小学生時代の担任の先生が倉敷市議選に立候補！？

今日、スクーターに乗って信号待ちをしていると、道路脇に今週末選挙が行われる倉敷市長と倉敷市議補欠選挙の立候補者のポスターが貼ってある看板があり、ボケ～と眺めていました。

すると倉敷市議補欠選の立候補者の「すみより善志」というオッサンに目が止まりました。

「すみより善志・・・　どっかで聞いた名前やなあ？　　すみより・・・　善志・・　善・・　ん！！！？？？？　まさか！！！　あの　住寄先生では！？」

私は進みかけたスクーターをＵターンさせて、そのポスターに顔を近づけてシッカリと凝視すると、確かに５８歳相応の老け方ですが、私の記憶している昭和５４年当時２０歳代後半ぐらいであった頃の住寄先生の優しい目がそこに写っていました！

現在の私しか知らない人は信じられないかもしれませんが、その当時小学生の私は本当に人見知りが激しく引っ込み思案で友達がほとんど作れず常に一人でポツンといる少年でした。　休み時間などはいつも図書館で一人きりで本を読んで寂しさを紛らわせていました。　遠足とかに行くと、もっと悲惨で他の同級生達が、それぞれの仲良しグループで集まって遊びに行くのですが、私はどこのグループの輪にも入ることが出来ずよく一人きりで座っていました。　あの時は本当に辛かった・・・

そんな私を見かねてか？担任であった住寄先生は、いつも私を気にかけてくれてコッソリ一緒に遊んでくれました。　今、思えば担任として当たり前の行為であったかもしれませんが、その時の私にとっては先生の心遣いがどれ程嬉しかったことか・・・

後にも先にも、そのような気遣いをしてくれた担任の先生は住寄先生ただ一人だけです。


ポスターの中の住寄先生の目を見ていると、忘れかけていたそのような苦い記憶が一気に蘇りました。


今回の選挙は政党やその他諸々の事なんか一切関係無く、私は「すみより善志」氏へ一票を入れに行こうと思います。　たかが一票かもしれませんが、それが私に出来る住寄先生への心からの感謝の気持ちです。