ラジエーターファン交換 インプレッサ流用

先日、色々変えてエア抜きも終わったところなのですが、アッパーホースがほんの僅かに干渉していた事と、他車流用が可能という事を知ってしまったので、熱が冷めないうちに交換してしまいます。

アッパーホースを外せば何とかなりそうだったので、前回同様にアンダーカバーを外してクーラントを抜き始めます。
ある程度抜き切ればラジエーター上側のホース類を取外してこの状態にすればファン2基が外れます。
ノーマルよりコアが大きいのですが、それでも何とか外せます。

純正ラジエーターファン
右がバッテリー側
左がエアクリーナー側

流用するインプレッサDBA-GP7用のラジエターファンです。
羽の枚数が多いので風量アップが期待できますね🤩
あとは静音性も上がるとの評判です。

エアクリーナー側
枚数差は流用品が11枚と明らか😳
厚みが違うので、右が小さく見えますが枠は同じサイズです。

裏はこんな感じです。

バッテリー側
こちらは羽が少ない方ですが、それでも流用品9枚と多いです。
こちらも厚みが違うので右が小さく見えています。

裏側
リザーブタンクも純正と同じ位置で取り付けできます。

厚みはこの通り、モーターが薄く羽も薄い為、かなりコンパクトになっています。

問題はここから。
こちらは純正ラジエーターファンのカプラーで、流用品と形が違うので変換カプラーの作成の為、この後使います。

流用ラジエーターファンのカプラー。
純正と違うのでここに合うカプラーが別途必要になります。

まずは、思い切って純正の配線の根元から切ります!!
切る前なのでまだ後戻りできますw

勇気を出して根元に近いところからカット!!
もう後戻りは出来ません!!

もう一基もスパッとカット!!

もうやるしかないw

変換カプラーを作るため、あえて長めにカットしています。

住友電装 090型 RS 防水 2極 メスカプラー・端子セット 灰色 リテーナー付属

を流用側に差し込むので用意します。

先にワイヤーシールを入れて被覆をカット、端子にはカプラーに入れる時に差し込みの向きがあるので、圧着前に確認しておきましょう。
配線は黒がマイナス、青がプラスです。
カプラにも小さくプラスとマイナスが表示されているので、流用ラジエーターファンのカプラと配線を確認してから組み上げます。

この変換コネクタを作ってしまえばあとは逆の手順です。

組み付け後はモーターの出っ張りもなく、コアが大きくなったラジエーターを入れてもこの位空間が出来ます。

アッパーホースにも干渉は無く、シュラウドとの隙間も余裕ができます。

交換前はギリギリかわしていますが、シュラウドがこのクリアランス。
気を付けていたのですがファンがほんのん僅かに擦っていました。
キズはほぼ分からない程度なので助かりましたが危うく参事になるところでした。

エアクリーナー側
変換カプラーには長さに余裕があるので干渉しないようにファンから避けたところで固定。
純正の配線にカバーがされてありましたが、配線カバーが余っていたので保護目的で被せておきました。
ビニールテープとかで巻いておいた方が良かったかもしれません😅

バッテリー側
こちらも同じように余裕があるので配線カバーを付けて、ファンから離れた所で固定

あとはカバーやホースを元に戻して、クーラントを補充して、エアー抜きをして完成です。

エクシーガやインプレッサ等流用出来る電動ファンがいくつかあります。
少し手を加える必要が有り、揃えるラジエーターファンの当たり外れと多少リスクが有りますが、冷却パーツとしてはコスパもよく、純正が壊れたりアップデートを検討している方には良いパーツだと思います。