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2007年04月08日

全日本ジムカーナ選手権 第2戦 (千葉・浅間台 → 東京)

全日本ジムカーナ選手権 第2戦 (千葉・浅間台 → 東京) 成田空港にほど近い成田エクセルホテル東急で午前6時すぎに起床。
昨夜は周囲の部屋に宿泊していたと思われる某アジア人の集団が騒がしくて迷惑を被りました・・・。
この国の人々は概ね話し声が大きいように感じるのですが、"遠慮する"とか"周囲に気をつかう"という文化風土はないのでしょうか?

それはさておき、昨日に引き続いて「浅間台スポーツランド」へ。
実は今回は開催会場や主催者のウェブサイトに掲載されている情報が余りにも少なく、プレス申請に関する連絡先すら良くわからない始末。
まぁ「浅間台スポーツランド」は以前も取材で訪れた地ゆえロケーションもわかりますし、プレス専用エリアでなくとも撮影は充分可能なので"一般入場者"として来てみました。
ということで昨日と同様に入場料+駐車料で1,500円を支払い。


会場内では暫し関係者のいるブースを間借りして情報交換を行った後、第1ヒート開始から撮影を開始。
昨日中におおよその写真は撮影済、しかも天気や路面コンディションも大差なくゼッケンまでも昨日と同じなので、余裕を持って撮影に従事(^^)。

午後3時すぎに無事に競技は終了、やや開始に手間取っていた表彰式を撮影して仕事が終わったのは午後5時前。
浅間台スポーツランド」での全日本選手権開催は2001年以来とのことで、何かと運営面での不手際も見え隠れはしましたが、まずは事故なく終えられたことに一安心。
競技の方も白熱した見応えある戦いとなり、天候にも恵まれた良い一日となりました。

また、会場内では第1ヒートと第2ヒートの合間に、入場者に向けた抽選会が行われていました。
さらに状況を的確に伝えるのみならず、選手に関する豊富な情報量を面白く伝えてくれた場内アナウンスの質の高さには驚きました。こうした点はサーキットレース、特にスーパー耐久では大いに見習ってほしい部分です。

更に会場を出る際に、駐車場の出口でスタッフが"駄菓子"の詰め合わせを手渡してくれました。
「これでもツマミながら、お気をつけてお帰りください」と声を掛けて渡してくれましたが、こうした主催者の地道なサービス努力はジムカーナやダートラの方がサーキットレース、特にスーパー耐久よりは遥かに上をいっているという印象を改めて深めました。


しかし、あえて苦言も呈させていただきます。

ひとつは主催者に向けてですが、このご時世にしてはインターネット上での情報発信が少なすぎます。
主催者である「T1P」、そして会場の「浅間台スポーツランド」ともにウェブサイトがありましたが、ともに全日本選手権として情報発信は全く不足していると言わざるを得ません。
開幕戦がとてもこの面で充実していただけに、残念な部分です。


そしてもうひとつは参加者に対して。

浅間台スポーツランド」からの帰り、東京へは大栄インターチェンジから東関東自動車道に入ることになります。
その先は混雑状況によっては東京湾アクアライン経由も考えましたが、幸いに混雑は酷くなく、湾岸線経由で帰路につきました。

その途中、東関東自動車道で追越車線を法定速度の3割増以上と思われる勢いで抜きさっていった競技車両が数台。
ゼッケンこそ剥がしてあったものの、ボディのカラーリングやステッカーはそのままのクルマたちが"爆走"していったのです。

行楽日和の日曜夕方、千葉から東京へ向かう道には花見やテーマパーク帰りなど多くの家族連れなどのクルマがいることが予想できます。
そんな中をカラーリングされた競技車両が駆け抜けていったら。
クルマやモータースポーツに余り詳しくない方々にとっては「暴走族」としか映らず、それらの車が競技に参加していた車だったと知ったならば「モータースポーツ=暴走族」と認識されてしまっても仕方ないところでしょう。

競技車両は当たり前ですが公道では非常に目立つ存在です。
選手・参加者の皆さんはモータースポーツに携わる一人として、競技運転者許可証保持者としての認識を改めて高めていただきたいと強く希望します。


なお、今回撮影した写真を「フォトギャラリー」に掲載しましたので是非ご覧ください。

(本ページに掲載した写真と本文内容の特に後半については一切関係ありません)
ブログ一覧 | モータースポーツ | 日記
Posted at 2007/04/10 16:47:36

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この記事へのコメント

2007年4月10日 18:14
ご来場ありがとうございました。
一般入場者だったのですか・・・
180cmくらいのプレスの方を探してしまいました・・・
なかなかお会いできなくて残念です。

我々はお向かいのビューホテルだったのですが、施設が多少老朽化してはいましたが静かに過ごすことができました。ツインが一泊1万円以下なので激安です・・・LANはなかったかも。

今回の主催者様のHPは確かにないんですよね・・・
HPによる事前告知もなく、なかなか情報を入手するのに骨が折れたと思います。
この辺は全日本に限らず、ジムカーナ界全体の傾向かもしれません。
モータースポーツを営利目的にしている主催者様ではないのも一因かと思います。
次戦のSOMOS様はしっかりしたHPをお持ちです。
既にエントラントリストも発表になっています。

試合後は多数の選手がいつものレストランで晩餐を楽しんでいました。帰路についたのは20時少し前。
高速道路の渋滞もなく、スムースに帰宅できました。
地元のドライバーはほとんど成田ICからアクセスしますので
大栄から大急ぎで帰っていったのは遠方のエントラントだと思います。
看板を背負ってるはずなんですけどね・・・
コメントへの返答
2007年4月11日 13:16
> なかなかお会いできなくて残念です。
そうですね、開幕戦、第2戦と同じ会場にいながら、なかなかお会い出来ませんね(^^;。
今回は合間を見て、あば9さんのパドック付近にも行ってみたのですが、どなたもいらっしゃらなかったりと、どうもタイミングが合いませんね・・・。

>モータースポーツを営利目的にしている主催者様ではないのも一因かと思います。
サーキットレースのように観客を大勢入れることは考えていなくとも、参加促進のためにも情報発信は必要ですよね。
また、観戦したことで参加を志望されるようになるケースも考えられます。

ジムカーナやダートラは統括アソシエーションが存在しないので、本来はJAFがもっと積極的になるべきかもしれませんが。

いずれにしても伝統ある専門誌の休刊も公になったことですし、このままではスピード行事は年を追う毎に衰退傾向に拍車がかかってしまうのでは、と危惧しています。

>看板を背負ってるはずなんですけどね・・・
そうなんです。
私をハイペースでブチ抜いていったうちの数台は、カラーリングから競技会参加の何号車かも判別できました。
競技と公道はしっかり区別する"常識"を改めてわきまえて頂きたいものです。


次の幸田は・・・、行けるかどうかビミョーです(^^;。
2007年4月11日 22:24
こんばんは
私の師匠(恐れ多い)の森田名人が
表彰台に上がっていましたね。

還暦過ぎて全日本でこの成績というのも
すごいなぁ・・・なんて感心している
場合ではないようで。

聞けばジムカーナも上位の方々はご年配
ばかりとか?

割と気軽に入門できるジムカーナで
ご年配ばかりが幅を利かせているのも
モータースポーツ離れの一因でしょうか?

年寄りは出てけっ!という必要は無いでしょうが
もう少し若手を育てることを考えないと
いけないんだろうなぁと思ってしまいます。

今は各メーカーも含めスポンサーさんも
そういう余裕は無いんでしょうか?

日本全体がリストラとか成果主義に走って
人を育てることを忘れた結果ですかね。


それと、ジムカーナ場は名阪スポーツしか
行ったことがないんですが、まともな
観客席って無いですよね。
全体を見渡せる観客席が有れば観戦も
楽しいと思うのですが。
年に何度もこういう大会が無いと
建設費も出ませんかね?

ジムカーナコースでドリフトなんか
やれたら流行ったりしませんかね?
コメントへの返答
2007年4月13日 23:08
モータースポーツ界は全般的に高齢化が進んでいるように感じます。
ジムカーナやダートラ、ラリーなどでは特にそのような傾向が強いのではないでしょうか。

確かに景気の後退などで自動車という高価な道具を使う遊びが趣味の対象となり得なかった世代も存在するでしょう。

しかし生まれながらにして自動車の存在が当たり前の世代にとっては、モータースポーツは決して格好良いものとは映らないのかもしれません。

現代の車は取り敢えず走らせる上では難しいテクニックも必要ありませんし、アクセルを一杯踏めば速く走り、ブレーキを一杯踏めば止まるという優秀さですからね。
つまり、一般論として「車を速く走らせる」ことは特殊なことではないのかもしれません。

自動車文化やモータースポーツ文化の存在を認めるのであれば、JAFや自動車メーカー、関連企業が新たな知恵を絞る必要があるかもしれません。
また、競技会を主催する側も実は高齢化と硬直化が進んでいるのかもしれないので、何かしらの新しい風が必要な時期に差しかかっていることは間違いないように思います。

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