さてさて。
今回の
トヨタ問題は、どういう展開になるのでしょう?
記事の引用。
2010年2月5日(金)
トヨタ社長がリコール問題で初の会見、特別委員会設置へ
[名古屋 5日 ロイター]
トヨタ自動車<7203.T>の豊田章男社長は5日、ハイブリッド車「プリウス」のブレーキの不具合や、他車種のアクセルペダルの不具合などに関するリコール問題でトップとして初の記者会見を開いた。豊田社長は、改善に向けた取り組みを担当する特別委員会を立ち上げる方針を明らかにした。
豊田社長は会見の冒頭で「複数の地域やモデルでリコールが発生し、迷惑と心配を掛けたことを心からお詫びする」と陳謝。プリウスのブレーキで問題が発生していることについて「できるだけ早く対応する」と述べたものの、リコールを行なうかどうかなどの今後の具体的な対応方針は明らかにしなかった。世界規模でのリコール問題については「対応は米国で順次進めており、日を追うごとに信頼が戻ると思っている」と述べた。
新たに設置する委員会の名称は「グローバル品質特別委員会」とし、トップには豊田社長自身が就任する。会見に同席した佐々木眞一副社長は「委員会を通じて社内を総点検し、第三者の権威ある方々の意見を素直に聞き、襟を正したい」と述べた。
佐々木副社長は、米国で深刻化しているリコール問題について、米運輸長官の忠告が後押しになったとの認識を示した上で「リコールに踏み切らなければ、信頼回復は遅れダメージも大きくなった」と述べた。
(ロイターニュース 平田紀之記者 布施太郎記者)
で。
韓国辺りでは、もはや自分が天下を取ったみたいな報道がなされています。
…自力で落とせよ(笑)。
「トヨタは終わりだあ!」
とか、
「神話は崩れた。もはや取り返しようが無いのではないか?」
と決めてかかる人もいるようです。
ただ。
表層を追えば済むような問題でもないらしい。
ワタクシには、
三河の田舎者企業の底力は、こんなチンケなものではないとしか感じられないところがあるのです。
例えば。
豊田市やその周辺のトヨタ関連会社の社員さんから直接聞いたお話では、
「もう人がいなくて閑散としている。勿論、派遣や期間(社員)は、殆ど切られていた」
との事。
…しかし、ですね。
ワタクシの企業関連からの情報では、
社員の立場とは全く逆方向の情報も上がってきているのです。
これは、企業秘密も関係あるのであまり表沙汰に出来ませんが、少なくとも
金や力がない企業では到底考えられない事を目立たず着々と進めている部分もある訳で。
…つまるところ、
韓国メーカーや旧ビッグ3などとは違い、軌道修正に使えるだけの巨大な力が、トヨタには奥底に蓄えられている訳で、おそらくトヨタ幹部も、時価総額がどうとか国家を挙げて痛めつけられたとか、そんな小さなものを恐れているのではなく、今回の問題を反対に捉えて、三河の田舎者に戻り、クソ真面目な企業に再度生まれ変わる契機に出来るかどうか?の方が、圧倒的に問題視していると思います。
多分、一年を待たず、そうなれる力を見せることでしょうね。
多少、痛い目に遭う事も、改革には必要ですから。
今回、歴代トヨタ社長が極端に嫌っている
巨大企業病に、トヨタが陥りつつあったのは間違いなく、豊田社長が動いたのは、自分以下、トヨタ全体にそのことをアナウンスしているようにも見えました。
ですから、これからのトヨタの成り行きを見守りたいですね。
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Posted at
2010/02/06 21:06:59