『与作で木を切れなかった男』ドライブ

出発は22日10時過ぎ。ぎんがめさんのブログを見ていたら生月島に行きたくなってお伺いなどたててみたんですが、改めて平戸の天気予報をチェックするとそんなにお天気は良くありません。行ける範囲では高知が最も晴れマークが出ていたので二週連続の密入国となりました＾＾。





深夜2時半、黒潮町の白浜海岸着。


ここでダルマ朝日を見るための車中泊です＾＾。

ウトウトしていたら明るくなってきましたが・・・

上空は晴れているのに水平線には怪しい雲が。


ワン・タイミング遅れる形で朝日が登場。


露出が違うと夕日のようにも見えます。


地元のライダーさんとしばしお喋りして目的地へ向かいます。

ここから屋根を開けて本日のオープンドライブ開始は、6時半でした＾＾。

目的地の四万十市で給油し、今回の燃費は１７．３km/L！





杓子峠に向かいます。

こんなことは百も承知済み。
しばらくは普通の二車線道路ですが・・・


ココから先は一気に酷道に様変り！



この辺りから峠まで動画で納めました、長いです＾＾。


ＳＤカードのメモリーが無くなった瞬間の到着でした。

標高そのものは４６５ｍといたって普通の峠ですが、道の狭さと落石の多さは第一級！かつて同じ高知の493号で落石を踏んでパンクした経験があるので慎重に走りました。

峠から大正町への下りも一級品でした。

ＮＢで動画を撮っている方がいらっしゃいましたのでご紹介します。


やっと酷道を脱出。

この時点で8時半。29.5ｋｍに1時間半もかかっています！！

道の駅四万十大正で一息。

石の風車を紹介しているヒマなどありません。
急いで次へ向かいます。

ココから先は梼原川（ゆすはら）沿いを走るフラットな道ですが、、道の狭さはほどほどなれどブラインドＳ字コーナーが延々と続く、非常に疲れる区間なんです。

ただ、昔プジョー２０６で走った時と比べるとそれほど苦にはなりませんでした。
酷道スキルが上がったからなのか、ハンドリングの良いロードスターだからなのか、はたまたスタート直後でまだまだ元気だからなのか＾＾？

もうすぐ国道197号というところでまさかの通行止め！

出発後に頂いたKUROYONさんからの情報では、前日から通行止めになっていたらしい！

197号への迂回路があることに一安心。


実は途中の南国ＳＡで四国の地図を車に積んでいないことに気付きました。わざわざ買うのも何だかな～と思いながらも、過去にこの道で何度かミスコースを犯していたので、途中唯一見かけたロ－ソンで購入していました。

結果的にはｺﾚが大正解！もし買っていなかったら大迷走劇を繰り広げていたと思われます＾＾。

ただ、迂回路の県道26号も素晴らしい道だったんです＾＾。

県道マークを全く見かけないのでかなり不安になりながらの走行でした。

197号に入り道の駅ゆすはらでトイレ休憩。そして再び439号へ。

大快走区間はあっという間に終わり、すぐに酷道になります。

この場所は西からヨサクを攻める時にミスコースしやすい日曽の川地域の三叉路です。昔初めて四国カルストに来た帰り道、左に進路をとり落石三昧の道を走って行き止まりの大引割峠までミスコースに気付かなかったことがありました＾＾。

矢筈トンネルを抜けて仁淀川町へ。

峠を下ったところの酷道部分が工事中。

通れるみたいですが、以前からある左の道を選択。

さすがにｺﾚを乗り越える根性は無く、車を降りて落石を除去（トップ画像）。


一応工事は進んでいるようなんですが、この先の難所は全くの手つかずの状態でまだまだ酷道の王者を名乗れそうです＾＾。

真っ赤な橋を渡ると国道33号との共有区間。

ココから先はほぼ快走区間になりますが、通行量も増え単独でスイスイとはいかなくなりました。

新大峠トンネル

左の旧道はまだ現役の模様＾＾。

トンネルを抜けた後にあるこの区間唯一の酷道部分も、このトンネルが開通すると無くなってしまうのか？



大豊から国道32号に入ったのは13時過ぎ。ここからﾊﾟﾗﾊﾟﾗ雨が降り始めました。

ここまで食事抜き、しかもトイレ休憩以外は走り続けても6時間以上かかりました。この先の京柱・見ノ越の両１０００ｍ級峠を征服して徳島まで行くには更に6時間近くかかりそうです。天候は不順で標高の高い峠はもっと天候が悪いことは確定的です。

せっかくここまで来たし翌日も休みなんだから頑張ろうかな～と思いつつ、もういい加減に酷な道に疲れてきました。お天気の悪い両峠は勿論のこと、最後の難関府能トンネル付近を暗闇の中で走ることに恐怖を感じたのは事実です＾＾。

もう十分に頑張ったよな～、と自分自身に納得を入れ京柱峠の入り口、豊永駅の前を通り過ぎました＾＾。


一抹の後悔を憶えながらWest Westで休憩。





この辺りの紅葉ももう少し先のようです。

道の駅空の夢モミの木パーク付近で緑の物体と遭遇してｗ、高松港から国道フェリーで帰路へ。



四国は曇っているのに岡山県南は晴れています。



と、全線走破断念したことを誤魔化している＾＾。