
2015年10月11日(日)
石川県立音楽堂コンサートホール
「花咲くいろは」ぼんぼりオーケストラ in 金沢
昨年夏に北陸遠征してから1年ちょっと。再び金沢を訪れるとは、全く想像していませんでした。
しかもこの日チケットを確保していたKalafinaのライブを友人に譲ってまで・・・(しかも2回目)
前週の大阪に続いての遠征ですが、何故そうなったのか?
確かに「P.A.」「花いろ」好きですし、ぼんぼり祭りと重なります。しかしお焚き上げは前日の土曜日なので日曜日に行っても何もありません。
作品イベントと言ってもnano.RIPEはじめアーティストのライブがある訳でもありません。それでも私を突き動かすには十分な内容でした。
「花咲くいろは」岡田磨里書き下ろし
キャストによる新作朗読劇×
オーケストラ・アンサンブル金沢による花いろ劇伴楽曲演奏
しかも今回の出演はこの5人!
伊藤 かな恵 (松前 緒花 役)
小見川 千明 (鶴来 民子 役)
豊崎 愛生 (押水 菜子 役)
戸松 遥 (和倉 結名 役)
能登 麻美子 (輪島 巴 役)
ここまで揃ったのは初めてでしょう。揃ったからこそ出来ることもあるでしょう。
(一歩間違えれば某ダークネスなイベと間違えそうですがw)
しかし・・・・・これだけでは遠征を決断するには至りませんでした。
今回も大切にしたのは「縁」でした。
まぁここ半年、能登に関連した仕事をしていたというのもありますが、今回は「
おーでぃーえい」さんからのお誘いでした。
と言っても既に今年何度お会いしていることやら?
実は「おーでぃーえい」さんを通じて最近お友達になった「
ブラン・ヒッコリー」さんもいらっしゃるとの事。契約自体は最近ですが、実は色々と価値観が似ている気がしてずっと気になっていた方でした。しかし姫路の方とお会いするなんて事は無いだろうと思っていたのですが・・・
まさかこんなに早くお会い出来るとは!?(ってパターン多いなぁw)
正直、これが決断のキッカケでした。BRZ乗りの弟さんもご一緒との事で、3人は前日のぼんぼり祭りからの参加。私は仕事でしたので1日遅れで金沢入りしたのです。
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私、輝きたいんですっ!!
まさかこのネタを自分が使う事になるとは・・・・・w
本当は米原経由で「しらさぎ」のほうがお得ですしネタ的にも有りなのですが、ただ北陸新幹線に乗りたかっただけという(^^;
(てか、「かがやき」とか「つるぎ」とか解ってるよねぇ♪)

さすがに混んでましたねぇ。昨年はこんなに人居なかったよな。改札渋滞するし。でも良い場所に改札が出来たので出てから楽でしたね。ちなみに昨年は目の前に見えているホテルに宿泊しました。鼓門は夜になるとプロジェクション・マッピングに照らされて大変賑わっておりました。
ここで前日入りの皆さんと合流しました。何だか全く久しぶりな気がしないし、ブラン・ヒッコリーさんも初めてお会いした気がしなかったのは何故だろうか(^^;
今回もお任せノープランだったのでまずは観光。バスで「ひがし茶屋街」へ。

をぉ。何だか自分、観光客っぽい。昨年は違う意味での観光だったのでこういう場所全く来なかったんですよね。。
この
金ピカ野郎の宝物庫 金箔に覆われた茶室、凄かったなぁ。
よくビームを弾きそうだ。
金沢駅に戻って美味しい食事を・・・あれ?画像が無い?
そしていよいよ会場へ。実は駅前なのです。昨年、いつかここに来たいなぁ?なんて言ってたっけ?


明らかにスフィアファンが多いのは気付かないフリをしておいて・・・さすがに昨日から来ていた方が多かったですね。そりゃそうだ。
ここはコンサートホールとは言え「音楽堂」です。実は前週以上に着ていくものに悩んだのですが、皆さんそんな雰囲気じゃなかったですね。。
石川県立音楽堂は渋谷のオーチャードホールともまた違い、クラシック・コンサートの為の施設です。入った瞬間に漂う緊張感。
概念伝達 携帯の電波など遮断され、音楽に没頭できる空間でした。
入場時にプログラムが配布されました。クラシック・コンサートなどでは常識ですが、既に演目が公表されており、それを愉しむ為に行くのです。つまり「ネタバレ」なんて概念が存在しないのです。
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<プログラム>
【第一部】
ハナノイロ 作曲:きみコ
*** 朗読劇『ここで咲く理由(わけ)』 *** 脚本:岡田磨里
*緒花パート 始まりの音色
熱意が動く時
*菜子パート 微笑の空気~ふわりと~
受け止めてくれる優しさ~from ハナノイロ~
*巴パート 妄想は個人の自由
不器用な乙女ほど美しく
*結名パート 前向きなココロ
嬉しさ優しさ暖かさ
*民子パート 綺麗な風が吹く
アイディアがまとまっていく瞬間
作・編曲:浜口史郎
Hazy 作・編曲:黒須克彦
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休憩
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【第二部】
***** トークコーナー *****
影踏み 作曲:きみコ、佐々木淳
はなさくいろは 作・編曲:ミト
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【第一部】は1人ずつ出てきてオーケストラバックでの朗読。喜翆荘の4人は「あなたが、喜翆荘で働くことになったきっかけを教えてください」という質問に答えるというもの。これは今まで語られてこなかった部分でもありますが、笑いあり感動あり、何より各声優さん達の才能を思い知らされる素晴らしいものでした。
結名は「あなたは将来、一人娘として福屋をつぐことになるのでしょうか?」という質問でしたが、これちょっと感動なんてもんじゃないですよ。そういう立場だからこその苦悩。だからこその振る舞い。独り行き詰って泣いていた時にスイさんの言葉に救われたとか。。
それにしても、はるちゃんヤッパ凄いわ。てか皆凄い。
オケの「Hazy」良かったわぁ。。。2人も感動していた♪
【第二部】のトークは5人で。
まぁ、詳しくは書きませんし他の方が書いているので心にしまっておきます。
「影踏み」の出だしはどうするのかと思ったらフルートでした。これもなかなか良いですね。更にアンコールではないのですが、はるちゃんのリクエストで「カノン」の演奏。そして「面影ワープ」はどうしても身体が動いてしまうし歌いたくなってしまう(^^;
♪本当は~少し怖くて~触れなかったカブトムシ~
OEKエンジェルコーラスの子供たちが会場内通路に並んでの「ぼんぼり夜」は感動的でした。(お船引きを思い出したのはナイショw)
うん、本当に行って良かった。改めて「花咲くいろは」が大好きだと思った。
この作品の魅力って、出演者の皆さんもおっしゃってましたが、今にもその辺から出て来そうな「日常」っぽさなんですよね。「聖地」という言葉は好きではないのですが、まさにここに来なければ分からない「日常」ですね。その中で頑張って輝いている皆を見るのが大好きなのだと思います。
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帰り際、物販にて本日の脚本付きパンフを購入。ここでこの映像が流れていました。
原作ファンは言いたいコトがあるようですが、スタッフを見ただけで期待しかしません!
終演後はブラン・ヒッコリー号で湯涌温泉に連れて行ってもらいました。
祭りのあとってこんなもんか・・・というくらい静かでした。まぁそのほうが。。
時間が時間なのでSSSには行きませんでしたが、またチャンスはあるでしょう。
金沢駅まで送っていただいた後、おーでぃーえいさんと何か美味しいものでも食べようと彷徨ったのですが何処も予約でいっぱい。少し離れた場所で良い穴場的なトコロを発見。これが大正解でした♪
楽しい宴も終わりそれぞれ帰路へ。また来年も来るのかな?
8月に♪

ちなみに今回の旅のお供に導入したコレ。なかなかいっすよ♪