メモリーナビゲーションのソフトウェアバージョンアップ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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スズキのサポートページにソフトウェアウェアのバージョンアップ情報が出ていたので、ハスラー搭載の全方位モニター付メモリーナビゲーション更新作業を実施しました👌🏻!!
【旧バージョン】
2024年版(1.0.00)
【最新バージョン】
2025年版(1.0.00)
なお、地図データについては、『2024年版(1.0.00)』が最新版ですので、今回のバージョンアップありません。
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手順の前に『作業を始める前に』に書かれている記載事項を確認!
パソコンとUSBメモリが必要になります。
【事前準備】
■インターネットに接続したパソコン
Windowsの対応OS、対応ブラウザは以下のとおりです。
・Microsoft® Windows® 10/11
・Microsoft Edge リリース時点最新版
・Mozilla Firefox リリース時点最新版
・Google Chrome リリース時点最新版
Macintoshの対応OS、対応ブラウザは以下のとおりです。
・Mac OS X 10.9.2 以降
・Safari 最新安定版
・Mozilla Firefox リリース時点最新版
・Google Chrome リリース時点最新版
20GB 以上の空き容量が必要です。
■市販のUSBメモリ
・32GB 以上のUSBメモリ(FAT32 または exFAT にてフォーマットされたもの)が必要です。
・USBメモリには更新に必要なデータ以外は保存しないでください。
■注意事項
・車載機の更新作業にはUSBメモリの抜き差しと、エンジンONの継続が必要です。作業が出来る安全な場所へ駐車してください。
・故障する恐れがありますので、車載機の更新中にエンジンを切ったり、USBメモリを本機から外したりしないでください。
・ソフトウェア更新に失敗した場合には必ずUSBメモリを接続した状態でリトライを行ってください。
・USBメモリの動作を保証するものではありません。
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手順の概略です。
①車内の車載機用のUSBソケットにUSBメモリを挿入し、車載機情報ファイルを取得する。
②車載機情報ファイルを保存したUSBメモリをPCに接続し、Webページにアクセスして車載機情報ファイルをアップロードする。
③Webページでサービスを選択し、更新用データと更新キーをダウンロードしてUSBメモリに格納する。
④車内の車載機用のUSBソケットに更新用データと更新キーを格納したUSBメモリを挿入し、車載機で更新を実施する。
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まず初めに、USBメモリをパソコンに接続し、メモリー内に何もデータが残っていないか確認しておき、念の為フォーマットも行いました。
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■パソコンでフォーマットしたUSBメモリを車両車内の車載機用のUSBソケットに接続
■ナビゲーションのモニターで、『ホームボタン』⇒『設定』⇒『本体情報』の順にタップする。
引き続き、『更新準備』⇒『確認』⇒『確認』をタップすると、車載機情報ファイルがUSBメモリに保存されます。
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■前の手順にて車載機情報ファイルを保存したUSBメモリをパソコンに接続し 、アップデート手順ページにある緑囲いの『アップロードを開始する』 ボタンをクリック
■ダイアログボックスが表示されるのでUSBメモリに保存されている車載機情報ファイルを選択してください。
・車載機情報ファイル名:vehicleinfo_client.dat
■ダイアログボックスの『開く』ボタンをクリックすると車載機情報ファイルがサーバにアップロードされ、適用可能なサービスの案内ページへと遷移する。
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適用可能なアップデートが表示されます。
今回の場合はソフトウェアのアップデートが『利用可能』となっています。
ページ下の方へいくと、『次へ』のボタンがあるので押す。
ソフトウェアダウンロードサービス規約に承諾する必要があり、『承諾して次へ進む』を押します。
ダウンロード実施確認が表示されます。
『ダウンロード開始』を押す。
任意の場所にダウンロードします。
私の場合はパソコンのデスクトップ上に保存しました。
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続いて、更新キーをダウンロードするページになります。
『ダウンロード開始』を押してダウンロードします。こちらもソフトウェアと同じようにパソコンのデスクトップ上に保存しました。
ダウンロードが完了したら『次へ』を押す。
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ソフトウェアアップデートと更新キーをダウンロードしたら、ダウンロードしたソフトウェアアップデートの圧縮ファイルを解凍します。
解凍したフォルダをフォルダごとUSBメモリにコピーします。
更新キーはそのままコピーして、同じようにUSBメモリ内に保存します。
USBメモリ内には『Update』と『vehicleinfo_host.dat』の2つが保管されます。
更新のデータがUSBメモリに格納出来たので、パソコンからUSBメモリを取り外し、車両の方に行きます。
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車両のエンジンをかけ、ソフトウェアアップデータ、更新キーを格納したUSBメモリを、車両のUSBポートに接続します。
ナビゲーションシステムのモニターで、『ホームボタン』⇒『設定』⇒『本体情報』の順にタップしていきます。
『ソフト更新』をタップすると、USBメモリを挿入してくださいとダイアログボックスが表示されるので、『確認』をタップします。
続いて、更新前のバージョンと更新後のバージョンが表示されます。
更新するバージョンに誤りがないか確認し、問題なければ『開始』をタップします。
ソフトウェアを更新します。よろしいですか?とダイアログボックスが表示されます。
『はい』をタップします。
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ソフトウェアの更新が開始されます。
更新中はUSBメモリを抜いたり、エンジンを止めたりしてはダメです。
そのまま待ちます。
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更新の進捗バーが表示されます。
そのまま待ちます。
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進捗バーが徐々に進んで行きます。
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ソフトウェア更新が完了したら、完了のダイアログボックスが表示されますので、『確認』をタップします。
約5分くらいで終わりました。
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するとナビゲーションシステムは自動的に再起動が開始されます。
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通常画面に戻り、ソフトウェアの更新は完了です👍🏻✨
ソフトウェアが最新バージョンになりました。
今回のアップデートの内容は以下のようです。
■シートベルト未装着警告の表示イラストに関する不具合の修正
■Bluetoothオーディオ機能に関する不具合の修正
■電源OFF機能に関する不具合の修正
https://www.infotainment-system.com/ja
なおこの整備手帳は記録用にしたもので、抜けや間違いがあるかもしれません。
ソフトウェア更新バージョンアップを実施される場合は、必ずスズキのサポートWebページを確認の上、実施ください🙇♀️
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