エアーﾌﾛｰﾒｰﾀｰの再調整②

関連情報にのせたＯＨでしたが、現在装着されている品の②-④間抵抗値を測定していると、異なることが判明。

現装着品：ﾌﾗｯﾌﾟ閉～全開の手前まで抵抗値がリニアに変化、min100Ω～max１ｋΩ
OH品：ﾌﾗｯﾌﾟ閉～全開の手前まで抵抗値が段付きやたまに一端下がってからまた上がるような変化、min６０Ω～max860Ω

そこで再度、抵抗ﾊﾟﾀｰﾝ上を走る接点の位置を調整する。
調整は写真の方法で、接点が動く位置を既存の溝と溝の間に変更。

ﾏﾆｭｱﾙによると、DC５±０．３Vを③に供給し、②-④間の電圧が閉で約250～260ｍＶ、全開で約4.60Ｖ。

ＤＣ５Ｖには、手持ちのシガーソケット用携帯充電器の出力が５．３Ｖだったので、これを活用。

修正後は、ほぼリニアに抵抗値が変化し、抵抗値はmin50Ω～max850Ω、電圧は閉で約269ｍＶ、全開で約4.65Ｖになり規定値に対し測定誤差内と判断。

再生後の使用感は、快調！。
と言っても、今まで付いていたものと何か変わったかというと、変化は無し。
min－maxの抵抗値は異なるのだが、ECUでmin-maxを読み取ってその幅を全閉ー全開に補正しているのかもしれない。

今回、いろいろ調べているうちに、アイドル時のエア量を変えられるスクリューねじがエアーフローメーターの出口近くのアルミキャップの下に隠れているとの情報を入手。
いじる必要が無いとの記事だが、エンジンオイルが充分に温まった後の”Ｄ”レンジ－アイドル回転数低下の解決策になるかもしれないと期待し現物をみると、グリスで埋まっている。
外したときからグリスだったので気が付かなかったが、すでに何らかの手が入っていたということ。グリスを綿棒で拭い去っておく（ホコリに注意しなければならないのかは定かではない）

なお、
エア量の調整は今後トライする予定。