
昨日(5/24)、予てよりマツダのウェブサイトを通して請求していた新型ロードスター(DBA-ND5RC)のカタログが届きました。
それをパラパラと眺めて…
予め書いておきます。
新型ロードスターを少しでも好意的に受け止めていらっしゃる方は、どうかこの先を読まずにブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてお戻りください。
ディグセグは、NDロードスターに対して言いたいコトを少なからず持っています。
全て、批判的な見解ばかりです。
おそらく、NDロードスターに心惹かれている方が以下を読めば、不愉快になるだけの結果を招くでしょうから。
★★★★★
では、行きます。
1.「デブ」
先ず何よりも先に言いたいのは、ボディの幅が1735mmとなり、歴代ロードスターの中で最も「デブ」になった点ですね。
ディグセグの記憶が正しければ、「歴代ロードスターの中で最もコンパクトなボディ」という謳い文句があったかと思うのですが、そんな文句は幅を5ナンバーサイズ枠内(1700mm以下)に収めてから言え、と申し上げたい。
「側面衝突安全性の為」だとか、「4cm弱なんて誤差のうち」とかいうエクスキュースはメーカの都合でしかないと思っております。
“SKYACTIVテクノロジ”が公になった頃、「ボディは軽量・コンパクト化を進める」とあった筈なのに、“フルSKYACTIV”で出て来るクルマはどれもこれも幅は拡がり全長は長くなり…
(あ、脱線しました^^;)
まぁ尤も、歴代の中で最も全長が短い点については評価しなくもありませんが。
2.重い
確かに先代(NC)に比べれば約100kg軽くなりましたよ。
また、開発者インタヴューを読んでも、「『1トン』という目標を立ててやってきました」とありますよ。
ならば、どうして“S”グレード以外は1トンを超えてしまったのですか?
1トンを10kgでも超えてしまったら、日本国内に於ける自動車重量税は1.5トン(CWプレマシー級)と同じ扱いです。
もっと頑張って、全てのグレードで1トン以下の重量を実現するべきではなかったでしょうか。
3.外注のAT
NDに搭載されるMTは、純粋なる“SKYACTIV-MT”なのですが、ATは“SKYACTIV-Drive”に非ず…アイシンAW製のモノ、しかも、あの「86」と同じモノだそうです。
何でも、“SKYACTIV-Drive”はFF用であり、エンジン縦置きのFRには使えないとか。
まぁディグセグはATにあまり興味が無いのでSKYACTIVであろうとアイシンであろうと然程気にはしませんが…やっぱりATも自社開発で賄って欲しかったなぁ。
4.高い燃料
先代(NC)に引き続き、指定燃料はハイオクとなってしまいました。
ちょっと話は逸れますが、SKYACTIV-Gシリーズの中でハイオクを喰らうのは、このND用の1.5Lエンジンが初となります(日本国内市場に於いて)。
更に話は逸れます(「高い」繋がりで)が、車両本体価格も“S”グレードで消費税8%込みで250万円を切ったとはいえ、それでもなお「高い」と言いたいですね。
5.地味な色
大雑把に分けて、赤・青・白・グレー・黒というボディカラーヴァリエーション…
ソウルレッドプレミアムメタリックはまぁ置いておくとして、ほか6カラーは何なんですか。
スポーツカーらしいストレートかつヴィヴィッドなカラーは用意出来ないんですか。
良く言えば「高級感のある」とか「質感の高い」とかいう文言が聞こえて来そうですが、ロードスターっていつからそんな「高級な」クルマに成り上がった、もとい、成長したんでしょうか。
まぁ、ボディカラーについては今後の展開次第では評価を変えてもいいと思っていますけど。
★★★★★
以上、「貧乏人のためのクルマ」(by初代ユーノスロードスターの主査、平井氏)さえ買うことが出来ない「超貧乏人」、ディグセグのひがみに満ち満ちたブログでした。
参考記事
・
マツダ、4代目となる新型「ロードスター」を初公開! エンジニアの方にお話を聞いて来た
・
マツダ・ロードスター【開発者インタビュー】 (2015.3.25)
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Posted at
2015/05/25 01:42:28