KYB New SR ダンパー交換　－　ポイントメモ

今日は、ハスラーの純正ダンパーから、New SRダンパーに交換しましたので、その作業記録です。

交換手順は、多くの方が整備手帳に記載されていますので、自分の作業記録として、作業時のコツポイントを記載します。

交換部品：KYB　NFS1247　×2本
交換時走行距離：2460km

①右側の上部ボルトを緩める。
17番のKTCメガネレンチで、それほど力も必要なく緩みます。

②左側の下部ボルトを緩める。
17番のKTCメガネレンチで、それほど力も必要なく緩みます。

③タイヤがギリギリ浮かない程度までジャッキアップ。
ハスラーのジャッキアップポイントは、変わった作りですね。フロアジャッキをそのまま当てられないので、一工夫です。

④上のボルトを緩める
ラチェットレンチにエクステンションを継ぎ足して、タイヤハウスの外から作業すると楽との書き込みがあったので、その通りに。
ただ、タイヤハウスはそれなりに広いので、エクステンション無しでも大丈夫そうです。
→というか、ジャッキアップの高さを微調整すれば、最初の数回転以降は、手で回せます。（次の写真）

⑤穴合わせしてから上部ボルトを抜く
上側は、このような長いボルトで止まっています。ラチェットレンチで何回転かさせた後、シャシー側穴とショック側穴の中心位置が合致するよう、ジャッキを少し上下させて高さを調整します。(Point１)
穴の位置が合っていると、ボルトは手で回ります。逆に、ずれたまま、レンチの力で回していくと、ボルトのねじ山が削れてしまうのではと思います。

⑥ダンパーを外します。
ダンパーを手で押し縮めて、90度車両後ろ向きに倒します。緩めてあった下側のナットを外し、ダンパーを取り外します。
⑦NewSRを下側から取り付けます。
NewSRを正立した状態で押し縮めて、そのまま横にして、下側の穴を車両側ボルトに差し込みます。（Point2)
そして、取り外しと逆に90度回転させて起こします。この時、NewSRが寝た状態で伸び縮みさせてしまうと、別の記事
< https://minkara.carview.co.jp/userid/2966560/car/2593218/4860328/note.aspx >
で書いたようなエア噛みの状態になるようです。
そのため、成立するまでショックが伸びないように、縮めた状態で養生テープで固定してから取り付け作業を行いました。（Point３)
ただ、エア噛みと思っているが本当に悪いものなのかは分からないので、自己責任でご判断ください。

⑧正立させたら、上側ボルトを締めます。
上側の穴にボルトを差し込もうとすると、車両側の穴とショック側の穴がずれていると思います。
実は純正とNewSRでは、最大に伸びた状態での長さが数ミリ違います。一つ上の写真ではわかりにくいですが、純正のほうが若干短いです。
ジャッキで少し高さを上げると、穴が一致して、ボルトは手でねじ込めます。（Point4)
⑨下側ナットを締めます。
⑩最後にメガネレンチで、上下ボルト、ナットを締みます。
トルクレンチは無いので、30cmのメガネで締められるところまで締めて完成です。