
ついに、
MSpRロードスターが正式に発表されましたね。
以前から、ND NR-Aを所有していることは、時折BLOGやコメントなどで言及させていただいておりましたが、ご多分にもれずw、やはりMSpRは気になっております。
MSpRロードスターが発表されたことですし、この機に乗じて(?)、Myロドをアップしてみようと思い立ちました。本当は、
パーティーレース参戦した際にアップしようと考えていたんですけどね(汗笑)
そんなわけで、冒頭画像は、2019年から所有しているND NR-A(MY2016)です。今回は、月まとめ備忘録(汗)になりがちな当BLOGには珍しく、完全にクルマネタ、NDロードスターOnlyで綴ります。

冒頭画像はオープン。こちらはクローズ時(笑)

こちらもクローズ時ですが、やっぱりロードスターはオープンが似合いますね。
もともと、ユーノス、つまりNAの時代より一度はロードスターのオーナーになってみたかったんですが、なかなか実現には至りませんでした。
プロフィールにもありますように「いつかはJAF戦!!!」という想いがありまして、Nゼロをメインに検討した結果、今から6年ほど前にND NR-Aの導入と相成りました。ロールケージやバケットシート、6点式ハーネスなどパーティーレース仕様にして、現在はホイールをTE37にしています。
パーティーレースの
レギュレーションでは、2021年度シーズン以降はPOTENZA Adrenalin RE004が指定品となっているのですが、私のNR-Aは購入時に指定タイヤだったRE003のままですので、参戦するならタイヤは新調せねばなりません(汗笑)
結論から申しますと、その後のコロナ禍などもあり、未だにレース参戦に至ってないのですが(汗)、想像していた以上にオープンドライブは爽快で、またNDのスポーツカーとしての出来の良さ、楽しさに感嘆することもしばしば、今ではレース目的というよりは、ごく普通にオープンスポーツをエンジョイしています(笑)

ロールケージがダッシュ貫通でないため、サイドバー連結箇所の乗降スペースが超タイト。

パーティーレース指定ロールケージはサンバイザー使用不可(上げっぱなし)になるのが超不便。

エスケレートと迷いましたが、ここはやはりマツダスピードで。ハーネスは推奨品のクスコ製。
パーティーレース仕様のロールケージはサイドバーもあるため、乗り降りが結構大変(
エキシージよりも大変かも?)で、もっと気軽にロードスターを楽しみたくなり、次第にNR-A以外も含め買い替えを意識するようになっていた頃にMSpRロードスターの計画が発表されたんですよね。
気にはなっていたんですが、思ってたよりも高額ですし、ECU関係で制約が多いであろう新型よりも、所有するNR-Aを2.0Lエンジンに換装して好きな仕様に仕上げる手もあり、しかも安価で可能ですから、次第にMSpRへの関心は収まっていきました。
なのですが、いざ発表され、じっくりと
仕様をチェックしてみると、意外と良いのでは?なんて考えを改めた次第です。
12Rは魅力的なんですが、その金額を出すならば他にも魅力的な選択肢もあるわけで、かなり悩ましいところ。メーカーとしてはサーキット走行を前提としているようですが、そこを求めるなら、むしろ手持ちのNR-Aに2.0L換装などの手を入れたほうが良いように思います。前述の通り、ずっと安価に済みますからね(笑)
200台限定の12Rにロールケージ(orロールバー)を装着して本気でサーキットをガリゴリ走るのは、やはり勿体ないなぁ、と思ってしまい、私には出来そうにありません。LEGさんでボディ穴開け不要(共締め)で装着可能な4点式ロールバーがあるので、走るなら、その一択になりそうです。
「素」のMSpRは構わないのですが、より本格的なサーキット走行を志向するユーザー向けであろう「12R」に関しては、ロールケージとまでは言いませんが、せめて4点式ロールバーはデフォルトで装着(出来れば、共締めではなくJAF戦仕様)しても良かったんじゃないか?と思います。
鈴鹿サーキットでは、SMSCライセンス枠の
車両特別規定にて4点式ロールバー以上が必要とされてますし、サーキット走行云々と本格派を謳うのであれば、しかも「12R」は限定200台の「メーカーコンプリート」、そこは押さえて欲しかったかなぁ。
そして、気になる点はトランスミッション。サーキットをハードに走る方々が指摘されるのがトランスミッションの耐久性で、ミッション・ブローの話も耳にします。
仕様をチェックする限り「トランスミッションのメインドライブギアに固体被膜潤滑剤を塗布」としかなく、果たしてどうなんでしょうね?
もっとも、12Rは抽選ですから、当選しなければ何も始まりませんが(苦笑)
いま現在でロードスターに求めているのはサーキットどうこうじゃなくって、日常的に楽しめるオープンスポーツであり、もう少しパワーがあればなお良いかも?というところ。NR-Aの走り自体は凄く気に入ってますが、快適系装備はミニマムなので、普段使いを考えると、そうした装備も充実していたほうがベターなわけで。
そんなこんなを考えると、装備も充実、満を持しての2.0L、それに合わせた車体と足回りの強化、もちろん遠慮なくディーラーに持ち込める、素のMSpRロードスターが、これからの私にとってのベストロードスターのように思えてきた次第です。
MRCC(クルコン)が装着されていれば、なお良かったのですが、NR-Aも付いていませんので、まぁ、良しとしています(笑)

NR-Aらしく(?w)、岡山国際サーキットで納車して頂きました(笑)

納車時の走行距離。あまり伸ばせていませんので、もう少し走ってあげないと。
ところで、根本的な論点として、1.5Lと2.0L、どちらが良いのか?というところですが、率直に言って、1.5LのNR-Aに不満はありません。交差点を曲がるだけでも唸ってしまうような軽快な身のこなしは、おそらくは1.5Lに分があるように想像しています。
ですが、そういう「らしさ」とバーターに2.0L化するとも思えませんし、装備も含めてプラスアルファの余裕こそが、MSpRの魅力なように思う次第です。
とはいえ、私のNR-Aは「ND1」でして、所謂2024年ビッグマイナー後のND2とは違い、ECUの書き換え、つまりECUチューンに制約がありません。しかも、もともと1.5Lエンジンのパフォーマンスに特に不満は無い(ロードスターのキャラクターにマッチしている)ので、そこを鑑みますと、手持ちのNR-Aを「1.5Lのままチューンを施す」のも一興かな、とも考えております。
ある意味「1.5L版の12R」を目指すのも面白いかな~、なんてね。
まぁ、まだまだ考える時間はありますので、そろそろ涼しくなってきた秋の夜長を、いろいろさまざま思い巡らしながら楽しみたいと思います(笑)