さて、外車は初めてで車自体に疎い同僚と。
地元の店の後にディーラーに行きました。
同じように話して事前にTELアポ済みです。
ディーラーだと中古の初期物のギブリが欲しい
なんて客は同じような対応されてもっと壊れますよとか言われるのかなと思ってました。
到着。

東北では唯一のディーラーです。
駐車場に入ると店からピシッとスーツでキメた、営業の方が駐車場を誘導してくれました。
流石にマセラティしかありません(笑)

ギブリは、新車は1500万するんですね。
丁寧に店内に誘導されてまずはデジタルパットみたいなのに個人情報と買いたい車自体や次期、連絡先などを書かされました。
買う気
で来ている同僚は躊躇なく書きますが冷やかしの方はここで書けないでしょう。
名刺を同僚が戴きました。
僕は車に少し詳しいツレで買うのは同僚、と先に話をしておきました。
しかし、僕にも名刺を出してくれました。
え、いいですよ僕は💦
と断ろうにも
いえいえぜ是非✨とのことでしたので戴きました。
厚い名刺。
シンプルに、上品なデザインです。
系列はモンスターではなくネクステージが販売権利を東北でもっているようで
ネクステージ
の記載もありました。
営業マンさんはTELした内容を覚えていてくれて
「別のヤードにございますので、ギブリの代車でご案内致します」
とのことでした。
え、ギブリ乗れるの?
同僚は神対応にテンションが上がって居ました。
僕もマセラティの車内は初です。

手前から3台目が、現行のギブリの代車です。
可変マフラーが標準装備されているのは中期型以降だそうです。
しかし騒音規制の関係で音自体は初期型の方が大きいとのことでした。
3分、ヤードまでドライブです。
すると
「ちょっとスポーツモードで踏んでみます」
と発し。
直線で、80%開度とみました、
踏み込みます。
「おぉ!」
同僚はテンションが爆上がりでした。
こりゃー、やられるなぁ
と僕は思いました。
そうです。
マセラティを買いに来る人はエンジンを買いに来る人。
足に使う壊れないフェラーリ製のV6エンジンの咆哮が聞きたいのです。
加速はすげえ速い
とは僕は思いませんでしたが。
音が良い…
こればっかりはロードスターはもちろん。
ポルシェの6気筒でも、敵いません。
フェラーリのV8をベースにデチューンされたV6は。
シルキーかつ、うるさすぎない上品な。
この音は…
そう、現行ニッサンGTRを給排気カスタムしたような生き物のような。
いや、それよりは官能的だ。
フェラーリというよりはアルファロメオのブッソV6に非常に近い。
いつまでもドライブできる、これで白米三杯は行けそうな音だぁ…
これが車検の通る純正かぁ…
いいなぁマセラティ。
ヤードに到着です。
お目当ての車はとても外装の状態も良い。
青の外装にタンのフラウレザー。
僕は好きな配色です。
左ハンドル、サンルーフ付きなのも良い。
初期型のギブリは可変マフラーは純正ではついていませんが、この個体は後付マフラーで前オーナーがカスタムした車両とのことでした。
後から調べたら
マフラー交換後で工賃込みで70万くらいだね、流石です😅
尚良し…
期待が高まります。
「エンジンをかけます」
イグニッションオン。
パォーン!
エグい音だ、110デシベル位かな。
「ふかしてみてみてください」
え?
いいの?
国道沿いのヤードだから、周りは気にしないで良いです、と。
3000回転。
同僚が爆音にたまげて踏めません。
レッドゾーンは6500から、7000で頭打ち。
意外と回らないが…
恐る恐る5000回転まで回すと。
おぉ…これだ、この音は。
いくらイジった国産エンジンでも敵わない。
イタリアンサウンドだ。
正直うるさいが僕は好き。
可変マフラーなんで静かに乗りたい同僚は少し好みとは違うようですが神対応頂き感激しておりました。
その車内で僕はギブリ初期型を維持するのに気になるポイントをいくつか質問しましたが完璧に応えていました。
まだ若いのに国産中古車中心のネクステージからよくここまで勉強したなぁ…
グループ内のマセラティに転勤で来てマセラティは2年目とのことでしたが。
点火系
エンジン
ミッションはギブリに関してはほぼトラブルはないとのことでした。
意外でした。
トラブルといえばイタシャの内装ベタベタ問題がこの箇所とこの箇所に出ます。
と。
あとはエアコンが壊れがちとのこと。
しかし初期型のこなれた価格のギブリは人気でよく売れるのと
クワトロポルテやグラントゥーリズモ
じゃなければそんなに神経質じゃないですよ。
とのこと。
車検は何も壊れてなければ30万くらいですよとのこと。
なんだったんだアドバンスオートモービルは。
僕はメインの気になる点火系や電装系、内装ベタベタ問題。
エンジンと8ATに不具合が起きる可能性が低いことまで聞き出して、お役御免です。
このあとはお二人に任せ、マセラティのアイドリング音を楽しんでました。
この個体は左ハンドル、かつ予算オーバーの低走行車でしたので時期や予算感、仕様の好みなどを同僚は話してました。
ネクステージ、いや。
マセラティ仙台。
やるなぁ。
ここなら安心してスタートは切れそうです。
壊れない車?
そんなものは存在しません、マセラティだしエンジンがかかればオーケーでしょう。
1500万の車を400万以下で買おうとしてるんだ。
そりゃ茨の道だと思いますよ僕は。
同僚の足車のアクアとは違う。
でも、強みや弱みをちゃんと説明してくれると納得というものです。
壊れたら直せる気概があれば、行けます。
「ギブリを買うのは決めている。」
同僚はどうやらマセラティ仙台に託すことを決めたようです。
ヤードからの帰り道。
代車のギブリを全開してくれました。
フェラーリ…V6で、この音かぁ。
パーン💥と盛大に、バブリング。
これで純正?😅やっぱり違うなこのエンジンは。
この運転でリッター5くらいは走る。
大人しく回してれば8くらいいくみたいです。
ロードスターの冬場の燃費とさして変わりません。
かくして同僚は改めてそろそろ入ってくるという好みの仕様の中古車を見に来ると約束し。店をあとにするのでした。
もう一人でも大丈夫。
それと、最後にしっかり伝えておきたい。
僕らの車が帰る時に。
マセラティの営業さんは胸ポケットからペンが落ちてました、それくらい最敬礼して見送ってくれました。
僕らは客商売。
最敬礼もすれば土下座もします。
ミラー越しに見られている事を、マセラティさんは知っているのですね。
営業の鏡です。

同僚はギブリ買う記念に、マセラティのペアのカップをジャブで買っていました。
色々ノベルティも充実してるんだなぁ。

流石に

純正は高いな(汗)
でも充電器がディーラーで売ってるのはすごい、流石マセラティ。
僕はちょっと気になる車体を眺めていました。
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2023/05/13 05:21:01