前回オイル窓の清掃の際、開けたジェネレーターカバーの11本のネジの内1本をねじ切ってしまい、
今回はその折れて残ったネジの取り外しを行う
まず、頭が潰れたり、なめたり、ねじ切れたりしたネジボルトは、救出できます。
今回救出のために購入した工具は、2種類のタイプをホームセンターで購入
1つ目は、逆タップネジで通常とは逆向きにねじ込む溝が切られたドリルの先端。
差し込む用の穴をネジの中心に穴を開けて、逆タップネジをグリグリねじ込んでいきます。
通常穴を開けるときは、時計回りにドリルの刃を回転させて穴を開けますが、それが反時計回りにネジ込まれるようになったドリルの刃、
一般的なネジは、時計回りで締り、反時計回りで緩みます。
なので、反時計回りにグリグリねじ込まれることで、ネジが抜ける反時計回りに回転をする抵抗より強い力で、ねじ込まれるとねじ込む力の方が強いので、ネジが外れるほうに回り、抜けるという原理
活字にすると理解できないですね
もう1つは、ネジの中心に穴を開けるのは同じですが、その穴に硬い釘を打ち込んで、回転させて抜くという、普通の釘は、丸いので打ち込んだとしても空回りしてしまいますが、このタップは先端が3面とかになっていて、回した場合に引っかかるので、その抵抗でネジが回って取れるというもの
どちらかで対応できますが、今回は念のため1つ目がダメなら2つ目という想定で2種類買いました。
できればエンジンカバー(ジェネレーター)を、外さず救出したい。
なぜなら、カバーは外すにはオイルを抜かないとならないので、面倒
ということで、最低限じゃまになる、サイドカウルとマフラーのエキパイは外しました。
そして、まずは折れたネジの真ん中に穴を開けるため、ドリルに穴をあける用の刃をを取り付けて、穴にドリルを突っ込んだが、オイルの給油口が出っ張っていて、ドリルの刃が奥まで届かない。。。。
長いドリルの刃を買いに行くのも。。。。。
オイルを抜いて、エンジンカバー(ジェネレーター)を外して対応することに、
トホホ
1ヶ月に、3回もオイル抜くことになるとは。。。。
オイルは、交換後まだ500kmくらいしか走ってないので、そのまま再利用するため、後で戻せるよう廃油缶に排出
そして、エンジンカバー(ジェネレーター)を外し、折れたネジを確認
おーーーー
陥没してない。
これは!! 先端がちょっと出てるのでつまんで回せるのでは。。。
案の定、ラジオペンチでつまんで回したら、取り外せた。
買ったネジ抜き用工具は、使わず。。。
2種類合計で、1200円くらい
今後なんかあったらのために保管。。なんかあんのか??
M6サイズネジがちぎれるとは。。。。
締め付けトルクは、11N/mとのことだが、手持ちのトルクレンチが20〜120N/m用で、前回は最小以下にして使ってみたが、駄目だったってことでした。
エンジンカバー(ジェネレーター)は全部で11本のネジで止まっていますが、前回他のネジも、もしかしたらけっこう力を入れてしまって弱くなっているかもと思い、11本、純正パーツネジを調達しておいたので、全部新品に交換
ネジは1本70円とかなので、全とっかえでも800円ほどなので、交換したほうが良い。
さすがにガスケットは、そのまま使いました。
そして、11本のネジを、新たに用意した小さいトルクレンチで規定トルクでちゃんと締めて、排出したオイルを戻します。
オイルも規定量入れ、
新品に変えた、ネジだけ光ってる。。
マフラー戻して、サイドカウルを装着して、完了
3時間くらいは要した。
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Posted at
2022/03/26 20:19:31