
とりあえず完成です。
オートマでほぼ街乗りに使用する予定ですので、快適さを求め2.3Lへ容量アップしました。正確には2.35Lですが、、。
今まで2.3Lにするには有名メーカーの専用鍛造ピストンにH断面もしくはI断面コンロッドがセオリーで、いろいろリサーチしましたがアメリカでも誰も純正部品を使用して2.3Lにしていないようなので自分で人柱になってみました。
プロジェクトのポイントが鍛造仕様にするよりも低予算で、なおかつ部品の調達が難しくなく、最低限の改造でのトルクアップだったので、2.4Lはやめ2.3Lにしました。(2.4Lもできますがブロックを4G64にする必要があるため)
前エンジンはフライホイールボルトが6本でコンロッドが太いギャランVR4やD2エクリプスの4G63にしていましたが、部品の調達が簡単なフライホイールボルトが7本の4G63に戻しました。(D3エクリプスはもともとフライホイールボルトが7本の4G63)
ピストンはヒュンダイジェネシスクーペ2.0Tの純正ピストンを使用しました。一部のホンダ系のピストンでも代用可能ですが、もとがターボエンジンではなくリングとリングランドの強度が心配ですので、ターボ車のジェネシスクーペ2.0Tの純正ピストンを使用しました。
基本的にどの4G63でも可能です。
まだエンジン慣らしの段階ですが2.3Lと高圧縮比から来るトルクアップで明らかに快適です。(車重が軽くなったような感じです)
圧縮比が10.5ですのでノッキングが心配でしたがベース点火時期を5度遅らした状態で今の所ノッキングは出ていません。インジェクターは純正450ccを持っていないため一番純正サイズに近いランエボ1−4の510ccを装着しています。ノックモニターを仕様してノッキングをチェックしていますが6-7%燃調を絞るとノッキングが出はじめたのでインジェクターは450ccよりもランエボ用の510cc、もしくは560ccのほうがいいかと思います。
まだエンジンを始動したばかりでいろいろと不具合が出てくるかもしれませんので、また後日アップします。
注意:このセットアップはあくまでも街乗り主体で、ブーストもあまりかけないし、レース等もしない、いろいろパーツ交換などもしたくないけどもう少しトルクが欲しい人用です。大幅にパワーアップを考えている人は鍛造のセットアップをお勧めします。チャレンジしたい方はあくまでも自己責任で!もしなにかしら不具合が発生しても当方は一切の責任を負いません。
仕様部品:
北米エクリプスD2後期型ノンターボブロック(オイルジェット無し)
ヒュンダイ ジェネシスクーペ2.0T 純正ピストン(ピンハイト加工/圧縮比10.5:1 2.4mmガスケット使用時)
2000年式ギャランの4G64 100mmストローククランク(7ボルト)
三菱純正コンロッド(小端部幅のみ加工)
Cometic ヘッドガスケット 2.4mm厚
ARP強化ヘッドボルト
ARP強化コンロッドボルト
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Posted at
2017/01/13 13:56:38