2018年11月20日
トラブルエピソード (その1)
運転中のトラブルエピソードやビックリした経験は?
という事で、過去に経験したビックリ体験を話したいと思います。
今から約15年前の事なんですが、愛知県の国道1号線を走行していた時に、その事は起こりました。
時間は、真夜中の午前2時頃でした。
国道1号線は、中央分離帯のある片側2車線道路の平坦な道路なんですが、私が第1車線を走行していた時に、第2車線には
白色 トヨタ エスティマ
が並走していました。
道路の通行量は真夜中の午前2時ということで、他にはクルマは疎らでした。
私の横に並んだクルマから
黒い大きな物体
が、私の運転をするクルマの右横をクルマを追い越して前方に転がって行ったのです。
何が転がって行ったのかは判ると思いますが、黒い大きな物体の正体は、
エスティマの左側後輪のタイヤ
だったのです。
私は咄嗟にブレーキを踏んで減速をすると
タイヤは私のクルマの前方を横切り
更に歩道を横切り携帯電話会社の駐車場に転がって行ったのです。
私は、転がって行ったタイヤの跡を追い掛け、駐車場に自分の乗っていたクルマを駐車しました。
道路上を見ると、第2車線を走行していた
トヨタ エスティマ
は左側の第1車線にクルマを移動して路上にクルマを停めていました。
エスティマに乗っていた人は、
運転席には、30歳位の男性が1人
後部席には、若い女性と乳呑子(赤ちゃん)
の3人が乗車していました。
走行中のクルマからタイヤが外れるなんて、
私としては考えられない事
でビックリしましたが、人的物的被害がなかった事で安心をしました。
ただ、この後には少し問題がありました。
1つは、クルマからタイヤが外れたので クルマを動かす事が出来ず、運転手はクルマを降りて来たのです。
しばらくは現場で話をしましたが、
レッカー業者に電話をさせ
外れて転がっていたタイヤを確認すると
タイヤにはドラムブレーキのカバーが付いたまま
駐車場に転がっていました。
クルマには若い奥さんと赤ん坊が乗っていましたので、なんとかクルマを直せないかとクルマを見てみますと、
タイヤの内側にはドラムブレーキのカバーが付いており、ホイールカバーの中にはナットが5個の内4個が完全に抜け落ちていたのです。
本来こんな事は考えられないでしょう?
私は、運転手に対して奥さんから離れた場所で、
いつクルマを点検をしたのか?
何か御近所や職場で揉め事がなかったか?
と言いましたが、運転者は私の言う事が理解出来ない様でした。
私は誰かにわざと嫌がらせを受けたと思い、何か思い当たる事があれば、
「警察に相談した方が良いよ?」
と話しましたが、本人は「ポカ~ン」としていました。
私としては、
「ホイールのナットが5個総て抜け落ちるなんて考えられないし、ブレーキカバーまで付いて外れる事は理解出来ません」
赤ん坊を連れた若い夫婦で夜中の事でしたので、一応ドラムブレーキのカバーを直してホイールのナットも直しましたが、
「普段よりもゆっくりした速度で、自宅までが近かったら帰りなさい」
「但し、私はクルマの整備士の仕事はしていないので、確実にクルマ屋で整備を受けて下さい」
と言いましたが、運転者は現場から携帯電話でレッカー搬送の依頼を断っていました。
まぁ~何も揉め事がなかったとしても、クルマのホイールにホイールカバーを装着している人は、
時には、ホイールカバーを外してホイールのナットの緩みを確認した方が良い
と思いました。
真夜中の国道で、赤ん坊を乗せた若い夫婦がタイヤが外れて【交通死亡事故】なんて考えたくありませんからねぇ~?
この時のドライバーは、私の名前も聞かず現場から何も言わずに帰って行きましたが、あとで考えたら私が親切心でクルマを直さずにレッカー移動させた方が良かったかも知れないと思いました。
それでは、また。
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Posted at
2018/11/21 11:59:07
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