2012年01月26日
サマリーって何?それ美味しいの??(汗)
いきなり出てきたM&A案件。
…ところが。
あまりにも特殊な事案(大汗)。
どこの専門会社と話しても、余りにもイレギュラー過ぎると言われる(汗)。
債権者申し立ての破産というそれだけでも珍しい過ぎる手続きが絡む。
…これ以上は言えないなあ。
また、ある事業資産が絡む。結構有望。
…これまたこれ以上言えないのが残念(汗)。
案件化できるかも不透明。もしできて上手くいったら…一部は書けるかなあ。
※ただし、どこの専門会社もとても興味津々ではある。
だから、有象無象の連中が、利益を漁りに湧いて出てくるタイプの案件。
こういうのは、蛆虫や蛭のように生血を吸おうと暗躍し、立ち回る連中がごっそり出てくるタイプの案件。
元来、M&Aの世界では、ただでさえM&Aってそんなのが出回るし、そういう情報が一端流れると、その案件は成功まで行き着かないパターンも多い。
で、そういうのがうちに持ち込まれた。
しかし、ある程度中身を見れば、どうにかやれそうな良い可能性を秘めている案件であることも確か。
前々からM&A案件の取引したいと申し込まれていた業界の会社に、事業の一端を表し、買い手探し(最初はスポンサーが入口)の検討に入ってもらうことになった。
そこで言われたのは…
「企業概要書を書いてほしい」
「『サマリー』程度で良いので」と言われる。
こんなの、どうやって書くのよ(大汗)。
余りにも特殊だし、何よりもスピードが重要視される案件。
元々サマリー程度(大体2枚から3枚で企業ないし事業の内容を要約したもの)で書いて送る事がいいのか悪いのかも問題だと思っていたので、その事も言ったけれど、確かにノンネームの段階は超えている。そんな事をしていても事態は進まない。FAと買い手に秘密保持を巻いた上で、手始めにサマリーでも出さないと話が始まらない。
※普通のM&Aなら、売り手は概要書と評価書によって事業を「価格」という点で評価しておき、最初はノンネームシートで「こんな企業(事業)が売り案件でありますよ~」というのを買い手候補に出す。企業の名前も伏せられているし、大分情報の幅があるものではあるが、アドバイザーが持ち込む場合、大抵が興味を持ちそうなところに打診するので、それでも結構な反応がある場合もある。その後で更に興味があると言えば、秘密保持契約をした上で企業概要書を出す。ここで買い手が買いたい!と思えば、専任者(大抵持ち込んできたアドバイザーとFA契約を締結し、買い手専任となるケースが多い。この場合は売り手の専任も兼ねるので仲介とも呼ばれる)を立てて詳細資料の提出を求め、買収の検討に入る。そこからがM&Aの専門職たちの困難な本番となる訳だ。今回の場合、破産が絡んでいるため、割とスピードを要するので、既にノンネムなどの眠たい事は飛ばさないといけない。そこが難しい。何故なら、これは一発で買い手の購買意欲を賭けるしかない状態だからだ。
どこまで書こうか…一般のM&Aでもこんなものという基準は、今やっと覚えたところなのに(大汗)。
問題は、企業概要書というものは、そもそもが売り込みのために興味をそそるようにアピールするための資料なので、元々出す方が、事業や企業のプライシングのある程度の叩き台(一応の企業評価書)を持つところまで全資料を取りそろえるところで作成する訳だから、相当事業を分かっていないとダメ。
こんな複雑なのをやんの?ワタクシが?
無理やん。
会計の知識も不足している。
当該業種の世界も全く知らないに等しい。事業資産の世界に繋がりが無い訳でもないし、同種事例での知識があるだけ。
一応この世界の実務を勉強してきたけど、今回のはそんなもんじゃない!
第一、破産手続きそのものにかなりの問題があるため、どないもこないもあったもんじゃなく、上手くいくかどうかもよく分からない有様になってしまっている。
でも、やんないと始まらん。
う~~~~~~~~~~~~~~む…
おもろいやないか。
くそ。
上等ぢゃ。
やったるわい。
じゃりン子チエ風に言えば、「うち、儲かる♪」し、何よりも知的好奇心をボリボリと引っ掻くもんね。
ところで。
シルビアの外装、どうしようかな?
3ナンバーにしないで5ナンバーでもやりたいのもあるし。
それに、3ナンバーなら、大人しく35スカイラインにWEBER SPORTSのエアロを着けたいと思うようになった。
シュミ、悪いっすか??
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Posted at
2012/01/26 22:49:36
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