FCA 車用 Security Gateway 延長ハーネスの取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
作業には配線断線などリスクが伴います。断線するとSGWモジュールを認識できなくなり最悪走行不能になります。多分保証も受けれなくなる恐れがありますので自己責任で作業してください。当然当方責任は持てませんので悪しからずご了承ください。
2018年以降入ってきているStelvioには Security Gatewayが設置されています。
SGWがあるとODB経由でMultiecuscan等使用する際書き込みを行うためにはバイパスモジュールの取り付けが必要になります。
バイパスモジュールとSGWを併用できるように結線をしました。
さて作業前にシートを一番後ろにずらしスペース確保 念の為バッテリーマイナス側のクイックコネクタを外しました。
2
みんカラ諸先輩方の記事も参考にしつつSGWの位置を下調べしていた所、STELVIOの場合GIULIAに比べ設置位置がかなり奥まっており作業が困難(手先が器用でも擦り傷多発?)だとの事でした。最も情報は左ハンドル車の例が多いため右ハンドルの場合はどうか試してみました。
作業性、視認性確保用に運転席右側ポケット(ETC標準設置場所?)の上部ネジを外し内張剥がしでポケットの取り外しをします。
トルクスドライバーやレンチ(T-25)が必要です。
欧州車は殆どトルクスネジですよね。
(前車でレンチやラチェット各サイズ揃えていたので困りませんでした)
左右上部に金属クリップがありますので
内張剥がしで引き出し外します。
ETCなど設置がある場合はケーブル引っ張り過ぎに注意。
3
自車はQuadriforioですが2.0、2.2共に同じなのかは判りません。
次に運転席下側パネルを取り外します。
T25 3本を外し引き出す。
運転席側センターコンソール内張が引っかかるのでシート真ん中ぐらいまで引き剥がさないと取り外しが困難です。
照明コネクタ、ODBコネクタ、エアコン固定クリップに注意し外します。
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下から覗くとステアリング右側にETM(センターディスプレイのユニット)があるのでT30レンチでボルト2本外す 右側にはステーが一緒に締まっているので外れてきます。下に少し下げステアリング裏側にあるSGWを確認。(写真ありません)
外さなくても出来る様ですが外した方が両手使えるので使えるので作業性が上ります。横に黒い楕円クリップがついているので落ちたら注意。
90度回しステアリング真裏に手が入るスペースを確保します。
5
この段階でスポンジ性のエアコンダクトを外すと後の作業性が大幅に上ります。
スポンジ性のダクト付け根には切り欠きがあり引っ掛かっているので丁寧に外さないと切り欠きが破損します。破れると戻す際固定に困るので注意です。
下記方法はエアコンダクトを外した状態での作業です。
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運転席フロアに仰向けで入り込み
ステアリングセンターコンソール側からの作業が最も手が入りやすいと思います。
下から見てワイヤー固定クリップを外すとケーブルがフリーになり外しやすくなります。
クリップが長くしっかりはまっているので内張剥がし等でゆっくり焦らず外します。
星マーク位置がSGWコネクタ部分です。
この位置を手探りで確認してコネクタロック部や2個のコネクタ位置を確認しておきます。左手をRTM側から回せると簡単になります。
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自分の場合仰向けになり(シートレール右側が背中に当たり痛いのでタオルなどで保護)下から見てRTM側確保したスペースに左手でコネクタロックを押し右手でコネクタを抜きました。
最初にセンターコンソール側のコネクタ(8P)を外した方がスムーズです。
12Pコネクタは8Pコネクタに比べコネクタが大きいせいか抜くのに力が必要です。
ケーブルを痛めないように事前に延長ケーブルを使用する場合はコネクタロックの位置と力加減をテストした方がいいと思います。
画像は2セット使った場合の接続例です。
通常はSGWに接続し必要な時にバイパスモジュールに付け替えが容易になります。
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自分は延長ケーブルを利用
外したら園長ケーブルをSGWの12Pから取り付け8Pを同様に取り付けRTM側にケーブルを取り回しして右ポケット裏で延長ケーブル同士を接続しバイパスモジュールを付け替えやすくしています。
(写真が無いです)
コネクタ部などスポンジなどで異音対策をし終わったらエアコンダクト、アンダーカバー各種コネクタを戻しボルトを戻して完了です。
バッテリー接続を戻しエンジンをかけます。
ここでエンジンが始動しない場合ケーブルの接続がしっかり刺さっていないか最悪断線している可能性があります。
エンジンがかかると ステアリングマークが出てエラーが出るはずなのでステアリングを左、右一杯に切ります、エンジンを切りエラーが解除されます。
その後エンジンを掛けるとエラーは出ないはず。あとは必要な時にバイパスモジュールを取り付けMultiecuscan等でメンテナンスにお役立てください。
くれぐれも自己責任で。
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