ドライブシャフトブーツ交換
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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先日のサスのアッパーマウントの交換作業で左側のアウターのブーツが破れていてタイヤハウス内にグリスが散っており分割式ブーツで交換です。
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品番で追いかけると6RポロはスピージーではBAC-VW02Rという型番が通例ですが、自分のヤツは03Rでして、内径のサイズがちょっと大きなサイズが適合するようで、恐らくゴルフ5とか一部のニュービートルであるとかのやつと共有されてるようです。
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スピージーはネットで調達しましたが現物は確認してなかったので、ブーツを外す前に一応軸側とボールジョイント側の外径をノギスで調べました。ブーツが切れてるとはいえサイズが合わなかったらブーツ無しで走行なんてことにならないように、一応。
で、ブーツの内径より1mmほど大きいようなシャフトとジョイントの外径だったので一応タイト目につくられてるようで、適合が見込めたのでバンドを外しカッターでブーツを切りました。1K0407285Kってなってますね。そんなのパルカさんとかでは探せないんだけど、、でもそのパルカさんでブルーGTに適合するアウターブーツを見つけたのでそれを参考にモノタロウで照合したら03だったのです。ブーツはきくらげの様にコリコリした感じでプラスティックの性質が強いような素材でした。こりゃ経年で根元は裂けます。左はドラシャは短く、CVジョイントの角度も大きいし。
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バンドはマイナスドライバーでこじってハンマーでたたく
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パーツクリーナーで内部を洗浄するようなことはしてません。ペーパータオルで取れるだけ取る程度。
拭いて、
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グリスは付属のじゃ足らないと思ったのでワコーズのリチウムモリブデンLCG-MO2を近くのストレート工具で作業前に買ってきてそれを盛った。ちょう度は2号。1号より硬い。ちなみにインナーはウレア系が良いみたいですね。アウターにモリブデンに対しウレア系。ワコーズでいうとブルーグリスやハイマルチグリスみたいな。
エンジンやギアケースの熱でグリスが劣化するからモリブデンよりウレア系が良いようです。でもジョイントのリペアキットに付属するようなアルミパックのグリスはモリブデン系でアウターと同じと思う。
ビニールの手袋付けて押し込んで
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ブーツを被せてバンド締めて完成ですが、シャフト中央側で分割を全て嵌め込んでから定位置にスライドさせた方が絶対いいです。なんか、外側半分まで嵌め込んでジョイント部に差し込んでからシャフト側の小径の方の差し込みがなかなかハマらずグリスでワヤクチャになる。
分割を嵌め込んで、シャフトにセットするとブーツ内は気密性が感じられるようなバルブ音のような空気の音が、シャフトのブーツの位置決めの段差にセットするときに有ります。結構差し込むだけでバッチリとチャックされるような感じですよ。
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付属のバンドはとても扱いやすい。元々のバンドはΩ式で金属に厚みもあり締め付け時にはブーツに負担を掛けるような感じだけど、付属のバンドは扱いやすいし締め付けもいい強さ加減で締めれらる感じ。
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以下1週間後に作業
左を処置後、ワコーズのモリブデングリースが効いたのか走りが伸びやかに感じたので右は破れてないがグリス交換を目的にブーツ交換をした。
一応回転抵抗のシンメトリーの観点も懸念してもある。でもなんかブーツ交換ってのは左右同時交換が一般的らしいね。
ペーパータオルで旧グリスをクリーンアップしてパーツクリーナーで拭いて
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モリブデングリースを盛る
反対側もウマを架けておきタイヤを120°回しながら均一に空気を残さずに充填していくがステアリングをきった状態だとグリスは入っていきやすい。
パーキングレンジでタイヤを回すと反対側はデフギヤが働き回転はタミヤのラジコンみたいに反対になるから頭を使って回す(タミヤのラジコンが実車みたいに回るんだけど)
過不足なくグリスを充填できれば箱のフタのグリス付着を防止するカバーを付けておき
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ドライブシャフト中央部で溝に潤滑剤を塗布したブーツをかぶせて分割を差し込み合わす。ジャバラを少し伸ばして差し込むとRの部分がきっちり合わさりやすく、潤滑剤のせいで金魚の醤油を出すような音をしながら合わさっていく。
左側はこの時に取説通りの作業をしてインナー側がはまりにくいからCVジョイントからブーツが外れてグリス地獄がはじまった
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その後CVジョイントと合体させ、シャフト側はブーツの位置合わせの小径部分にずらして合わせる。油脂分が双方ない状態で合わせる。
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そのあとブーツバンドで固定するが、分割の合わせ目の反対側のパーティングライン上でバンドの留める位置を合わすとあるのでバンドのカシメ部分を分割合わせの反対側にして反対側タイヤを回し作業しやすい位置にする
ステアリングがセンターならタイヤを回してもブーツは外れない。センターじゃなかったらグリス地獄がはじまるけど
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作業に必須なのは不燃紙みたいなペーパータオルとパーツクリーナーとビニールの手袋を3セット位。
左は初挑戦でグリスでワヤクチャになった。
右は完璧かつ華麗に手も汚さず完了。
なんでも経験値次第やね。
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自分記録用
ドラシャ左
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ドラシャ右
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インナーもそのうちやるつもりでいる。あるべきものが揃えば作業は簡単だろうと思ってる。イーベイで純正ブーツキットをペアで送料込みで¥9000弱で買えた。
ブーツとバンドとキャップと、スナップリングとグリスがセットになってるやつ。どういう訳かパーツブランドのより安い値段でアメリカが出品してた。ヨーロッパは今物価ヤバそう。
こうしてアウター側のブーツは分割式の存在でサンデーメカニックでも交換出来てるが実は6Rポロのドラシャのブーツ交換はインナーよりアウターの方がリスキーなんです。
アウターのジョイント部はシャフトの先に抜け防止にサークリップが溝に嵌め込まれていて、ジョイント部を抜くのが大変なんです。純正の全身を使って綱引きのように引っ張るプーラーで外すか、アマゾンなんかであるシャフトにクランプ固定してジョイントと一体化してるハブナット用のスレッドを利用してナットの締め付けでジョイントを引っ張るタイプのプーラーだとかハンマーと当て木の力技か、とにかく大変なんです。自分が駐車場で風呂敷広げてのんきにやってるみたいなのじゃ無理。でっかい万力で固定してやんなきゃできない。でもインナーはスナップリングを外せばジョイント部は外せてブーツを通すことが簡単にできる。ゴルフだったらハブはボルト固定で、そのボルトをさらに締めこむだけでアウタージョイント部はシャフトのサークリップ固定からは簡単にはずせるんだけどね、なんだろか、整備性の配慮に欠けてる。
インナー側からアウターブーツを通して同時交換も左はできるだろうが、右は長いシャフトの間になんか万一外れた時の非常用緩衝ゴムみたいなのがあるからそこが通せないだろうし。そういうの含めて6Rポロのアウターは分割式が好都合ですね。
インナーはドラシャを外すので12ポイントのハブナットとΩ式バンドをカシメる治具、あと自分のドラシャは液体ガスケットがいる。ギアケース側の先端に金属プレスのキャップがあり、そこのボルト穴からグリスが遠心力などで漏れないようにするためキャップの小径の出っ張りの根元の内部に盛らないといけない。
ハブナットはディーラーで2個で¥5,500の見積もり。部品商のDシュタイマーならFEBIのやつで2個で¥2700位
36mmソケットとブレーカーバーは職場で借りてくるとしてその他の資材は¥7000位でそろえられる。ブーツは¥9000だから¥16000位で出来そう。
ウレア系のグリスを買えばもう少し高くつくが。どうせスナップリング外してジョイント部も外すことになるから頑張って洗浄して果敢にウレアグリスを入れてみようか。
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