🔧 熱対策 & リヤ牽引フック 取付作業

〈2023/01 追記〉
メッシュの目の粗さを変更し改良しています
もしよければ下記リンク参照願います


【放熱加工作業後の写真】
・オイルクーラー設置に伴い、お金をなるべくかけず、
エンジンルームの放熱対策をまとめてみました
(※長くなるので、『オイルクーラー設置』については別記事でUPします)

【作業に至るまで】
・エンジンルームに籠る熱を何とか逃したい
・オイルクーラーマウントもホースメントに取付したい


【決定要素】
・開口部形状 [長角] に決定
( [三角組合せ] or [丸] or [長角] で悩んだが、
開口面積、加工性も容易、で選択)

【手順】
① 塗装を剥がす (切断箇所、アース)
② プラズマカッター(AC100V)でカット
［私個人の感想ですが、AC100Vのプラズマカッター、自動車の板金加工では充分使えると思いました］
③ ベルトサンダーでバリ取り


・フェンダーにハミ出る外側の部分は、
ストリートでの使用、将来的にオイルクーラー位置変更も考えて、敢えて残しました



※❗️安全上注意点❗️※
ホースメントの穴加工について
【プラズマの接続光は強いので、私は溶接面をつけて作業しました(失明の恐れあり) 安全第一で】

(※繰返しになりますが
『オイルクーラー設置』については別記事でUPします)

【オイルクーラーマウントの位置決め】
・ホースメントを仮付け
・[メンテナンス],[ストリート使用時での弊害の無い位置]
を考慮した位置


① 合計5箇所で固定する為、ステーを作成します→切断、曲げ
(ホースメントからのステー4箇所)
(スタビの固定箇所からのステー1箇所)

② 作成したステーの溶接
・AC100V半自動
・0.8フラックスワイヤーを使用しましたが...
(やっぱりAC200Vのほうが仕上がりはいいなぁ
しっかり取付け出来たので、今回はヨシ！)
③ ダクトメッシュ固定用に、
タイラップを通す為の穴開け(ホースメント下面6箇所)

④ オイルクーラー位置を再度確認
・オイルクーラーをステーに取付け
・ホースメントごと車輌に仮組み
　最終位置の確認をしました
⑤ 仮組み、ステー修正
・オイルクーラー、ステーに〔残留応力〕が残らない位置へ
⑥ ホースメントとステーを脱脂後、
ツヤ消し黒で塗装

⑦ バンパー下部の口を塞ぐのに、アルミメッシュを使用
(取付けはバンパーが柔らかくメッシュ面積が大きい為、ホースメントに取付)

［メッシュ上部の固定］
・ホースメント上面左右端部にナッターでメネジをつくりL字ステーを取付。
・アングルにタイラップで固定。
・ナンバープレート側はパイプにタイラップで固定
［メッシュ下部の固定］
・メッシュ両端はリヤバンパー固定クリップで共締め
・片側3箇所ずつ、ホースメント下部に開けた穴を使いタイラップで固定
・牽引フック用の穴開け
【フロントと同じ物を取付け
アルミではなく鋼製です】

⑧ バンパー上部の口は開口部が小さい為、
バンパー側に取付け

【手順】
・ツメの部分に、メッシュがあたる所を切り込むいれてセット
・開口部からハミ出した部分を折り曲げれるようにメッシュをカットし、折り曲げ。
・ハミ出した部分を ホットボンド で固定
(ホットボンドは最小限で)


【注意点】
・作業前にバンパーを養生したほうが、いいです
私は傷が結構ついたので、作業後バフがけしました

バンパーを被せて完成.......
と思いきや、
バンパーとホースメントとの間にガッツリ隙間が

ガーニッシュがバンパーに付けられてたので、外したから隙間が開きます

⑨ 隙間埋めシートの作成
(ガーニッシュをメッシュ加工するか迷ったが、
今回は隙間を塞ぐことにした)

部材は、端面をヘミング曲げしたカラー鋼板を探したが、
ホームセンターに無かった

使用したのはホームセンターで入手出来る、『ウレタンシート』


写真のようにカットして
・両面テープ
・アルミテープ
・バンパー下部クリップ共締め
にて固定

隙間がきれいに埋まりました
⑩ バンパー取付け

伸び伸びになってた作業の一つが終わって安堵

DIYは自己満足だと思うので、
気になったら改善するかも

(メッシュ、リヤバンパー装着前の写真)

バンパーカットをせずに純正バンパーを使用した場合、
マフラー遮熱板、ホースメント、これ以上の放熱は無理
と思えるくらい穴開けした

参考までに［加工前の姿］

・加工後の開口面積改善は一目瞭然
SMT車は特にエンジンルームに熱を溜めたくない

(取付後メッシュが自分がイメージしてたのよりも細かいので、目の粗いものに交換するかも)