGr)。普段のウィッグだと隙間から吊り下げ式保持具が見えてしまうので、今回はセミロングにしました。
撮影の順は絶対撮っておきたい構図から進めていきます。

4連氷柱の隙間からひょっこり構図。

氷の回廊で撮影。やはりここの撮影が一番楽しいです。

広い空間でダンスしているような作品を狙いたかったのですが、気がつくと良く分からない不思議構図になってしまいます(笑)。

倒壊した氷柱は青味がかった綺麗な光を発します。

氷瀑の主軸となる流身の氷塊。セッティングしてから失敗に気づく。
それは、ここでの撮影では飛沫を浴びるのでドールさんがびっしょりになって更に付着した雫が凍り付いてしまいます。そのため、順番は最後にしないとその後の撮影に影響がでてしまいます。

ドレスもウィッグもびっしょりガチガチですが、最後の撮影をします。
ここは最も外光が届きにくい場所。おそらく氷柱の凍り付く早さなどが他と違うのでしょう。とても透き通った、まるでガラス細工のような氷柱ができます。床面の氷の美しい。

ドール撮影も無事に完了したので、これにて撤収します。

キャラバンに到着。今回の荷物です。

ひとまずびっしょりな菜緒さんを普段着に着替えさせました。

濡れてしまったドレスは窓辺に干しておきます。勿論、外からも丸見えです(笑)。

準備ができたところで、すんき蕎麦を食べに行きましょう! ということで山を下ります。

道の駅日義木曽駒高原にやってきました。はじめは周辺の蕎麦屋で探したのですが、あまり時間をかけたくないので道の駅で食べることにしました。

キャラバンへ戻ると、足回りにこんもりと雪がこびりついています。

先へ進みます。次の目的地は乗鞍にある善五郎の滝。もうこの2滝は毎年セットになっていますね。
で、この交差点を左折するのですが、これが……

ショートカットと言えばそうなんですが……

峠越えコースなのです。雪景色はとても綺麗なのですがキャラバンで峠道は疲れます。
山の木々から雪が落ちて舞い落ちて……

正面からぶち当たる!!(笑) これも雪山ならではの醍醐味ですね。

境峠。松本市に入りました。ここからは下りになります。

しかし、これまで真っ白だった雪がここからは茶色に! ホント、どうしてここからいきなりこんなに茶色なの!? って思うほどいきなりドロドロの茶色になります(笑)。

時刻は午後2時。乗鞍に到着したのですが、もの凄い暴風です。
お土産を先に調達して、まずは温泉です。
そして想定外の出来事が……。毎年、湯けむり館で温泉に浸かったあと、そこにあるレストランで夕食を済ませているのですが、なんとそのレストランが今年は休業。
明朝の食料だけは用意してありますが、それを食べてしまったら朝食が……。

食料問題は深刻なので、本日の善五郎の滝の撮影は中断して下界へ下りることにします。
最寄りのコンビニは新島々駅近く。赤丸のところです。峠越えのショートカットはなんだったのだろう……。遠回りしてきた方が結果的に良かったのでは……。

キャラバンを新島々へ向けて走らせます。せっかく乗鞍に来たのになぁ……。

右手にあるのが新島々駅。この先にコンビニがあります。

キャラバンがとても良い感じに汚れています。昼間の峠越えで松本市に入ってからの実績ですね(笑)。

食料調達のあとは乗鞍へは戻らず、下界からほど近い道の駅風穴の里で一泊することにします。

さぁ、本日の宿が完成です。二泊目ということで疲労もあるのでしょうか。ちょいと寒気がするので迷惑にならないよう一番隅っこでエンジンをかけっぱなしで暖をとります。とりあえず今は私のキャラバンしかいないので騒音については問題ないでしょう。風邪をひいて運転できなくなるよりマシです。FFヒーターがあればなぁ……。
おやすみなさい……。
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Posted at
2025/02/16 09:26:09