デフィー 油温、油圧センサー取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回に燃圧センサーを取り付けましたが、今回は、油温と油圧センサーを取り付けます。
ちょっとめんどくさい作業になりますが、なんせ、センサーやメーター関係は結構な値段がするので、取り付け自体はお金を掛けずに、知恵と工夫とヤル気でなんとかしたい所。前回も言ったけど(笑)
と、言う訳で、いっちょやったりましょう!
2
ナニがめんどくさいかって、アテの場合、オイルフィルターが普通の車と違い、中のフィルターだけを交換するタイプなので、オイルフィルターとオイルフィルターブロックの間にサンドイッチタイプのセンサーブロック(アタッチメント)を使う事が出来ません。
もちろん、NCロードスターやアテの2000エンジン用ブロックに交換し、普通のオイルフィルター仕様にして市販のセンサーブロックを使うのもアリなのですが、少なく見積もってもイチ諭吉は出て行くし、只でさえフロントヘビーな車なのに、更にオーバーハング(車軸の外)に重り(センサーブロック)を付けるのはあり得無い愚行と言える。
前にも述べたが、メーター類を付けても、イチ馬力も上がらない!
ただ単に、車のコンディションを可視化する事が出来るだけだ。
よって、これ以上重くならない様に純正のフィルターベース14-310A(赤線)を加工してセンサーを打てる様にします。
事前にオイルブロックのパッキン14-342A(緑線)を注文しておきます。
3
これが、エンジンとフィルターブロック間のパッキンです。
一見、再利用出来そうだが、クローズドコースでのオイルのお漏らしは、キツい罰金が待っているので、ちゃんと新品を使おう。
ムダな買い物はしないが、こう言う所はちゃんと出す。
つっても、税込418円だけど(笑)
4
作業としては、オイル交換時ならオイルを抜いて、オイルフィルターを外す。
そこから、オイルプレッシャースイッチのカプラーを外し、4ヶ所のボルトを緩めると簡単にオイルフィルターブロックを外せる。
写真はブロックを外した後。
外す前はただ単に写真を取り忘れただけなので、、。
ちなみに、オイルパンから吸い上げられたオイルはオイルポンプを通り、赤矢印方向に出て、ブロックに入り、フィルターでろ過されて緑矢印方向のエンジン内部に入って行く。
なので、油圧センサーはフィルターを通過したキレイなオイルが流れる通路側に付ける方が好ましい。
ちなみに、油温センサーは温度を拾うだけなのでオイルの汚れは関係なく、どこに付けても良い。
ワタシ的にはエンジン内部から高温になったオイルが集まる所、すなわちオイルパンに付けたかったのだが、フィルターブロックを外して見た感じ、なんとか油温と油圧センサーが付けれそうなので、とりあえずソコに打つ事にした。
その後は、やっぱりオイルパンに打つ!ってなるかもしれんけどw
5
すでに、穴が開いて1/8タップが切られてるが、作業はこれだけ。
純正オイルプレッシャースイッチや各センサーが干渉しない場所に8.2ミリの下穴を開け、1/8PTタップを切るだけだが、アルミなので厚みがあるが、少しずつタップを切り、センサー等を仮に締めて、締めシロを確認しながら作業した方が良い。
ちなみにワタシは8ミリの下穴に、1/8NPTタップで調整しながら作業した。
6
油温センサーは見ての通り長いので、タップ加工だけしかしないならここしか付かない。
反対側のオイルポンプから出て直ぐ側は、周囲に邪魔なモノが無いので良いようだが、深さ(幅)が足りないので、普通には付かない。
穴を開けた後、1/8アルミのボスを溶接して深さを調整したら付ける事は可能だと思うが。
今回は、タップだけの作業なので、各センサーにシールテープを巻き付け、ネジ込みシロを確認しつつ、角度を調整して組み付けます。
7
考えた末、こう言う配置に。
油圧センサーが上に有ると、エアーがたまることなくね?って思う人は、純正.オイルP.SWの隣に油圧センサーを設置して、油温センサーはオイルパンに設置した方が良いかも。
ちなみに真上はセルモーターとラジエーターの配管があるので、1/8 90度エルボのメス-メスと1/8のオス-オスを使用。
そのままでも付きそうだが、配管に干渉するのはイヤなのと、後々のメンテを考えるとこの方が良いと判断した。
あ、純正オイル.P.SWの穴を利用して、純正と油圧センサーも付けれるアダプターってのもあったが、ちょっと高い。。
しかも、なんとなーくトラブりそうな形状なので、却下。
と、言う訳で、フィルターブロックの加工、センサーの設置は出来たので、元通り組み付けて、オイルを入れてとりあえず終了。
その後、数日間はオイル漏れが無いか確認し、問題無ければ作業完了です!
ちなみに、1/8のエルボーとオス-オスが5~600円、ブロックのパッキンが418円なので、1000円前後(税込)で済みます。
8
そして、室内は、、、。
まあ~賑やかなことw
でも、タコ、スピード、油温、油圧、燃圧、負圧、電圧、各ワーニングインジケータ等、これだけいろいろ表示出来るならスッキリしてる方だと思うし、必要ない時はそもそも付けなきゃ良いだけなので。
えっ?中央のデッカイAndroid中華ナビには表示させないのかって?
えー、ナニを隠そう、この中華ナビは、親となるスマホとかにBluetooth接続は出来るのだが、中華ナビが親となって他のBluetooth機器には繋げる事が出来ないみたい。
簡単に言うと、スマホからスピーカー(中華ナビ)には繋がるが、スピーカー(中華ナビ)からスピーカーには繋がらないって事らしいw(スマートアダプターはBluetooth通信だが)
ミラーリングで表示も出来るが、面倒な手順が増えるだけで、タイムラグが増えるし、ちょいちょいフリーズするし、そもそも、攻める時にその位置では見にくいし。。
他に方法があるのかもしれませんが、なんかもう、、エエかみたいなw
なんだかんだで、やはり中華ナビは中華ナビなんですねぇwww
なので、今のとこ使わなくなった古いスマホを専用モニターとして使っています。
たとえ腐っても、古くなっても国産のスマホの方がちゃんと動く!
次回は、一切スマホを操作せずに、イグニONでモニターがオートで立ち上がり、イグニOFFで画面消灯する方法、整備手帳番外編を公開致します。
3/17追記。
↓試験的にFBに動画上げました↓
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