メーカー/モデル名 | 日産 / グロリア グランツーリスモ_アルティマ_電動SUPER_HICAS仕様(AT_3.0) (1995年) |
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乗車人数 | 4人 |
使用目的 | レジャー |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
5
|
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満足している点 |
★室内の質感 過剰なアクセサリー装備こそ無いものの、ダッシュパネルやドアパネルにはソフト材を使用し、部品の建て付けも割としっかりしているのでチープさがなく、それなりに質感の高さを感じられます。 ★モケットシート シートやドアトリムに張られたモケット生地は優しい感触で手触りが良く、このクルマの所有欲を満たしてくれるとともに、ジャガード織のような反発する生地と違い身体の凹凸によく馴染むので、長時間運転をしても疲れにくいです。 また、アルティマは運転席・助手席ともパワーシートですので、微調整がしやすく重宝しています。 ★バーチャルビジョンメーター 虚像方式のため焦点を合わせやすく、視認性に優れています。 ★フロント・ストラットタワーバー ★リア・ショックアブソーバータワーバー ★サスペンションメンバー・クロスバー ボディー剛性やシャシー性能を高めるのに効果的なこれらのパーツを、20年以上も前のセドリック・グロリアクラスに標準装備(一部廉価グレードを除く)としてしまう当時の日産は、やはり他のメーカーとは一線を画していると思います。 まだこの当時は、901運動の影響が残っていたのかもしれません。 |
不満な点 |
★トランスミッション Y33乗りの一部の方が言われている、1速→2速への変速ショックが大きめです。 ★ドアミラーアクチュエータ Y33が現役と呼べた時代の内に、ちゃんとメーカーから対策品を出しておいて欲しかった。ハッキリ言って壊れ過ぎです。 参考までに、1回目にこの部品が壊れた5〜6年前、部品代は1万円くらいでしたが、今は値段が上がり6万円くらいするそうです。 ★エンジン透過音の大きさ 昔、知人に乗せてもらったY32のVG30DET車と比較すると、車内に浸入するエンジン透過音が若干大きく感じます。 とは言え、以前所有していたセフィーロやローレル、スカイラインといったアッパーミドルクラスの車種と同等レベルの音量ですので、決して不快なレベルではありません。あくまで、Y32との比較ですので。 ★リアバンパーのデザイン(アンダー部分が浅め) デザインや設計の制約があるのかも知れませんが、リアバンパーのアンダー部分が浅めにデザインされているので、遠目からリアを眺めると少し腰高のように見えてしまいます。せめて、あと2〜3cm程度まで下に伸ばして、スペアタイヤハウスの部分まで覆ってほしいところです。ディーラーOPのアンダープロテクターの装着を前提としているのかも…? |
総評 |
パッケージングや経済性といったクルマの基本的な性能と、自動車税の増税や部品の値上げなど維持費の面において、当然ながら現代のクルマとは比較になりませんので、完全に好きな人のための趣味道楽のクルマと言えます。 ただ、例え古くても一応高級車ですので、ノーマルの状態でベストコンディションを維持していれば、ドライバー、パッセンジャー共快適に過ごせる性能は保持しています。 そしてこのクルマは、市街地走行よりも長距離ツーリングに於いて本領を発揮するタイプのクルマです。 高速域で活気づく3リッター・ツインカムターボエンジンと80Lの燃料タンクがそれを物語っています。 |
デザイン |
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★古き良き〝ニッサンらしさ〟を感じる、グランツーリスモのフロントマスク。
★ハードトップ、且つ均整の取れたセダンらしいシルエット。私はいつまで眺めていても飽きません。 |
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走行性能 |
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★VQ30DETエンジン
エコ運転を心掛けている時の、停止状態からの出足の一歩は、最近の軽自動車に置いて行かれますが、ハーフスロットルまで踏み込めば、ターボ車らしい鋭い瞬発力と3リッターエンジンらしい豊かなトルクが得られます。 また、機関を良好な状態に保ち、丁寧な運転操作を心掛けていれば、市街地走行メインでも7km/L前後の燃費を叩き出してくれるので、出力と燃費のバランスが良く取れているセッティングだと思います。 ★電動SUPER HICAS(日産4WS) 感覚が敏感な人やドライビングテクニックが上級な人は、HICASが作動した瞬間の〝お尻がムニュッとする違和感が苦手〟と敬遠されるシロモノですが、そこまで敏感でも上級者でもない私は違和感を感じることもなく、またドリフト走行もしないので私はこのHICASを気に入っています。 特に中・高速コーナーに於いて、もっとホイールベースが短いクルマに乗っているかのようなコーナーリング・トレースの容易さとスタビリティの高さは、やはりHICASの効果によるところが大きいです。 |
乗り心地 |
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グランツーリスモと言ってもセドリック・グロリアの一員だけあり、柔らかめのサス・セッティングで一昔前のサルーン的な乗り味を楽しめます。
ただ、70〜80年代の国産高級車のように限りなくフワフワという感じの味付けではなく、節度のある柔らかさという感じです。 |
積載性 |
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後部座席の背もたれとトランクルームの間に、約80Lの燃料タンクが鎮座しているのでトランクスペースは広くはありません。クルマの性格上、割り切っています。
ただ、以前所有していたC35ローレルはトランクスペースがY33より広い代わりに室内スペース、特に後席のニースペースがかなり狭かったので、パッケージング的には荷物の積載量より乗員へのゆとりを優先したY33のパッケージングに賛成します。 |
燃費 |
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大雑把ですが…
★信号の多い都心部で5〜7km/L ★信号の少ない郊外で7〜9km/L ★高速道路で9〜11km/L 車齢22歳、走行距離200,000km超の3Lツインカム・ターボという条件を考えれば、良好な方かと思います。 |
故障経験 |
★O2センサー (60,000km走行時) ★オイルプレッシャースイッチ (93,530km走行時) ★エンジン・リアクランクシャフトオイルシール (97,000km走行時。エンジンとミッションの結合部分から、エンジンオイルの滲みが…。) ★スロットルバルブスイッチ (121,707km走行時。症状として、温間アイドリング時に時々1,500rpm/min辺りまで跳ね上がりました。) ★ノックセンサー (157,000km走行時。部品交換とダイアグのリセットを実施したら、アイドリング時の振動が小さくなり本来のパワーが復活した感じに?悪化していた燃費も本来の燃費に戻ったような気がします。フェイルセーフ機能が働き、レギュラーガソリン使用時の状態になっていたようです。) ★ドアミラー アクチュエータ (Y33の持病みたいで、3回くらい交換しています。) |
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