クラッチホルダー流用

ヨンガンのクラッチレバーは、当時モノのためレバー自体に調節機能はありません。
私は手が小さめのため、クラッチワイヤーを張っていると急なクラッチ操作ができないケースが出て来そうです。

また、万が一、レバーを折ってしまった場合は純正部品が出るのか？確認していないため、もしも純正部品が出なかった場合はどうすることもできなくなりそうです。
そこで他車種流用をしてみることにしました。

調べてみるとクラッチレバーに調節機能がある車種は、Kawasakiに多く見られます。

フロントのブレーキマスターシリンダーを、Daytonaのラジアルマスター19mmにしているため、ブレーキレバーは6段階の調節ができ、3段目で使用しています。

当初ZRX400用のクラッチホルダーを使用しようとしましたが、ネイキッドのためミラーホルダーが付属していて、外すこともできないので、ZX25R用を流用することにしました。

運良くヤフオクに新車外し¥4,000（送料別）の即決で出品があり、10%OFFクーポンを使って入手できました。
到着した商品を見たところ、特にキズもなく本当に新車外しのモノのようです。

サクサクっとハンドル周りの部品を外し、ZX25R用のクラッチホルダーを仮合わせしてみます。

クラッチワイヤーは何の加工も必要なく、そのまま取付可能なようですので、このまま組み上げて行きます。

ちなみにハンドルグリップは、ボンドを塗っていないときは、エアを隙間に流してあげると簡単に外すことができます。

左側のスイッチとクラッチホルダーを近付け過ぎると、レバーがスイッチに干渉するため、レバーを握って干渉しない位置までずらして固定しました。

左右ともレバーをブラックで統一しているのと、元がZX25R用とは言え純正部品なので、見た感じも純正っぽくまとまっています。

ZX25R用であれば、クラッチレバーも純正や社外で入手が簡単になるので、折ってしまっても問題はなさそうです。

作業をして気付きましたが、バーエンドキャップのメッキが剥がれていました。
何用を使用したのか忘れましたが、スズキの純正部品だったと思います。
これも適当に見つけて、ブラックかガンメタ辺りのモノに交換したいですね。

レバーを握ってギアの入りを確認します。
調節した位置は4段目が握り易く、ギアの入りも良い感じでした。

それにしても、最近の純正部品は社外パーツのような機能があるんですね。
ZX25Rの純正クラッチレバーは可倒式になっていました。（もしかしてレバーは社外？）

外した純正のクラッチホルダーです。
ZX25R用のクラッチホルダーは、左側スイッチを外すことなく交換できますが、ヨンガン純正はスイッチとハンドルグリップを外さないとなので面倒でした。

ヤフオクの出品を調べてみると、これよりも状態の悪い錆々のモノが、そこそこの価格で出品されているので、そのうち？ヤフオクに出品しようと思います。

作業自体は特に難しいことはありませんが、他車種流用のため今回の様にすんなり行くとは限りませんし、車輌の状態など様々な条件で同じ部品が使えないケースもあるかも知れません。
そのため、マネをされる方は自己責任でお願いします。