
息子が自動車運転免許を取得して早2年。
MTの操作も安定していました。
・・・ちょっとシフトチェンジが速い気がするけど。もうちょっとコックンという感じの方が良い感じがするけど。
まあ、ブリッピングもかましているし良いかな?
で、息子の不満が出てきます。
それは、カローラフィールダーの電子制御スロットの悪癖。
購入当時から私は認識していました。アクセルを踏んだ量に対して明らかに加速が鈍いということ。特に峠の上りでは顕著に出ます。一瞬遅れて、さらに緩慢に加速するため3→2速に落としても思ったよりも加速しないということ。
カローラフィールダーは燃費重視のセッティングということもあり、加速すると電子制御スロットルで緩慢になるように制御してしまいます。
息子曰く「ガンってアクセル踏んだ時にガッっと加速してほしい。」と。
んじゃ、そろそろ付けますか。
PIVOTのスロコンです。
スロットルコントローラー。
例えですが、アクセルを30%で踏んでも電子制御スロットルでは15%になってしまうところを30%、45%と偽の信号で電子制御スロットルを騙す機械です。
ATでいうところのスポーツモードです。
これを装着すると加速感がアップします。アクセルワイヤーの昔の車の様なリニアな立ち上がりになります。
まあ、当然燃費は悪化する傾向ですが乗り方次第では燃費も上がります。
パワーが上がると書いているレビューもありますが、パワーはあがりません。
アクセルを踏んだ時のレスポンスが良くなるだけです。
レスポンスが良くなるから、加速感が上がり、パワーが上がったと感じるのです。
取付は簡単です。

アクセルペダル上部にある、電子制御スロットルのコネクターを外します。
そこにスロコンのハーネスを割り込ませて、スロコン本体に接続します。
あとはスロコン本体を設置するだけ。定番はステアリングコラム上部なのですが、MTなので左手を伸ばした先にスロコンがあるようにしました。
所要時間は30分ほど。
rと表示されているレスポンスモード。低~中速でのアクセルレスポンスが上がります。
pはパワーモード。全域でアクセルレスポンスが上がる。
試運転してみます。
r2が最適かな?
狙った感じで加速していきます。そのためポンポンポンとシフトアップして1→4速へ。ここでアクセルを緩めて定速走行に移行。
実は、レスポンスモードの方が燃費が良かったりします。
2000~3000rpmでの立ち上がり感が良く、1速からの加速後はポンポンポンとシフトアップするため、2速以降はあまりアクセルを踏まなくても良いです。
pモードはやや過剰。一般道ではピーキー過ぎます。高速道路で使う程度です。
息子にバトンチェンジ。
「ちょっと走ってくるわ。」
と何処かに出かけました。
帰ってきて感想を聞く。
「新東名走ったけど、シフトダウンでの加速が良くて120km/hまですぐに加速する。フィールダーってこんなに速かったんだ。普段はr2~3かな。」と。
1.5L可変バルブタイミングDOHCの1NZ-FEエンジン。最高出力110PS。車重は1100㎏。
80年代後半でならホットハッチと称されるくらいの馬力です。
電子制御スロットルでスポイルされていた本来の性能がスロコンで蘇りました。
MTならでは「操る」という感じが強くなりました。
あ、奥さんのコペン・セロ(MT)と私のC5エアクロスはスロコンは不要です。
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カローラフィールダー | 日記
Posted at
2024/04/09 01:01:58