5月6日のアルチャレ富士以来のFSW練習にkuma4Cさんと行って来ました。
当日は朝イチのS4Aから走行。8時50分からでしたが、薄曇りながら気温が28℃で路面も早々に30℃超え。湿度もあってじとじと暑い日でした。
本日のテーマは「ポテンザRE71Rの実力を探る」です。過去に人のクルマでほんのちょっとだけ走ったことがありますが、自分のクルマでじっくり走るのは初めて。スポーツタイヤとして評判が高いのは前回のアルチャレで身をもって知りましたが、実際に走ってみてどうなのか?をやっと体感できる日が来ました。まあ、タイヤ自体はずっと前から街乗り用で履いてはいたのですが。
タイヤサイズはフロント225/45R17、リヤ245/45R17。減衰力はSタイヤ用より前後とも1段ソフトにしました。タイヤの性格もあるでしょうが、ハイトが高いこともあって走り初めはタイヤ全体がグニャグニャしたフィーリングに違和感がありました。ただ、グリップ感はわかりやすく、実際のグリップもかなり高いことにビックリ!100Rの旋回速度自体はSタイヤとほとんど変わりありません。
とはいえ、縦と横のグリップを同時に使う状態になるとSタイヤのような許容力はありません。コーナー進入時に減速しながらも曲がっていくという状況になるとフロントが逃げる傾向にあります。このあたりを気にしながら運転操作を合わせていくと、2分00秒台がコンスタントに出るようになりました。1本目のベストは計測2周目の2分00秒17。いろいろ試したもののタイヤやエンジンがヒートしていない序盤がやはりタイムの出し頃のようです。
2本目は10時10分からで雲がさらに増えて気温が26℃まで低下。タイヤの内圧はとりあえず温間200kpaになるように調整しました。で、今日のもうひとつの隠れテーマ「kuma4Cさん号に乗ってみる」を実行。最初の4~5周でピットインして元に戻しましょう。と私から提案したのですが、乗ってみるとフィーリングのよさに走らせるのが楽しくなってしまって6周くらいしてしまいました(汗)
kuma4Cさん号はエンジン不調から復活してすごく速くなったということで、是非とも体感してみたかったのです。エンジンで私の4Cと違うのはROMとスポーツ触媒、マフラー。エンジンをスタートさせたときからかなりやる気なサウンドがしますが、これが走らせるともうビンビンに気持ちよくレスポンスしてくれるのですよ~!私のとは大違いです。アクセルを踏むと即座にビュッとパワーが出ます。
私の4Cでは1コーナーの立ち上がりでもっさりしてるところをkumaさん号はアクセルに即応してタイヤが路面を蹴ってくれます。それと、ダンロップのシケインの中で私のは適当にアクセルを踏んでもパワーが立ち上がらないのでそうそう簡単には挙動が乱れることがないのですが、kumaさん号はヘタに踏み込むとスライドしそうになります。シケインの立ち上がりも力強く、13コーナー手前で迷うことなく4速にアップ出来ます。私のだと3速のままでもいいかな?という状態とは大違い!
クムホのタイヤも初体験でしたが、タイヤの剛性が高く操舵レスポンスがよくて私の好みの動きで、これも走るのが楽しくなる要素でした。縦方向のグリップが強く制動性が高いのも印象的です。ただ、横方向のグリップ性能は縦に比べるとやや落ちる感じです。操舵レスポンスがいいこともあり、ていねいに走らないとグリップのピークを簡単に使い切ってしまいます。限界付近の許容範囲が狭い性格のようで、この点ではRE71は柔軟性が高く扱いやすいと言えます。
それにしてもビンビンに反応するエンジンとクムホタイヤのシャキシャキした動きは操作感がマッチしていてとてもレーシーな感覚で楽しかったです。kuma4Cさん、乗せて頂きありがとうございます!
あっ、それとフロントガラスのぼやけた視界のプロテクションフィルムは早く剥がしましょう。視界くっきりならきっと1秒以上タイムアップしますよ~!
で、ポツンとピットで待ちぼうけしているkuma4Cさんへ簡単にクルマの印象を伝え、自分のクルマに乗り換えました。自分の4Cはホントにもっさりしてる~! それとやはりブレーキが変です。オーバーサーボというかなんというか・・・。踏力が強いとかえって液圧が下がるような感じで制動力が低くなるのです。同じような踏力でkumaさん号でブレーキングしてみましたが、こちらは踏力に素直に制動力発生してくれます。私の4Cだと微妙に踏力を弱めると再び制動力が高くなってきます。これがなんとも違和感ですし操作が面倒です。これはSタイヤでも同じですが、何が原因なんでしょう?
そんな違和感に悩みながらも、ラジアルタイヤにあった走り方を探りながら試してみると、計測2周目になんとか1分59秒35がでました。次周は走り方がいまいちだったようで2分00秒07、そして次周に1分59秒14が出ました。ラインもかなり変えたのがよかったのかもしれませんが、気温が1本目よりも低かったこともタイムアップした要因でしょう。
それにしてもRE71スゴイ!5月のアルチャレでラジアル号が1分57秒台を出したのも納得です。リヤタイヤを265へと太くして、エンジン速くして、リヤウイングをもっと平らなのにして、走り込めば私でもラジアルで57秒台出るのでは?なんて妄想しちゃいました(笑) まあ、最後の人間力がけっこう大きな問題ではありますが!
なんていうFSWの顛末をフラミンゴに行ってMメカに報告&反省会を開催。そして、私の4Cもkumaさん号並みのエンジンパフォーマンスにしたいと。何と言ってもこれがもっとも手っ取り早くタイムアップ出来ることなので(汗) それに、アルチャレでラジアル号の後ろを走って痛感したのがまさにエンジンレスポンスの違いなのです。コーナー立ち上がりの加速力が違うのです。2月のアルチャレ筑波では私の4Cが不調ということがありましたが、5月の時点では復調していたので、ラジアル号が速いのは明らか。そして今回kumaさん号に乗ってみてサブコンとROMチューンの実力差がキッチリとわかりました。もうROMチューンするしかありません! 7月のアルチャレに間に合うかが微妙なところなんですが、どうなるかな・・・?
動画はS4Bです。ベストタイムはスマホが落ちた最後のラップです(笑)
この日は走行台数がホントに少なくて走りやすかった~!
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2018/05/19 11:51:45