Frando 7NB レーシング アジャスタブルレシオラジアルポンプマスターシリンダー
純正NISSINマスターのブレーキフィールがイマイチ(汗)
よく云われる無効ストロークから急に効力が立ち上り握力が必要なヤツね
国産純正だとこんなモンだと思うけど、もう少しどうにかならないもんかと
改善の選択肢は多くなくブレンボやゲイルスピードに替えちゃうのが
手っ取り早いけど、なんせ高価(汗)
そこで以前からコストパフォーマンスが高いと云われてる
台湾製の〝Frando〟を試してみる
台湾の切削技術は高いらしく、モデルガン好きには一定の評価があるらしい♪
選んだのは〝7NB レーシングアジャスタブルレシオラジアルポンプマスターシリンダー〟(長っ)
マスター径は19φ。従来型である〝7NB〟に可変レバーレシオがついたモデル
レバーレシオは18mm~21mmの範囲で調整可能だけど
19mmとか20mmはクリック感があるわけでもなく
はたまた目盛りがあるわけでもなく調整が曖昧でよく分からず(汗)
最小の18mmと最大の21mmでの調整がまぁ分りやすいか?
マスター径の19φはピストン32mm径の対向4ポッドだと一択
レバーの引き代が多くソフトなブレーキタッチになり
握ったら握っただけの効き具合・・・・
まぁこれはあえて言えばの表現なんだけど
有効ストローク、つまり効力がコントロールできる範囲が思ったよりも狭い(汗)
オレの指の短さからレバーを近めにセットすると
結構握り込んだ位置でコントロールするようになり
結果レバーを遠めにせざるを得ない、のがイマイチ
それでも純正のようなレバーの後端がただ近づいて
来るような調整ではなく、グリップに対しレバーが
水平に近づく(離れる)調整になるのでまだマシか
それでもワンフィンガー(人差し指1本)でもSTD
以上の効力が立ち上がり街中では十分
中指と薬指の2本掛けだと効きはよりシャープになる
でもオレ的にはアクセル操作との兼ね合いもあり
人差し指と中指の2本掛けにしたい
マスター本体を出来る限りハンドルバー中央に
寄せてみたがまだ少し足りない
レバーはロングの220mmしか選べず
ショートの190mmが選べればなぁ
これはレバーレシオとの兼ね合い?
それとレバーの形状が中々良い♪
以前ゲイルスピードのレバーだけ使ってた事あるけど
剛性感はガッチリでいいんだけど、形状がゴリゴリ
してる感じで指当たりがイマイチだった
純正は逆にツルツルし過ぎてて指に引っかかり難い
決して操作し難い訳じゃないけど原付スクーター
みたいなやる気のない指当たりはイマイチ
ブレンボはその辺考えられててスムースな形状
みたいだけど、Frandoはその中間みたいなカンジ
で素手でもグローブしてても違和感がなかったな
まぁこれは個人的な好みになるんだろうけどね
レバーの〝Frando〟のロゴがもっと目立たない
のにしてくれるともっとイイよね(笑)
色は3色あるうちのブラックをチョイス
これが純正色によく似てて交換した感が少なく自分的には好み♪
標準のミラーホルダはSTDに比べ数mm低いのでSTDを使う
同じく標準ボルトはメッキの安っぽいヤツなので、これもSTDを使う
リザーバータンクはクリアで安っぽく容量が少ない気がする
ステーもアルミの無垢でこれまた安っぽい
そもそも安いので安っぽいってのはオカシイが、この辺を
ちょこちょこグレードアップさせるのも楽しいかも♪
ブレーキスイッチは油圧が標準。壊れやすいとかで
評判が悪いけど、機械式よりシンプルで外観は〇
作動ロスがあるらしくフィールが悪くなるらしけど
機械式と握り比べた訳じゃないので分からない
それよりレバーをソコソコ握り込んだ状態でないと
ブレーキランプが点灯しないのが不安といえば不安
まだ近所をグルリと回っただけだけど、まぁ満足
ブレーキフィールは好みもあり、いろいろマスター径を
試してみないと自分が求めるフィールは見つけ難い
高価なラジアルマスターではそうそう買い換えられる
もんじゃないので選択肢としては十分あり
マスター本体の造りも決して有名メーカーと比べ
見劣りせず、STD(純正)以上のクオリティは
あると思います
https://youtu.be/h24XjzybrA0
参考にするモンが極端だけど(笑)
見てて作動フィールがよく分かる動画
メカさんがブレーキチェックしてレバーを離した時
〝にゅ~っ〟と戻る(13秒付近)のが市販車と
大きく違う。市販車はリターンスプリングがついてるせいもあるけど、
スッと戻っちゃうもんね♪
交換作業はいつもの横浜市都筑区
〝ザウィオートスタジオ〟さん
バイク屋さんじゃないですけど厚かましく
お願いさせて頂いてます♪
作業時総走行距離 21300㎞
5/9追記
走って来ました。やはり街中をチョット走ったくらいじゃ本質は分かりませんね(汗)。ブレーキへの入力が高くなるとラジアルポンプマスターを優位性がグッと出てきます。柔らかく深いストロークは確実に少ない入力で事足ります。力が少なく済むといえばそれまでだけど、上半身、特に腕がリラックスでき初期のセルフステアを邪魔しない。特に下りの右コーナーではラジポンの恩恵を感じました。今まで走り込むと右手の親指と人差し指の間に痛みが出てきてたんですけど、それが随分緩和。狭く感じた有効ストロークも指の腹のツブレ具合でコントロールするようになり丁度良い感じ。特に好印象だったのは握り始めて効力が立ち上がるリニアリティよりブレーキをリリースした時、パッドがローターからパンッと離れるのではなくスゥ~ッと離れてくようで、ややラフに操作した時の不用意にフロントが伸びちゃうのが軽減された。走り終え帰宅の途、何気ない信号での減速も、姿勢変化のコントロールが容易になったように感じたほど。一流メーカーの高価なラジポンはもっと緻密で濃厚なのかもしれないけど、2万弱でこの気持ち良い変化を味わえた自分は非常に幸せ。もっと早く付けるべきだった♪。
定価 | 18,800 円 |
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購入価格 | 20,680 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) |
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