ハイグリップタイヤを履き始めてからスピンが怖くて攻めきれない問題.
根底には咄嗟のカウンターができない,適正量・適切な戻しタイミングがわからないことが原因としてあるので,練習できる機会を探していたところ.
とある方のブログをみんカラで拝見して「こういうのもいいな」と思いその練習会に参加してみた.
レーシングドライバーの蘇武喜和選手が主催するプロセスレーシングのスライドコントロール練習会.
筑波サーキットジムカーナ場で開催されている所,午後 3 時間の枠に申し込み.
リアが動かないと練習にならないので,ミラジーノで使用していた 2005 年製 (!) のスタッドレスを後輪に装着してみた.
フロントは溝なし ZIII.
当日は 3 コースが用意されていて,全て定期的に散水してもらえる.
1 コースごとに 1 台ずつ入り,2 分間自由に練習できる方式.(サーキットコースは 1 本交代)
まずは 1 コースに飛び込んで 8 の字に走ってみる.
VIDEO
…まったくわからない.
ひとまず蘇武選手に乗ってもらいどう操作するのかを教えてもらうことに.
今までリアが動いた際にアクセルで止める運転をしていたので,そこから脱するためにアクセル一定でステアリング操作だけでコントロールすることを目標としていることを伝えると,「両方やりましょう!」と言われる.
実際に乗ってもらうとスライドはするけどリアが滑りすぎとのことで空気圧を少し下げる.
その後 3 コースの定常円,2 コースのサーキットコースはこんな感じ.
VIDEO
色々とアドバイスをもらった中で,「リアタイヤは外側だけではなくて斜め前に行こうとするので,ステアリングとアクセルで釣り合いをとれるような操作をする」という言葉がやたらとしっくりきて,思った以上に操作に慣れることができた.
高校の物理でやったベクトルみたいな話か?(ちょっと違うかも)
VIDEO
それでもまだ安定はしていないので,あらためて見本の操作を思い出した際に,操作の速度が全体的にゆっくりだったことに注目してみる.
おそらく自分はカウンターの反応が遅くて操作は速く大きく,そのためバランスを余計に崩しているのではと考えて早めにゆっくり操作することを心がけてみる.
アクセルも ON OFF を繰り返すのではなく柔らかく揉むくらいの調整にしてみる.
同時にステア操作で強引にリアを滑らせていたのが,ブレーキとステアリングでゆっくり滑り始めるような操作が自然にできるようになってくる.
結構上達した (つもりになった) ものの,カメラ電池切れで動画撮れず.
せっかくなので外撮りも欲しかった…
一方で今回は滑り始めてからのトレーニング.
自分が今悩んでいる滑り始めの対処とは異なる部分もあるはずなので,次回はその部分の操作を重点的に練習することとする.
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/09/30 15:36:20