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2022年01月15日

サイバーナビ AVIC-VH0999のコンデンサ液漏れ対策

サイバーナビ AVIC-VH0999のコンデンサ液漏れ対策 電解コンデンサの液漏れだ。
見るからに嫌らしいドロッとした感じのものが漏れ出て既に固まってる。
これを放置すると、基盤を腐食して、しまいには配線パターンが断線するらしい。
そうなれば大変。
しかし、このモデルは2015年だから、まだそんなに古いわけでは無いと思うのだけど。

しかも、2019年に2回もメーカーの修理に出して、点検してもらってる。
その時に気付かなかったのか。
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とは言うものの、私も2020年の9月に、この本体側を開けて見てるし、写真も撮ってる。
その時の写真にも映っていたのだ。
その気になって見ないと、気付かないものなのか。
いや、そんなに古いものでは無いから、こんな事になってるとは思ってもみなかった。

今回、HDDをSSD化する為に開いて、気付いたのだ。
どの辺のパーツかと言うと、
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改めて、別角度から見ると。
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この基盤は上蓋側(天井側)に逆さまに取り付けられてる。
青いコンデンサはその上部に漏れ出た液が付いてるが、黒のコンデンサは基盤側に広がってるので、徐々に染み出したのだろう。本来なら重力で画像で上の方に垂れて来ても不思議ではない。
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このコンデンサの「液漏れ」と思ってるのが、そうではなくて、
コンデンサを固定してるものではないかと、プロの方から指摘があった。
このAVIC-VH0999のは、本体側もモニター側も、ベターと広がっていて、液漏れのように見えるのだけど、改めて、過去の記事を見直してみると、
ALPINEのサブウーファーSWE-2200のアンプのコンデンサの液漏れ
純正ナビのコンデンサの液漏れは、言われてみれば、綺麗に塗られてるようにも見える。
中国製の3Dアラウンドビューの本体の中のコンデンサは、いかにも後から盛り付けたと言わんばかりの固定材のように見えるけど。
なにぶん、これは素人の作業なので。しかも、私は友人、知人は一人もおらず、人と話すことさえほとんどない人間なので、全てが自分の判断で、人から教わる事も相談する事も無いもんで。
-------------------

基盤の裏のコンデンサの足のハンダを除去して、コンデンサを取り外す。
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今回はこの作業の為に「ハンダ吸取器」を購入して使った。
以下はその商品画像で、私の手では無い!
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↑ボタンを押すと、中のシリンダがバネで勢いよく飛び出し、中の気圧が急に下る分、先のノズルから溶けたハンダを吸引するというもの。
反動が大きくて、一瞬にハンダが無くなるのは、吸い取ったのか、吹き飛んだのかわからない。
けど、シリンダを押し込むと、中から筒状になったハンダが出てくる。

愛車の純正カーナビ(CD-ROMタイプでアルパイン製)のコンデンサの足のハンダを溶かす時は、簡単には行かず、表面全体を何かのコーティング膜が覆ってるようで苦労した。
けど、今回は比較的簡単に溶けて、除去出来た。
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コンデンサを取り外して、溶け出たゼリー状の物体を丹念に除去。
擦ったり、アルコールで拭き取ったり。
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同じ容量のコンデンサと交換するのだが、
16V 2200μF のコンデンサが1個と、
16V 10000μF のコンデンサ2個。
ところが、16V 10000μF のコンデンサがどれも高さがありすぎる。
元々使われてたのが高さが25mmしかない。
モノタロウ等で捜すも、一番背が低いので35.5mmになってしまう。
それだと、反対側の基盤にあるコネクタに当たってしまい、上蓋として閉じられない。

海外製で見つけて取り寄せるも、足の形状や間隔が違い過ぎた。
やっと見つけたのはYahooショッピングのノーブランド品
10個で840円という安さで、大丈夫なのかと。
これは30mmで、ギリギリ収まる。

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↑上がモノタロウで買ったニチコンの35.5mm
 中が今回使った30mm
 下が元から付いてる25mm

左が今回使ったコンデンサ、右がニチコン。
右のニチコンのは基盤と接する面にゴム足のようなのが付いてる。リードピッチは7.5mm
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新しいコンデンサを取り付けた状態。白い帯がマイナス側なので向きに注意。
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基盤裏はこんな感じにハンダ付け。
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↑いいか悪いか、足を外へ曲げておいた。
 これは盆栽の鉢の穴を塞ぐ網を固定するアルミ線の足をこんなふうにしてるからつい。

このコンデンサを取り付けて、蓋をした状態にすると、
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↑もうギリギリで、しかもコネクタの配線がU字に曲がってるので、

配線を一方へ寄せておいた。
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その結果、以下のような状態に。
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↑実際には上下が逆になる。

これでやれやれSSD化と合わせて、作業完了。
取り付けてみて、異常は無い。


と思ったら、なぜかAUX入力の画像が表示されない。
全く映らないのでは無く、黒い画面の中に何かノイズ走ってる。
考えられるのは、コネクタの部分。狭いところへ何本もケーブルが来ていて、
AUXはピンプラグが細い(ジャックの穴が小さい)ところへケーブルが太いし、
抜き差しの繰り返しでコジッてしまった感がある。
しかし、このジャックのところをイジってみても、何も変化は無い。
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銅箔を巻いてあるのは地デジのアンテナ線。
端から端まで配線全て銅箔を巻いてある。電波妨害を受けにくいようにしたつもりで。

またケーブル類を外して、本体をバラす。AUXジャックの位置は左下の赤丸。
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アースとしてハンダ付けしてあるカバーも外して、プラグも刺してみるけど。
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テスターで調べると、4極のピンは先から、左音声、映像、アース、右音声となってる。
それに対応する黄色いプラグの部分に記号を入れてるが。
この黄色のプラグは精密品で、中にピンが入ると接点が付くような動きがある。

それをスマホでWi-Fi接続して見る「耳かき」のカメラで撮影したのだが、
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その後、スマホの内部ストレージがひっ迫した時に、録画ファイルを消してしまった。

結局、原因がわからず。
当初はハンダが浮いてるのでは位に考えてたんだけど、私の手に負えない。

ところが、後から普通に映ったり、また映らなくなったり。
3Dアラウンドビューカメラのキャリブレーションに、7インチのナビの画面に映すようにしていたのだが。
その3Dアラウンドビューカメラも新しいのに交換予定で、まだまだ作業は続く。

さらに、このナビAVIC-VH0999のモニター部のコンデンサはどうか心配になって来た。
それで、過去に撮影した内部の写真を検証すると、
やっぱりモニター部もコンデンサの液漏れしていた。
alt
↑このモニター部を取り外すのは厄介なんだ。
そのうち、どこか取り返しが付かないトラブルが発生しそう。

→ モニター部のコンデンサ交換の記事はこちら

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Posted at 2022/01/31 05:56:16

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