いよいよ内容に入ります。
既にたくさんのレポートが上がっていますが、時間を置いて落ち着いた今だからこそ気付くこともあります。せっかくなので、思い入れのある各アーティストに対し、「自分なりに」じっくりと書かせていただきました。
思ったより長文になってしまいました。よろしければお付き合いください。
先ずは答え合わせの意味で
前日に書いた予想(妄想)をお読みいただきたく・・・というか、発表があった半年前からメモ書き程度に下書きしていたものですが、いろいろな意味で笑っちゃうでしょう(^^;
しかし!
当日、菅野よう子さんがインフルエンザで出演できないとの知らせが・・・・・
これでもう、何が起こるか分からなくなりました。いや、むしろ何も起こらなくなったのか。。
会場に近づくと、やはりワルキューレ装備が圧倒的に多いですね。「それでいいのか?」という想いで自分はあえて外しましたが、ユニバ・スカジャン着ている方、この大きな会場でも1人しか見ていない。しかも女性ですが、JUNNAちゃんの時に居た方かも?
そんな中でもFJS集団が和気あいあい集合写真撮っていたのにはホッとしましたね(^^;
屋台が出たり、(フライングホットドッグとかw)お祭り騒ぎでしたが自分は事前物販を済ませているのですぐに入場。思ったより広い会場ですね。
アリーナB3ブロックということで前寄りちょい左。そのブロックでも前方の座席。ステージが高いので見にくいことはないが座席間がちょい狭いかな。。
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今回の犬フェスで気になっていた大切な事。
拘りを持ったFlyingDogさん、恐らく全て生演奏になるはず。
事前のTwitterでリハをしていると確認していた2組のバンド。
〇北川勝利さんがバンマスを務める「北川バンド」(と仮に呼びます)
新居昭乃さんのサポートは公表していましたが、もちろん真綾さんサポート。
まめぐはチャッピー大先生(西脇さん)のバンドなのでワルキューレもそうなりますが、西脇さんが出なければどちらも北川バンドになるでしょう。
〇是永巧一さんがバンマスを務める「FBM」(と仮に呼びます)
梶浦さんの音楽活動を長年支えてくれている「FRONT BAND MEMBERS」です。(今回は便宜上あえてこんな紹介でご勘弁を)。
部長の演奏もしたことがありますが、リハ風景を見るに数組演奏しそうな機材の数でした。そう言えば、ワルキューレのレコーディングに参加した方も居ます。
あまりにも耳慣れているFBM。余談ですが、Aimerさんの『I beg you』を初めて聴いた時に間違いなく巧一さんのギターだし、強様のドラムだし・・・自分にとってはあまりにも聴き慣れた曲調だったので『花の唄』ほどの衝撃が無かったという。。(てか、どちらも演奏はFBMですがw)
他に全く情報が無かったので2組で全て演奏しそうな感じ。どちらが出ているかで次のアーティストは容易に予想できてしまいます。
どちらも自分にとって大変聴き慣れた大好きなミュージシャンたちです。これもまた犬フェスの魅力。
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定刻。
【 プレゼンター 田中公平 】
シークレットゲストという扱いらしいです。なるほどこういう感じで進むんですね。単なるお祭り騒ぎではなく、真面目に取り組む感謝祭であることが理解できました。
知らない方は佐々木社長が出てきてご挨拶・・・と思ったらしいですが、トップバッターなので「トップ」繋がりでw
ビクターとの関りが深く、昔4日で76曲書けという無謀なオーダーに応えてしまい、佐々木(当時AD)さんの目に留まったと。
庵野さん、広井さん、川井さん、菅野さん等々・・・と出会ったのも佐々木さんのおかげ。というかワガママ。会わせたら面白いものが出来るだろうという・・・w
「ガ」が多すぎて読めない!とかね。あれでもかなり減らしたとか。。そんな楽曲や縁に対しての想いを語り、終わりかと思いきや・・・
「ちょっと、1曲やっていい?」
と、ピアノに向かう。当然大盛り上がり!
そして暗く遠目でも判るFBMの姿。
「ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!」
と始まると、まさかの遠藤正明さんが登場し歌い始める!!
【 遠藤正明 & 田中公平 】
01_勇者王誕生! 「勇者王ガオガイガー」
完全に意表を突かれましたね。半年前から妄想して、こんな展開になるとは思ってもいませんでした。FlyingDogらしいと言えばらしい。
この曲、というか勇者シリーズはぶっちゃけ自分の範疇ではないんですよね。当時面白い作品はOVAばかりでTVアニメの質が落ち、あまり観なくなった時代でした。
だからOVAを観ていたかと言うと、お金がかかるから観ない。という悪循環。。
ヘタな俳優が声優の領域を犯して商売っ気に走ったのも嫌になった原因。。
とまぁそんな感じで知らなかったのですが、とある友人がカラオケでいつも楽しそうに歌っているので曲だけは耳に残っており・・・
スッゲー盛り上がりましたwww
これって大事な事だと思うんです。そもそもアニソンって番組タイトルを連呼したり、子供の脳裏にインパクトを焼き付けるものが長期にわたり歌い継がれています。アニキが良い例。
そういう事を思い起こさせてくれた演出だったのかなと、今になると思います。
【 May’n 】
02_Chase the world 「アクセルワールド」
03_射手座☆午後九時Don’t be late 「マクロスF」
04_ダイアモンド クレバス 「マクロスF」
エキシビジョン(?)が終了し、やはり最初はこの方でしょう。そのままFBMが演奏します。
「FlyingDog」といえば「マクロスF」の歴史と共にあり、同時に「May'n」と改名してからの歴史と言っても過言ではありません。
そして、私をアニメの世界に引き戻してくれたキッカケ。ライブの素晴らしさを教えてくれた存在。
『チェイス』は先日のリスアニ!LIVEで歌わなかったので今回来ると予想。他の2曲は「シェリル・ノーム starring May'n」として初の両A面シングルですから納得。
「シェリル・ノーム starring May'n」つまり「
歌唱担当」という考え方。『Angel Beats!』のLiSAしかり、「餅は餅屋」という事。自分が昔から「声優アーティスト」に異を唱える原因。
全ての人間に唯一平等に与えられたものは「時間」です。自己啓発や鍛錬、休息に充てられるのも等しく「時間」です。「二刀流」が両立するのはあり得ない。
非常に稀な才能の持ち主も数名居ますが、メジャーリーガーの大谷翔平選手でさえ、どちらもスペシャルですが当然フル出場は出来ません。簡単に言えばそういう事です。
余談ですが、FlyingDogって日ハムと似ている気がします。新人を発掘し、大成させるのが上手い。その手法は常識に捉われない懐の深さ。
「声優アーティスト」が成功している錯覚の多くは単なる作品人気です。それもまた戦略で、声優をアイドル化させ、様々な「物」で稼がないと製作費を補填できないというのが現在のアニメ業界。数を減らしゃいいんだよ。。。当然、内容は・・・・・
そんな中で、May'n部長のように「歌唱の専門家」が作品やキャラに寄り添う事で生まれる効果は計り知れず、例えば主題歌であっても自身の想いが別に込められていたりします。結果、楽曲そのものが作品から独立して進化して行きますし、LiSAのようにライブにアニメ色が全く無くても盛り上がる。
部長の魅力は何といっても「空気感」です。空気を震わせるような繊細な歌い方。その時々で同じ曲なのに全く違う感情や意味を持たせることができる。
その最たる楽曲こそが『ダイアモンド クレバス』です。
部長はシェリルの激しく揺れ動く心情を声色や勢いではなく「空気感」で表現出来る方です。歌い方でその場の心情が伝わってきます。これがアニメとは無縁だった音楽ファンの心を掴んだのですよね。自分も部長のおかげで国内外、様々な出会いをいただきました。
当時こんなブログを書いていました(^^;
「
真空の・・・」「
光の・・・」
部長は一番大切な曲として、シェリルへの想いを大切にしつつ、自分の想いを乗せて歌い続けています。
だから部員さんはどんなライ部でも『ダイアモンド クレバス』の時はペンライトを消灯し、静かに聴き入り部長の気持ちを受け止めようと思うようになりました。
「歌が上手い」という事はカラオケで100点出す事ではないのです。。
原曲通りに歌う事に何の意味が・・・・・
だから「喉からCD音源」という言葉が大嫌いなのです。
楽曲はレコーディング後、リリース後に様々な過程を経て成長していくもの。
だからライブが大好きなのです。
そういう事も部長との関りの中で学びました。
【 ナノ 】
05_SAVIOR OF SONG 「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」
06_No pain, No game 「BTOOOM!」
ナノさんと言えばMay'n部長とOP、EDで様々な作品で組んできましたので部長の次というのも何だか納得。しかし自分にとって一番大きいのはやはりこの曲。
絶対にやらないはずがないと、イントロ前に既に準備万端!
「ナノ(nano) feat. MY FIRST STORY」の曲なので今回どうするのかな?と思っていましたが普通に盛り上がりましたね。FBMの演奏というのもまた特別♪
残念ながらこの場に居ない(はずの)Tridentさんの想いも込めて思い切りブチ上がりましたよ!!
他にもアルペジオ関連では名曲数々・・・
この頃から「WEST GROUND」さんと組む事が多くなり、「八月一日 静」役のなおぼうとも縁が深まりましたよね。なので自分はこの曲を聴きたかった。。。
「魔法少女育成計画」ED曲です。作品と相まって泣けてしまう大好きな曲。FlyingDogが音楽制作にあたる作品は本当に良作ばかり。。。
ま、スノーホワイトではなく葵さんでも盛り上がったでしょうけどw
【 FictionJunction 】 (ゲストVocal:笠原由里)
07_salva nos 「NOIR ノワール」
そのままFBMの流れですが、いきなりラスボスのご登場に戸惑うワタシ。。。これは完全にシークレットゲスト的な展開!!
いや、自分の思い込みだったか。ふと前の方の背中で確認、Tシャツにしっかりと「FictionJunction」「FictionJunction YUUKA」別立てで書いてありましたねw
「fate」のイメージが強い笠原さんですが、さすがにそれは無いのでこの選曲は有りでしたね。ステージ上段からの圧倒的な破壊力!
当然、ゆり姉、かおちゃんもコーラスで参加。かおちゃんが下ハモかぁ。。。(以下略。
笠原さん退場。もう次の曲は決まり切っています。心の準備。
【 FictionJunction YUUKA 】
08_暁の車 「機動戦士ガンダムSEED」
09_nowhere 「MADLAX」
入れ替わるように登場したYUUKAちゃん。イントロが流れた瞬間、皆さん驚いてましたが、何故?????
『暁の車』については以前想いを書ききったつもりです。今読んでもブレていません。
「
『暁の車/水の証』~Re Tracks 」
生で聴くのは
5年ぶりですかね?悲しげで済んだ声、その中にH同様、金属的な成分が若干含まれている魅力は相変わらず健在で、正にこの曲を歌う為に産まれてきたのではないかと思ってしまうくらい。。
声優としても有能で「マクロス・ゼロ」のマオ・ノームは印象深いですが、長崎県出身の侑香ちゃん、坂道のアポロンも良かったですね。最近の某作品を観て思い出しました。
あれ?そういや未だにSC所属なのかな?部門消滅したとか?
会場内、赤く染まりましたが「暁」ってどちらかというとオレンジですよね。歌詞にもオレンジと出てきますが、「オレンジの花」は白なのです!
自分、梶浦さんの時は絶対に振らないのですがこの曲だけはその事を周囲に伝えたく、「白」を振りました。終盤で「オレンジ」→「赤」という流れ。理由はブログに書いた通り。他にもごくわずかですが「白」振っている方居ましたね。
まぁ、これを観ていただければ。。
梶浦さんは映像に合わせて作曲されますが、この時はさすがに曲に合わせた構成でしょう。これが心に響く理由です。
『nowhere』も当然来ると予想していましたが、この流れで切り替えは難しい。。しかしこれもまた、イントロ始まる前に準備万端、クラップすべく両手を挙げていましたw
♪
♪ ,_(ゝ ヤンマーニ
γノノ~り) ;y=‐ ヤンマーニ
从 ゚д゚)/ ヤンマーニ
ー=y;/| y | ヤーイヤー
<へ \
~~~>~ ♪
♪ ,(ゝ、 ヤンマーニ
ー=y; ((ノりヾヽ ヤンマーニ
\(゚д゚从 ヤンマーニ
ノノ| y |\;y=‐ ヤーイヤー
/ へゝ ♪
~く~~~~
ちなみに「ヤンマーニ」は空耳。正確には「ヤンラーイ」。
メッチャ楽しかった♪
【 プレゼンター 河森正治 】
大歓声!!!!!
そりゃそうだ♪
この方が居なかったら・・・・・・・・・・
そしてこの方の思い付き、ワガママを聞き入れて実行してきたビクター、FlyingDogのスタッフさんたちが居たからこそ。。。
大学在学中からアニメ制作現場に関ってきた河森さんも今年40周年。
「超時空要塞マクロス」というとんでもないアイデアと拘りの詰まった作品は幼少の頃より私の人生に大きな衝撃を与え続けてくれています。
とんでもない手間ひまかけ、血ヘドを吐き入院しながらもながらTVアニメの枠でリアルに拘りぬいたスタッフ。本当に感謝です。
「歌」「恋愛」「可変戦闘機」の組み合わせ、そして「板野サーカス」は圧巻。
特に劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の冒頭、暗闇から徐々に光と共に現れるSDF-1マクロス。そこからクローズアップするブリッジのリアルさ、そしてバルキリーの発進シーンは本当に衝撃的でした。(ここであんな曲、普通使わんよ!)
この作品の多くの手法は他作品でも使いまわされていますね。せり上がる透明なステージ、Δでもよく使われますが、心の底からこみ上げるものがあります。ムービングステージの元祖です♪
劇場スクリーンやBD画質で観て今でも通用する作画は本当に多くの作品に見習って欲しい。
そして何といっても語り継がれるラストシーン。何度観ても涙。
(ミサイルの代わりにタコハイとバドワイザーの缶が乱舞しているのは有名なハナシ)
そもそも思い付きだったアイドルの歌で宇宙大戦争を止めるというとんでもないアイデア。
後に歌っているだけで戦わないパイロットも出てくるし、AIが作るバーチャルアイドルが歌い人々が夢中になるとか、さすがにスタッフも疑問に感じていたそうですが・・・
そんなイカれた時代が来てしまいましたw
「ミカン箱から武道館へ」という有名な言葉も生まれましたが・・・
本当に先見の目がある方だし、運も持っていると思います。
ド素人を主役に抜擢し、作品内で育ててしまうのもリアルに拘ればこそ。それが皆、数年後には立派なアーティストになっている。
主題歌を歌う人が居なかったので、当時まだあどけない高校生の新人だった主役の女の子に歌わせてみたら凄く良かったとか。今では多くの若い子に憧れられる存在。
先ほど歌った方を元気で活発な役に抜擢なんて普通考えられないし。
その孫娘として銀河を震わせちゃうほど圧倒的な歌唱力を持つ方を用意し、相反するシンデレラを募集したらどちらも刺激し合って凄いアーティストに成長しちゃうし。
全く違うバラバラで強い個性を集めてみたらとんでもなく素晴らしいハーモニーを生み出し、もっともっと先を見たくなったとか♪
(てか、「来年の新作劇場版」とかポロっと言ってしまいましたがw)
これからも、我々を驚かせ続けて欲しい方です。
そして河森さんの想いを表現するには今日ここに来れなかった菅野よう子さんの存在も大きかった。
我々はこの日、大変貴重な体験をしました。
菅野さんも地球人だった!(河森さん談w)
そしてここで、あとひとり大切な歌姫を紹介するとの事。
すっと心に沁み込むような彼女の歌声を聴け!
と、静かに伝え、ステージを後にしました。
ふと、ステージ上のバンドが入れ替わっています。
あのシルエット、どう見ても北川さん以外考えられませんw
【 新居昭乃 】
10_Voices 「マクロスプラス」
11_キミヘムカウヒカリ 「ゼーガペイン」
「マクロスプラス」そして「菅野よう子」が日本のみならず世界のアニメ業界、アニメ音楽業界に与えた影響は計り知れない。。。
やはり河森正治氏、そしてビクターは本当に大きな存在です。この直前に歌マクへ「プラス」が実装された事しかり、河森さんから紹介されたこの流れには意味があるのです。
ピアノ弾き語りで歌い上げる歌声・・・これって菅野さんとやりたかったんじゃないかな。。
初めて生で聴きましたが、「人の心」が生々しく伝わってくるウィスパーヴォイス、そして「仮想現実」のような菅野さんのメロディーの組み合わせが改めてこの作品の本質を思い出させてくれました。
そういう意味では「ゼーガペイン」も似たようなテーマですね。こちらは制作会社もスタッフも全く違いますし、新居さん自身による楽曲ですけど。。
北川バンドとの相性もバッチリでしたね。
あぁ、やっぱオイラが好きなアーティストって「鼻にかかった特徴的な声」「ウィスパーヴォイス」の成分を持つ方なんだなw
【 ALI PROJECT 】
12_亡國覚醒カタルシス 「.hack//Roots」
13_勇侠青春謳 「コードギアス」
アリプロさんは自分から積極的に見たり聴いたりするタイプではないので今回見られて良かった。何年経っても変わらぬ圧倒的なパフォーマンス。もの凄いパワーと説得力を感じました。
「.hack//SIGN」「.hack//Liminality」は劇伴が梶浦さん、OP、EDがSee-Sawなので一応観ましたが他は未見。(内容はほとんど覚えていない)
でも『亡國覚醒カタルシス』はさすがに知ってますねw
『勇侠青春謳』も「復活のルルーシュ」公開直前なので予想通り。
そして遂に・・・・・・・・・・
【 中島 愛 】
実はこの日の装備、成分的にまめぐ率高くしていました♪
振り返ると最初から応援していた訳ではなく、シェリル、そしてMay'n部長しか見ていなかったワタシ。理由は先ほど書いた通り。
「ランカ・リー = 中島愛」と「シェリル・ノーム starring May'n」の違い。新人声優が頑張って歌ったところで本業に敵う訳がないという間違った思い込み。。。
しかし、共に刺激し合って成長していく姿はどちらが欠けても成り立たない。
ひとりでも欠けたら、意味を失ってしまうもの。
そういう考えに至ってから掘り下げていくと、本当に素晴らしい才能の持ち主であることに気づきました。恐らく、この瞬間から・・・
『蒼のエーテル』は母であるランシェ・メイ役の坂本真綾さんから、娘ランカ・リーである中島愛さんに向けて書かれた思い入れのある詞。
この曲は真綾さん自身どうしても歌いたくてセルフカバーしました。母から子へ、ピアノと共に優しく語り掛けるような素敵な曲。静まり返った場所でじっと目を閉じて聴きたくなる曲。
しかし、やはりランカ本人の為に書いた為、他人が歌うのは難しいとの事。
声優アーティストだからこそ歌えるもの。
役柄本人だから伝わるもの。
そういう音楽もあるのだと知った瞬間でした。
詳細については当時、
こんなブログに綴りました。やはり今でも自分の想いはブレていませんねぇ。
だからふたりで、菅野さんのピアノで歌って欲しかったんだよねぇ。。。
ともかく・・・・・ここで最初に歌うべき曲は決まっています!
名前が出た瞬間、絶対にこの曲と確信。まめぐブレードに持ち替え、既に「踊る」準備万端です!
みんな! 抱きしめて! 銀河の、はちぇまれ~!!
イントロが始まると共に場内大歓声、一気に緑に染まります!
14_星間飛行 「マクロスF」
何度も聴いたこの曲。
しかし今日は何かが違います。
「感謝」「喜び」「緊張」・・・「不安」。。
正しく「FlyingDog」そして「マクロスF」と共に過ごした10年。
その才能で活躍の場を広げ、成長してきた10年。
途中、お休みもしました。
それでも温かく迎えられ、無事この場に立っています。
彼女の性格上、自分にその資格があるのか?と悩むこともあったでしょう。
全てが報われた瞬間だったのではないでしょうか。
当然!全力のコールと振りコピで祝福します!!
そしてクライマックス!
みんな一緒に~
v(ゝ▽・)ܢ キラッ☆
何だろう、こんなに清々しい、集大成の「キラッ☆」の特別感。
マクロスFの「ランカ・リー」、そして今まで個人として応援してきた「中島愛」が10年の時を経て本当の意味でひとつになった、正に
「ランカ・リー = 中島愛」になった瞬間。。
次にこの曲がどう歌われるのか、楽しみでなりません。
そして次の曲は彼女が復帰してからの曲でした。
まめぐの才能をはばたかせたFlyingDog作品、福田正夫氏音楽プロデュースである「輪廻のラグランジェ」「たまゆら」から来て欲しいと願っていましたが、むしろ「今」のまめぐを知ってもらうには良かったのかも知れません。
「今日は土曜日開催ということで、この歌を歌わせてもらいたいと思います。」
もうね、言われた瞬間に「青」点灯してましたよ♪
15_サタデー・ナイト・クエスチョン 「ネト充のススメ」
作品自体はアレでしたが、この曲はフジファブリックと組んだ新境地の曲。
まぁ盛り上がりますよ♪
曲終わり・・・スッとステージ後ろにはけて行くまめぐ。
横ではなく後ろ・・・
暗転。。。
まさか2曲はないだろう?
そう思った瞬間、とんでもないイントロが聴こえてきました!!
【 May’n × 中島 愛 】
16_ライオン 「マクロスF」
ステージ上段に登場するふたりの歌姫!この瞬間をマクロスFファンはどれだけ待ち望んでいたか。。。。。
もちろん、最近の話では『Good job!』で一緒に歌っています。
しかしやはり聴きたいのは『ライオン』なのです!
場内、悲鳴とも取れる大歓声!!!!!
「ピンク」「緑」に染まる場内。
・・・・・ってあれ?オイラ「オレンジ」振ってるけど違った??
May'n部長、まめぐ、どちらにとっても大切な思い入れのある曲。ソロでも何度となく歌ってきました。既に自分の曲になっています。
ふたりが魂をぶつけ合うこの曲。
今回ばかりはあまりにも特別過ぎて、お互いキャラを意識せず「自由に」、今の自分をありのままぶつけ合ったそうです。
「あえて意識しなくても、もうキャラクターは私たちと絶対一緒にいるから、自然と出てくるものだから大丈夫」
先ほど書いたのはつまりこういう事ですね。
我々も歓喜し大騒ぎですが、誰よりもこの瞬間に喜びを感じているのはステージ上のふたりです。
本当に楽しそうに、幸せそうなふたりでした。
見つめ合うふたり。
歌を通じて寄り添い、この10年間の想いを語り合っているようです。
感極まって涙ぐんでいます。
その勢いでしょうか、背中合わせになって歌う姿は劇中では何度もありましたが、武道館以来?
そして最後に自然な流れで抱き合うふたり。。。
座席からステージが近いというのは良いですね。表情がよく見えます。汗や涙、そして感情まで見えてくる気がします。
本当に来てヨカッタ。。。。。
シェリルとランカのその後・・・
もう、どうでもいい。。
今日、この時、この瞬間なんだよ。。。
これでいいんだよ。。。
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ここで前半終了。
既に燃え尽きた感。。。
30分間の休憩。
kz(livetune)によるDJ TIMEです。
フライングドッグ10周年記念 kz(livetune)監修 NON-STOP FlyingDog MEGA MIX DOG RUN!!
こんな感じで名曲たちが流れ、その間にトイレタイム。
と言う訳で、かなりの長文になってしまいました。
後半はいつになるのやら?
懲りずにまたお付き合いいただけますよう・・・
【 後半 】へつづく