先日キツネとぶつかってバンパーがズレちゃったんで直す訳ですが、
折角バンパーを外すんで、ついでに○シェさんのシュラウドなんぞ着けてみますよ。
実は前々からココが隙だらけだと思ってて
自分なりに対策を考えてたんですが、
そうこうしてるうちに○シェさんに先を越されて製品化されちゃったんで、
今更オリジナルの方法を出してもパチ物っぽくしか見えないんで、
素直に○シェさんの奴を買ってきてみました(爆)
が…
同等のアイデアを思いついてただけに、そのまま着けたんじゃ負けを認めたみたいなんで、
(いつから勝ち負けの話になったんだ? 向こうは相手にしてないぞ? とか言うな…)
オリジナルのアイデアをプラスして取り付けちゃいますよ。
って訳で基本コンセプトは、
「グリルから取り込んだ空気はキッチリとラジエターを通してやりましょう」
って事なんで、まずは現状を正確に把握するところから始めましょうか?
そんな訳でラジエターとエアコンのコンデンサーの隙間を覗いてみると、
コンデンサーを通過した空気がラジエターに行かずに横に逃げるようになってますよ。
ここの部分はお約束っていうか定番っていうか、
社外品のアルミ製でイカすラジエタークーリングプレートなる物を買うと、
ここの隙間を塞ぐ為の隙間テープが付いてきたりしますね。
まずは左側を見てみると、
(車に向かって左側という意味です。 つまり運転席側が左になります)
こちらはコンデンサーのサイドタンクとラジエターの端に、
適当に隙間テープを貼っても充分に対策できちゃいそうです。
で、右側を見てみるとコンデンサーよりラジエターの方が大きいんですね。
コンデンサーのサイドタンクに隙間テープを貼ったんじゃ、
ラジエターの一部を塞いじゃうので本末転倒ですし、
ラジエターの端に隙間テープを貼ったんじゃ、隙間が塞がりません。
で、コンデンサーとコアサポート周りの位置関係を見てみると、
左側はそれなりに隙間が塞がってるっぽい感じになってますが、
右側は盛大に隙間が開いていて、ガンガン空気が逃げちゃいそうですよ。
って訳で、まずはイージーな左側からやっつけていきますが、
こちらはラジエターとコンデンサーの間に隙間テープを貼ればOKです。
右側はコンデンサーのサイドタンクとラジエターの端を
ブチルテープで繋ぐというか塞いでいきますよ。
ブチルテープでコンデンサーを通過した空気をラジエターに導くようにしたら、
今度はコンデンサーとコアサポートの間もブチルテープで塞いでいきます。
徹底的に隙間を塞いで、グリルから取り入れた空気を全部ラジエターに導いてやります。
っていう考えがヤバい…
隙間を塞いでやればやる程、確かにラジエターを通過する空気は増えるんですが、
元々は隙間だらけだった訳で、この車を作った人にとっては隙間があるのが普通なんです。
普通なんですって言い方はアレですが、
隙間がある事によって、あちこちに空気が吹き抜ける事を前提に設計してる訳です。
要するに吹き抜ける空気も計算に入れてエンジンルーム内の温度管理を行ってる訳ですね。
徹底的に隙間を塞いでやればラジエターを通過する空気は増えて水温は下がるかもしれませんが、
エンジンルーム内にはラジエターを通過した空気しか入らなくなるので、
当然この車を作った人が想定するよりエンジンルーム内の温度は上がっちゃう訳です。
そうなると適度な隙間風で適度に冷やされるのを前提にした補器類は、
かなり暑苦しくてヤバい事になっちゃいますね?
って訳で、徹底的にやりすぎちゃうと、それはそれで問題があったりするので、
あんまり追い込まないで程々なところでやめときます。
上のグリルなんかもライトの裏側に空気が抜ける隙間があったりしますが、
敢えてそこを塞がないで適当に空気を流してやります。
そんな訳で隙間を塞ぐのは適当なところでやめといて、
本題の○シェさんのシュラウドを着けてみます。
本当はアルミ地肌色の部品なんですが、
そのまま着けると口元から銀歯が見えてるみたいでアレなんで黒く塗ってみました。
飛び石を食らって所々塗装が剥げてくるのもアレですし、
そもそも私の場合は塗装の腕前がアレなんで、
頑強かつイージーに塗れるアンダーコートで塗ってみた訳ですが、
イージーな筈のアンダーコートですら失敗しちゃって汚らしいという…(爆)
まぁ、あんまり気にしてもアレなんで、
塗装の失敗は見なかった事にしてバンパーを着けていきますよ。
で、最後の仕上げにここん所も隙間テープで塞いでおきます。
あれ? これでアルミ製のイカす奴と同等以上の事ができちゃいましたね?
フードキャッチの辺りは全く塞ぐ事ができませんでしたが、
ここの部分はボンネット側にエアガイドが付いてますので、
ここの部分から吹き抜けた空気はエアクリーナーに導かれます。
要するにこの穴は塞いじゃいけないんですね。
逆に言うと、ここの部分を一生懸命塞いでるアルミ製のイカす奴は、
エンジンが一生懸命吸気してるのを邪魔しちゃってる訳ですね。
アルミ製のイカす奴を買う時は気をつけたいもんです…
って訳で完成ですよ。
なんで全体像を撮らないんだって?
そんなの、車が汚いって言う人が居るからに決まってるじゃないっすか(爆)
で、肝心の効果の方はどうだったかというと…
社外の水温計着けてないんで、そんなの知らないっすよ(爆)
今迄なら水温補正が思いっ切り入るような使い方としても、
全然補正が入る気配がないので、それなりに効いてるんじゃないですかねぇ…
で、○シェさんは、なんでこの商品に「ガンガン吸い込みくん」とか、
「とっても冷え冷えくん」とかイカレた名前付けなかったんだろう…(爆)
追記
昼間に写真撮ったんで追加しときますよ。
これだとよく分らないですねぇ(爆)
って訳で寄ってみましたよ。
かなり目立たないんじゃないかと思います。
これなら塗装を失敗したのもバレなそうですね(爆)