2008年07月28日
緊迫のレース!GTシリーズ第3戦・優勝!
怒涛の遠征、大きなトラブルも無く無事に帰還!
結果、フリー、予選、決勝全てのクラスにおいてオーバーオール優勝
凄いよ!3号機!決してキタキタの力ではありません!汗
7/27 北海道スピードパーク 北海道GTシリーズ第3戦
天気は思いっきり快晴!日差しが痛い!汗
メカニックはおもむろに日焼け止めクリームを塗っていた!爆
それを見てキタキタは男のくせに・・・・と思った!
あとで自分が紫外線にやられるとは思いもせず!
とにかく気温が高かった・・・・
サーキットまで320キロ、5時間半の搬送後なので、
ドライバーキタキタの体力も走る前からドンドン減少~~
サーキット入りは10時だったが、最初の走行枠は13時40分から
その間、炎天下にいじめられ煮干状態
今回はA050をついに投入!
エア確認したら、2.8K?????
おい!!!冷間とりあえず1.8K入れておいて言ったのに!
J担当間違えたのかな・・・・・
この気温と路面温度なので、冷間で前後1.5まで下げた!
今回マシン側で変更のあったのはタイヤとアライメントのみ!
小さな軽量化も行ったが、フィーリングやタイムには影響ないレベル。
いよいよA050に期待を込めながら、1本目のフリーにコースイン!
とりあえずフレッシュタイヤなので皮むきと、調圧の為に軽く走行!
9周目に軽いアタックで45秒219をマーク!
更に5周流しながら、皮むきの仕上げとマシンチェックを行い、
1本目の走行は終了!
温間圧を048を使うときと同じく1.8に調圧!
公式タイムはCクラス18台、GT300Sと400S混走内で
とりあえずトップタイム・・・・・
同クラスのエボ、現在ポイントリーダーのFD、激速のNSXも含め、
8台がコンマ台のタイムで均衡!汗
フリー走行2本目!
HSP走ったことある方ならわかるが、1周50秒程度のショートコース!
アップダウンもある超テクニカルコース・・・・・・
その狭きコースに20台近いマシンがアタックしてるのだから、
クリアラップのタイミングは一瞬しかない!
コースクリアが取れても、周回を重ねていてはタイヤとブレーキが、
とても1ラップアタックできる状態から外れてしまう・・・・
このフリー走行2本目のあとは予選ラウンドとなるので、
ここで最終的なアタックラップの目安が欲しい!
当然各車同じ思惑なので、1本目に比べヒートアップ!笑
3号機、相変わらず黒煙噴いてるもののコーナーリングは上出来!
変更したアライメントも、概ね間違ってはいない模様!?
5周目にアタックかけて、タイムは44秒935!
旋回速度から、43秒入ってる手ごたえは感じたものの、
気温のせいか、吸気温が50℃近い状態でエンジンの伸び無し・・・涙
そうそう、肝心の臨時ミッションは何とか使えるものの、
高回転で引っかかり感があり、とにかく丁寧なシフトを心がける・・・
気になるライバルのタイムは同車種のCPエボがやはりコンマ2秒差!
GT400クラスのターボ勢が気温の魔の手で大幅パワーダウンしてるのか、
3番手以降はGT300クラスのNA勢が素晴らしいタイム!
さて、2本の走行が終わって再度タイヤの確認!
空気圧の変動無しだったが、温度分布が簡易測定でもセンターのみ高い!?
1.8Kでも高すぎるのか???
フィーリング的には悪くないが、タイムも伸び悩んでるし、
一か八か1.7Kで予選アタックすることを決意・・・・・
いよいよ緊張の予選アタック!
Cグループ17台が次々とコースイン・・・・
タイヤ、ブレーキ共に5周以内でアタックチャンスを見つけて、
確実に1回で勝負しないと上位グリッドは厳しいと判断!
結果、4周目にアタックかけて44秒771でポールポジションGET!
2番手にはフリーからタイムの均衡している銀エボ号が
やはりコンマ2秒差で2番グリッド!
以下FDやらNSXやらS2000ボアアップマシンやら、
恐ろしいマシン&ドライバー達7台も、コンマ台で激戦!汗
コース幅の無い超テクニカルコース・・・・・
どんな決勝レースになるかは、走る前からわかりますね?笑
んで肝心のエア圧1.7Kの結果!
コンマ2秒アップしたものの、決勝は1.8に戻しました!
何故か?気になる方も多いかもしれませんが、
それは要望があればまた別の機会にお話します!
各ドライバー、マシンも暑さでダウン気味ですが、
そうこうしてる間に、Aグループから決勝レース!
GTシリーズはパワーや装着タイヤによって各クラス、
そして走行グループが分かれるが、
バトル的にはA・Bクラスが最も面白い!
Cクラスだと、ノーマルタービンと社外タービンも入れ混じってるので、
コース内で得意な場所と、そうでない場所が分かれる傾向だが、
パワーもトルク特性もそれほど個体差のないクラスは、
コース上のどこで見ても常に接近戦!汗
特に今回は200Sのシビックレースカーバトルが凄かった!
20分後には自分のレースが控えてるのに、
サイドバイサイド&テールテゥーノーズのバトルに大興奮!笑
そしていよいよCグループ!GT300Sと400Sの混走レース!
予定ではスタートで上手く押さえて、1コーナーをトップで入れれば
あとは機械的にラップして、1周コンマ2秒ずつ7ラップ・・・
1秒半のマージンを持ってゴールだな~とナメテたキタキタ!笑
ところが、スタート1分前・・・・・・
目の前でレースクイーンのお姉さまがボードを出した瞬間に、
前回のSCL戦で2速粉砕したのが頭をよぎった!汗
あの時は5500回転でミートして、7300回転で2速に入れて
クラッチをつなぎアクセル入れた瞬間にバキっとギア粉砕!汗
今回は果たして大丈夫なのか?
そもそも1万円のありあわせ、シンクロ逝ったミッションだぞ?
そんな囁きがキタキタを痛恨の失敗へと誘う・・・・・
レッドシグナルが消えて、グリーン点灯!
スタートのタイミングは良かった!
寝不足のくせに反射だけは良かった!反射だけは・・・・・・
先ほどの事で悪夢の再来を恐れたキタキタは、
なんと3000回転でクラッチミート!
1速で4000回転まで引っ張って、何を思ったか2速へ!笑
当然エンジンは一瞬もたつき、2番手の銀エボ号と、
ロケットダッシュを決めた300クラスのMR2にも先行を許し、
3番手で1コーナー進入・・・・・・・・
当然、銀エボ号は自分のペースで前に行くが、
こちらは300クラスのマシンを間に挟んでしまい、
トップとの差が1周でかなり開く・・・・・・
考える間は無く、2周目の3コーナ立ち上がりで無理せずパスして
2番手に浮上し、そこからは自分のペースで追撃開始!
レースは7ラップしかないので、とにかく追いつくこと、
そして抜かないと、ここまで遠征した意味がない!
もちろんコントロール不能な域では走行しないし、
それでマシンを壊したらもっとつまらないのは当たり前!
幸い銀エボ号も3周目からはラップタイムが落ちてきたのか、
4周目にはテールテゥーノーズ状態まで追い上げ!
闇雲に仕掛けても銀エボ号の弱点がわからないので、
1周後ろからじっくり観察・・・・・
1コーナーから3コーナー進入まではこちらのマシンの方が
進入速度も旋回速度もマージンがあった・・・・
3コーナー立ち上がりは、こちらがブーストの立ち上がりが遅く離れてしまうが、
バックストレートの速度は同じ!
バックストレート後の4コーナーアプローチのフルブレーキングは、
こちらにマージンありと感じた・・・・・
S字区間はほぼ同じで、最終コーナー進入はこちらにマージンあるが、
ここも3コーナーと同じく、何故かブーストの立ち上がりが
銀エボ号のほうがわずかに早く結果、ホームストレート前で離れる!
って事は2コーナーから3コーナーの間で抜くか、
4コーナー手前のブレーキング競争で抜くか・・・・
どちらかしか恐らくチャンスは無い・・・・・
6ラップ目、それらのコーナーで仕掛けてみるも、
コース上にオイルが出ており、こちらもコントロール必死!
ただ、銀エボ号のほうが後ろは見ないといけないし、
滑る路面で限界を探りながらドライビングもしないといけない・・・
メンタル的にはやはりこちらに分があるのを確信!
ファイナルラップ・・・・・・
1コーナー手前、魔の下りコーナーでノーズを入れる・・・・
相手の技量を知ってるからできることではある・・・・・
技量のわからない相手にこれをやると、ラインを塞がれて接触の
可能性が高いから、滅多にこういうところではキタキタは仕掛けない!
旋回Gの入った状態で2台とも相手のラインを残しながら、
数10センチほどまで接近した状態で、2コーナーのアプローチ!
こんなバトルまさに久々である!
楽して勝ちたい・・・そんなことはGT400Sでは無理か・・・笑
2コーナーで無理して並んで行っても、失敗したら勝ちは無い!
更に、オイルの出てる路面、アウト側の銀エボ号が飛んでしまう可能性もあり、
それをわかっていて仕掛けて勝っても面白くない!
ここは一歩引いて、3コーナー脱出の為に2コーナーは捨てた・・・
その結果、最後のチャンスが4コーナー手前でやってくる・・・
3コーナー、少しでも早くアクセル開けてブーストの立ち上がりを望む!
銀エボ号は2コーナーの旋回で姿勢が若干乱れたのか、
3コーナー立ち上がりでスリップに入れた・・・・・
すかさずインにラインを取り、ブレーキング勝負を予告!笑
銀エボ号もテクニカルブロックでセンター寄りを走行するが、
キタキタ号にはここで余していたブレーキがある!
予選でもまだまだ詰めれたけど、あまりラップタイムに影響しない
ここでのハードブレーキング・・・・・
片輪はオイルで若干滑ったが、むしろ銀エボ号のほうがオイルに乗ったのか?
4コーナーのインをとり、インベタでクリア!
5コーナー・6コーナーのS字切り替えし部分も、
オイルが凄く、それでも踏んでいかなければ最終コーナーの
立ち上がりで抜かれる可能性が高いので、
ここはアクセルコントロールは最小限に、ステアコントロールで
マシンを挙動をコントロール!
知る人ぞ知る、ラーマン山田的な乗り方である!笑
結果、ここでのマージンが最終コーナーでも追撃をかわし、
トップでチェッカ・・・・・・・・・・・・・
まさに運に助けられた緊迫のレースとなった!
今回、最高のレースを共にした銀エボ号、そしてドライバーのO氏!
函館という十勝とは遠くなはれた地域で活動されている方だが、
未だにCPエボで走っている方がいると嬉しい!
次回第4戦、9月のTIS戦は遠征予定との事で、
また、こんなバトルが出来ると思うと嬉しい反面、
体が持たないような気もするキタキタ・・・・・
さて、今回の遠征のベストラップは決勝レース2周目の、
44秒442・・・・・・
ベスト更新ならずとも、気温から想定してまずまずの結果?
A050の貴重なデータも採取したし、
9月のTISでは他車を寄せ付けないレース展開としたいものですね!笑
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2008年 レース・イベント | クルマ
Posted at
2008/07/28 15:21:20
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