
先週金曜日、筑波サーキットコース2000で本格的なシェイクダウンを行い、色々な部分が見えて来ました。
今回のメインは、第一に取材。
第2に昨年11月20日に走行させた時のドライブシャフトの不具合が解消されているか?の確認。
第3にその他の部分で不具合が発生していないかの確認。
第4に1分2秒台に入ると良いなぁ。のいう期待♪
と言うのがありました。
以前、こちらのブログの方にも書きましたが、今回誌面用に使用するのは、東洋タイヤのPROXES(プロクセス)R1Rというタイヤ。冬場のタイムアタックでもSタイヤ並のグリップを誇る、ハイグリップラジアルタイヤです。
今回は、前後255-40R17を装着してのテスト走行を行ないましたが、シャーシ剛性、空力、エンジンパワー、サスペンション、ブレーキの全てがR1Rのグリップ力を上回っていたことと、走行当日の外気温と路面温度の影響もあり、テストドライバーを担当する間野氏によると、ウエット路面を攻めているような感じで、ブレーキは直ぐにロックしてしまうし、攻められない。とのコメント。
と言うことで、ハイグリップラジアルタイヤのR1Rに合わせたセッティングを行って行きます。
まずはタイヤのケース剛性を上げるために、R1Rの適正空気圧よりも約4キロ高めに入れ剛性を確保。サスペンションの減衰もやや弱め方向に。剛性感のあるブレーキパッドもプアな純正に交換しての再トライ。
走行枠自体がファミリー走行ということもあり、どんなに車間を空けても直ぐに追い付いてしまい、結局クリアラップを取れず仕舞い。そんな状況の中で、セットアップ前よりも1秒アップの1分4秒5をマーク。
と言っても、さすがに純正のブレーキパッドでは本来の走らせ方もできませんから、この編の要素を踏まえると、目標にしていた2秒というタイムは見えてきますよね!!
しかし、サーキットを走っているGT300ストリートVer.を見ていると、蚊が飛んでいるみたいに遅い(汗)
バックストレートも最終コーナーもホームストレートも遅い気がするんだよね(謎)
でも、実際にタイムでみると速いみたいですが・・・
テストドライバー間野氏曰く、「とりあえずブレーキを純正並の効きで、コントロール性と耐フェード性のあるパッドに変えれば、最終コーナーはもっと速くなる。とにかくシャーシバランスと空力とサスペンションのバランスが良いから、バックストレートのトップスピードよりも、ホームストレートでのトップスピードの方が速くなる。」とのこと。
ちなみにテスト日当日は、バックストレートでのトップスピードとホームストレートでのトップスピードはほぼ同一の回転数とのこと。
いやいやいや・・・製作当初から、このようなクルマを目指してはいましたが、それが現実的になって来ると、ますますハァハァしてしまいます。
とりあえず、走行時がどんな環境であろうと、実際のタイムは1分4秒5に違いはありません。若干の仕様変更とメンテナンスをきっちり行い、タイムアタックを行う予定です。
外気温30度で、1分2秒前半。タイムアタックシーズンの外気温で計算をしていくとR1Rで1分フラット台から1分1秒前半。そしてタイヤをSタイヤに交換すると目標のタイムが見えて来ます!!
あとは、大きなトラブルが起らないことを願うだけです。
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Posted at
2008/06/29 14:52:34