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ヒライ@MR-Sの愛車 [トヨタ 86]

パーツレビュー

2022年10月28日

HKS HIPERMAX Ⅳ SP  

評価:
5
HKS HIPERMAX Ⅳ SP
HKS製の車高調『HIPERMAX Ⅳ SP』です。
HKSの車高調は新旧合わせると何種類も存在しますが、その中ではスポーツモデルとして存在し、比較的ハードなバネが装着されているモデルです。
スポーツ走行をするにあたってステップアップとして採用しました。

私の86はノーマルサスから純正オプションのSACHSダンパーと、CHUHATSUのローダウンスプリングに交換してあります。
この仕様は私が街乗り用に使っているセカンドスポーツグレードのタイヤとの相性もよく、乗り心地に優れ、ある程度ならばスポーツ走行もできたので気に入っていました。
ですがハイグリップタイヤを履いてスポーツ走行をする場合にあきらかにレート不足なことと、ジムカーナがメインなので素早い操作が特に辛いということもあり交換しました。

このハイパーマックスⅣSPはフロントリア共にピロアッパーマウントで、下がる車高に合わせるためのフロントスタビリンクが付属しています。
リアスタビリンクは付属しないので、別途購入するか、自分で制作することをおすすめします
制作例はこちら↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/2890961/car/3055856/11109533/parts.aspx

前期86純正のバネレートはフロント2.37kgf/mm、リア3.86kgf/mmとなっていますが、86/BRZ用のハイパーマックスSPは吊るしレートがフロント8kgf/mm、リア8kgf/mmです。(フロント・リア共にプラマイ2kgf/mmまで注文時に変更することができます)
特に前期86純正はフロントに比べリアレートがかなり高く、後期86やBRZでは差は縮まるもののリアレートが高いことはかわりません。
これらの純正前後バランス比と全日本ジムカーナのセッティングなどを参考にフロントレートを1~2kgf/mm下げようと思い、フロント7kgf/mm、リア8kgf/mmでオーダーとしました。

私がオーダーした時期にはこのハイパーマックスSPの後継となるハイパーマックスRが発表されていました。
費用対効果に優れるとの評価が多かったSPですが、Rは発表段階の価格でSPの1.5倍ほどとなってしまいました。
良くなっている点も多く悩んだのですが、費用対効果に優れる点を評価しSPを選択。
(ちなみにRでは標準レートがフロント9kgf/mm、リア10kgf/mmとなっています)


使用した感想としては狙い通りという感じでとても満足しています!
純正よりもややリアグリップ重視の比率となり、リアに粘りがでましたし、前後同レートの場合には出やすいとされるアンダーステアもセッティングでコントロールできる範囲に収まっています。
(通常リアのレートを高めると、フロントが沈みやすいのでアンダーが消え、オーバーステア方向に向かっていきやすいと言われます)
またレートアップの影響は当然ながら大きく、あらゆる行動が素早く、安定して行えるようになりました!
純正サスでは素早い操作が求められるスラローム区間などがかなりしんどかったので・・・

純正時の苦しんだポイントとしては
沈みきらないと立ち上がらないブレーキング時の減速G、沈みきったままでリアを活かしきれないターンイン、傾きすぎて失ったイン側のグリップなどなど
そういったものが解消し、素早く減速を開始でき、フルブレーキ後の蛇の回復も早くなり、コーナリング中のロールも減少し、立ち上がり時の姿勢も遥かに安定しました!

私の場合は吊るしの車高よりやや高めにセッティングしました。
リフトアップするときに楽ですし、コンビニに入るときなども低いものよりは気が楽です。
また86の足はストローク量が少なく、伸び縮み両方を足しても100mm程度しかストロークが無いのでセッティングも注意して決めなければなりません。
私の場合はフロントにスラストベアリングを仕込み、リアは吊るしよりプリロードをやや弱めました。
(プリロードを弱めると、伸びストロークが増え、車高が下がります。SPはフルタップ式なのでネジ式とは違い、プリロードを変えずに車高を変えることもできます)
どのあたりが適切なセッティングかは車によりますし、使うタイヤや走るコースにもよると思うので答えはないと思いますが、せっかく自分の車に合わせられるように車高調を購入したわけですので、また細かくセッティングを見ていければと思います。

このSPの減衰力調整は前後共に30段で、ストラット構造のフロントは倒立式で剛性が確保されています。
倒立式のフロントは減衰調整ネジが車体下側に、リアは上側トランクルーム内に来る構造となっています。

総評として私の使い方としては非常に満足しています。
街乗りでは乗り心地にやや固さが出てしまうものの、許容できない範囲ではありませんし、スポーツ走行重視ながらギリギリの良いライン狙ってきた商品かなという印象です。
街乗りをメインで擦る場合は18インチよりは乗り心地に優れる17インチ以下がおすすめではないかと思います。
スポーツ走行メインで、街乗りはそれほど長時間乗るわけではないという方に特におすすめできるグレードの車高調かと思います!!
入手ルート実店舗

このレビューで紹介された商品

HKS HIPERMAX Ⅳ SP

4.58

HKS HIPERMAX Ⅳ SP

パーツレビュー件数:751件

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