
過日、勢いで落札してしまったレンズだが、我が家に届いて2日経過した。程度も製造年(恐らく1980年代後半)を考えればまずまずのものだった。不安材料としては「レンズ内部に薄い曇りがあること」「カビっぽい小さなシミが2つ見えること」「ズーム環が緩いこと」くらいか…と思っていたが、そんなことは大して問題ではなかった。一番の問題、それは重さである。レンズ単品で優に1kgを超えているのだ。D700に着けた場合、2kg超となってしまう。鉄アレイかっ?!
しかも、それに加えてホールディングがしにくい! この手のレンズはレンズ本体を左手で支えなければ構えられるものではない。しかし、このレンズときたら支えたい部分全て(ピント環、ズーム環、三脚座)が可動してしまうのだ。ズーミングの際はズーム環を2本の指でつまみ、レンズの重さを支えつつ回転させなければならない。なかなかの苦行である。正直、左手が攣りそうになる。
しかし…だ、やはり「腐っても鯛」ではないが、描写はなかなか鋭いものがある。開放だと少し甘い感じになるが、2絞りほど絞ると見違えるようにシャキッとするのだ。大きく重い分、取り回しにはかなり苦労をしそうだが、三脚を使って腰を据えて取る場合には重宝するかも知れない。そういう場面は多くないだろうが、本気レンズの仲間に入れても良いかも…と感じさせられた。
気が付くと、社外レンズ(専業メーカー製と言えば良いのか?)が5本になった。大学生の頃から持っている70-210mmズーム、D200用の便利ズーム18-200mm、そして今回のTokina 80-200mm F2.8、TAMRON 24-70mm F2.8、SIGMA 600mm F8である。後半の3本(下の写真参照)は我が家のレンズの中でも特に図体がでかく、重たいものである。

何れも気軽に持ち出せるものではないが、せっかく買ったのだから無理をしてでも使おうと思っている。もっとも、その前に少し腕力を付けなければならないかも…w
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Posted at
2020/09/10 23:11:23