通年通りの連休ならば6日間は与えられていたものの、今年は当社の決算期(6月)末日までどうにも忙しく、4日間しかなかった。6日あれば前後1日のインターバルを置いて、3泊4日で東海・甲信地方方面へツーリングへ赴くところだったが、今年のGWは近場ではあるものの、県民ですら全ての地域を把握しきれないレベルの広大な面積を誇る兵庫県、知らない土地をめぐる県内1周の旅にでかけた。完全キャンプ&CT125で宿泊費も移動費も極力節約。
今回使用したナビシステム
『Beeline Moto』
スマホで目的地や中継地を設定したら、あとは表示される矢印に向かって走るだけという非常にシンプルなナビ。こいつの良い所は、野暮ったいスマホホルダーから解放されることと、地図が表示されない故に、ちょっとしたアドベンチャー感が味わえること。土地勘のない地域を走るとなおさら。実際、目的地までの直線距離を示し、道は運転手が自由に選んで走る「コンパスモード」というワクワクするパターンも使えたりする。
最初の目的地、播州赤穂。兵庫県南西部の最果て。
ここまでの距離約110㎞は、私の自宅から京都清水寺までの片道とほぼ同じ距離。
同じ県内にしてこの距離である。
こちらは「塩釜神社」と言って、すぐ傍にある古池塩田跡を高台から見守る位置にある。塩田の神様。
こちらが塩田跡地。
水辺の中ほどまで電柱・電線が伸びている辺り、何かの遺構であった事は明白である。
赤穂から1日目の野営場所「ちくさ高原」のキャンプ場まで一気に走り抜ける。
赤穂郡上郡町・佐用郡佐用町はマジで行ったことのない土地であり、主だった観光スポットも全く分からなかったため、道中を楽しむために走ったが予想通り。大自然に囲まれた楽しいルートだった。
高原だけあって星空が美しい。
iPhoneの夜間撮影もなかなか侮れない。北斗七星がハッキリ撮影できた。
喜ばしい事に死兆星は見えなかったのでホッとしたw
朝の散策。色々な動物の鳴き声が入り混じる中で歩く林の中は気持ちがいい。
今回の旅のメインディッシュ「氷ノ山・但馬アルペンロード」へ向けて。
ここから兵庫県最高峰、氷ノ山のオフロード(但馬アルペンロード)が始まる。
所々気休め程度の舗装はあるものの、ほぼ全域でオフロード(全部砕石敷き)。こぶし大の石が転がっているというガレ場ではなく、砕石道。実は一番怖い。
大段ヶ平バイオトイレがある所の駐車場より東側を見下ろす見晴らし台。
通称「氷ノ山ストレート」
オフロードでこういう直線は珍しい。
この但馬アルペンロードは、オフロードとは言えセダンとかミニバンとか観光目的な普通の車の往来も結構あるので、調子に乗って走ると倍危ない道なので気を付けたい。
兵庫県北西の最果て。初めて鳥取県に来た。(滞在数秒)
香美町にある「今子浦キャンプ場」
漫画・アニメ作品スーパーカブでもちょろっとでてきた、但馬漁火ライン途中にあるキャンプ場。海水浴場と景勝地などが集まった観光地の中にある。GW真っただ中のフリーサイトで、結構余裕があり、尚且つ料金がめちゃめちゃ安い。近年、1泊キャンプすんのに4000円前後取るキャンプ場が増えている中で、バイクなら駐車料金込みで900円というのは中々リーズナブル。温泉も大型スーパーもほど近かったので、風呂に入りステーキ肉を買って野営地に戻る。
帰路。
ほどほどに観光を楽しみ、日本海から瀬戸内海まで一気に走り抜ける。
日本海側は上の写真の様な奇岩が多く、地質学好きにはたまらない。
兵庫県北東の最果て。
豊岡市・玄武洞公園。
入場料かかるので外からw
朝来市・竹ノ内隕石落下之地。
日本国内で文献が残っている最古、つまり日本初の隕石落下地としての記念碑。
隕石が落ちたクレーターなどは残っていない。
川西市一庫ダムのダム湖・知明湖
兵庫県南東部で行ったことのない、猪名川町・川西市を経由し、宝塚市から六甲山を横断して明石へ。その途中。この日は天気が良く、爽やかな風が通り抜ける気持ちのいい休憩ができた。
六甲ガーデンテラスという渋滞の大元を除いては、六甲山はやっぱり走りごたえのある道だった。再度山の道が二輪終日通行止めになる理由も分かる気がするw
兵庫県ほぼ1周。
今回1周してみて感じた事は、兵庫県の東西県境付近は他府県のバイクが多く、良いツーリングスポットになっているようです。特に気持ちよかったのが猪名川町や佐用町の辺り。交通量が少なく信号が無い山道は基本的に楽しかった。ただ、阪神間からの観点だと西側はとても遠いw東側は道中が街中でめんどくさい。
高山帯の氷ノ山周辺は景観もよく、走っても休憩しても楽しかったから、機会を見てまた立ち寄りたい。またキャンプ道具を積んで。
ジェノバで夕方に明石から淡路へ帰る時いっつも思うけど、明石着の船の後ろにバイクとチャリがほんまに満載。はよ降りてはよ乗せてくれw早く乗らんとデッキから客席に一番近い席を一般乗船客が座りよるのだ。最悪一番遠い前の方しか席空いてなかったりするのよなw
そんな時は隙を見て客席に入り、ヘルメットだけ席に置いてキープをしておこう。
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CT125 | モブログ
Posted at
2024/05/12 21:39:16