確かに走りやすいですが……

　【2012年12月7日 16時00分／北海道占冠村下トマム】

初めて、札幌～帯広間を通して走ってみる道東自動車道。
十勝清水ICを過ぎて標高が上がるに連れて路面には雪やアイスバーンが散見されはじめ、特に日陰箇所では全面アイスバーンとなっていることも珍しくありません。

道東自動車道はその多くが二車線の対面通行。ゆえに追い越しは限られた箇所でしか行えず、必然的に数台の隊列走行となっていきます。この隊列、冬道であることも前提にした上での常識的なペースで流れているので、最新のスタッドレスタイヤ「iceGUARD 5 (iG50)」を装着している社用車1号機(日産フーガ 350XV)は、高い安心感に包まれてのドライブが実現しています。

もちろん、油断は大敵。
時に厚めの氷がある路面では、車体が振動するほどの段差も見られ、このために車体がスライドしようとする場面もあったりします。こうした際に、挙動を把握しやすい「iceGUARD 5 (iG50)」では、落ち着いて修正舵をあててやったりブレーキをかけるなどの対応が出来ますので、慌てることもありません。

「星野リゾート トマム」を過ぎて快適な走行が続きますが、国道274号であれば位置的には日勝峠を超えたあたり。しかし、冬の日勝峠は何度も走りましたが過酷な天候や路面状況であることが多く、道東自動車道とは比べ物になりません。

ゆえに、特に冬場はその存在感がより高まる道東自動車道。
ただ、片側二車線区間になると勢い良く追い越しをかけてくる車を見ると、果たして快適に走れることを喜ぶだけで良いのか、ちょっと考えてしまうところでもあります。


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