BOSEの音質改善と運転席フロアのビビり改善
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
みんカラの先輩方の投稿を参考にBOSEサウンドシステムの音質改善に手を出してみました。
副次的効果で運転席フロアの低音再生時の振動(ビビる感じ)も低減できたので共有します。
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既に施工後の写真で申し訳ないのですが、サイドパネルを外し、ウーハーを覆い隠しているカーペットをハサミやカッターでカットしました。
指向性のほとんどない低音域ですから、スピーカーが隠れていてもいいのでしょうが、この後パネルに穴あけすることを考えると音圧がきちんと抜けたほうがいいに違いないと自分に言い聞かせカットしました。
写真はありませんが、最終もう少し大きくカットしています。
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次にサイドパネルに穴あけ加工。ここはピンバイスでちょいちょいと。
こんな穴6個で低音にキレが出たように感じます。考えた方に敬意を表します。
4
私の60は低音が強めの音楽を聴いているとフットレストやアクセルペダルが低音に合わせてボディソニックのようにビビる感じでした。
しかし、この作業後にその現象が8割方低減されていることに気がつきました。もしかしてウーハーを隠していたフロアカーペットが低音で振動していたのでしょうか?
60はフロア上げ底構造(カーペットやフットレストの下は発泡スチロール)なので何故にビビるのか謎でしたが、なるほどこういう事かと妙に納得しました。
5
次にセンタースピーカーからの音が(個人的好みからすると)少々弱いと思っていたので音抜け改善加工をしました。
もともとBOSEは包まれ感のある、スピーカーがどこにあるのかわからないような設計思想かと存じますが、センタースピーカーはもう少し主張してもいいと思います。
カバーを外して観察しますと、音はほぼ真上にのみ抜けて、ガラスに反射するように造られています。
6
ですので、裏側からスピーカー中央部付近の穴を丸ヤスリで拡大しました。
この時、ヤスリの差し込み方向を斜めにして、車室内方向にも多少音が抜けるように調整しました。
7
穴を大きくし過ぎるとカバー表面の見栄えが悪化しそうなので、透け具合を確かめながら作業しました。
だいたい写真くらいに穴を拡げると、程よく角度が付いても音が抜けてきそうです。
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作業後にカバーを斜めにしてみるとこんな透け具合です。
ここは好みの問題ですが、ボリューム25以上でしっかりセンタースピーカーが鳴っている感じがします。
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最後にツイーターカバーも同様の作業をしました。
写真は助手席側ですが、運転席側の聞こえ方がイマイチに思えましたので、運転席側は時間をかけて丁寧に拡大させました。
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写真だと分かりにくいのですが、何故かツイーター中央部の穴が細くて斜めに向けられています。音の向きをドライバー方向に寄せたいのでしょうが、いかんせん車両中央に音が寄ってしまっている印象です。
ですので、穴拡大はこのツイーター中心部をメインに実施しています。
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全部やってみての印象です。
低音のキレが良くなり、より立体的に音が聞こえるような印象に仕上がりました。
ツイーターもちょうど左右同じ感じに聞こえますし、センタースピーカーもいい感じに主張してくれます。
個人的にcenterPointは使っていませんが、オンにすると確かにサラウンド的に再生されていることもよくわかるようになりました。
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何より、低音でフロアが低級な感じでビビらなくなったのが一番の収穫です。
これ、設計的に敢えて振動するように作ってたんですかね?だとしたらこの作業は改悪ですが、振動が気になる人はやってみる価値ありかと思いました。
カーペット切り取りますので後戻りできません。そこはご了承ください。
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